合同大会

第126回 日本解剖学会総会・全国学術集会

the 126th Annual Meeting of The Japanese Association of Anatomists

第98回 日本生理学会大会

the 98th Annual Meeting of The Physiological Society of Japan

プログラム

【国際企画シンポジウム】

1. 日本生理学会・日本解剖学会 合同 日韓 国際シンポジウム

「オルガネラ品質管理とその病態生理学的意義」

日時 3月29日(月)9:00~11:00

細胞内小器官(オルガネラ)の品質管理は、細胞・組織の機能恒常性維持において極めて重要である。オルガネラの形態構造異常は自身の品質を低下させ、ひいては個体機能の低下や疾患発症の原因につながる。本シンポジウムでは、オルガネラの中でも特に生命エネルギー産生・代謝機能に直結するミトコンドリアの品質管理に着目し、その制御異常がもたらす形態構造変化や機能的変容、および病態・疾患形成との関連について最新の解剖生理学的知見を紹介する。解剖学・生理学の融合により、オルガネラ品質管理を標的とする革新的な医療戦略の創出を目指す。

座長:

西田 基宏
(九州大学)

大野 伸彦
(自治医科大学)

2. 日本解剖学会・日本生理学会 合同 日米韓 国際シンポジウム

「新たな大脳基底核像を求めて」

日時 3月30日(火)9:00~11:00

光遺伝学や新規トレーサー技術によって、大脳基底核の解剖や機能について新事実が発見されてきた。これらは単に新知見に留まらず、大脳基底核の解剖、機能、病態についての従来の考えに変革を迫るものである。今回、国内外の第一線で活躍している若手研究者を招聘し、新規技術がもたらした新たな大脳基底核像について議論するとともに、今後の研究方向について展望したい。

座長:

藤山 文乃
(北海道大学)

南部 篤
(生理学研究所)