第49回日本股関節学会学術集会

会長挨拶

会長 髙木 理彰

第49回日本股関節学会学術集会
会長 髙木 理彰
山形大学医学部 整形外科学講座 主任教授

このたび、第49回日本股関節学会学術集会を2022年10月28日(金)、29日(土)、山形で開催させて頂くことになりました。大変光栄に存じます。今回の学術集会では、「嚆矢濫觴(こうしらんしょう)」というテーマを掲げさせて頂きました。“嚆矢”は昔、戦を始めるときに敵陣に射たかぶら矢をさします。転じて、物事の始まりを意味します。“濫”はひたす、またはあふれるで、“觴”はさかずきです。大河も水源にまで溯れば、さかずきをやっと浮かべられるほどのわずかな水量になるとの意から、こちらも物事の始まりをあらわします。嚆矢には進取の気概に溢れ時代を切り開こうとする確かな躍動を、濫觴からは温故知新につながる粛然とした先人の英知を感じとることができるように思います。股関節学のはじまりや基本を再認識し、歴史的な治療法から最先端の手術療法、保存療法、さらに治療を支える基礎医学、社会医学にも視野を広げながら、本学術集会が、様々な討論を通してさらなる高みを目指すマイルストーンになればと願っています。

超高齢社会が到来し、近年、高齢股関節疾患患者への手術対応の必要性は高くなる一方です。同時に、リハビリテーション医療や薬物療法をはじめとする様々な医学・医療の進歩には目を見張るものがあります。遠くない将来、股関節疾患に対する医学・医療アプローチも大きく変容していくかもしれません。このような時代の流れを見据え、股関節疾患の手術治療の伝承、さらなる革新の視座を保ちながら、あわせて股関節学全体の立ち位置、方向性、存在意義を一層確かなものにする学術集会をめざしたいと思います。幅広く、ベテランから中堅、そして時代を担う若手まで、皆様が興味をもって参加して頂けるよう特別講演、教育講演、シンポジウム、ランチョンセミナー、ハンズオンセミナーなどを盛り込みながら、プログラムを企画する予定です。

10月末の山形は晩秋の静寂感につつまれたさわやかで大変良い季節です。山寺として親しまれ、蝉論争でも有名な宝珠山立石寺、修験道で知られる月山、湯殿山、羽黒山からなる出羽三山や、蔵王、飯豊、朝日連峰や鳥海山などの秀峰、さらに天童、上山、蔵王に代表される名湯や秘湯、最上川舟下り、庄内浜など名所旧跡も数多くございます。この機会にあわせて出羽国、山形を楽しんで頂ければ幸いです。大勢の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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