ご挨拶
第126回 日本解剖学会総会・全国学術集会 会頭 木山 博資 名古屋大学大学院医学系研究科 機能組織学 |
第98回 日本生理学会大会 大会長 飛田 秀樹 名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経生理学 |
第98回 日本生理学会大会 大会長 橋谷 光 名古屋市立大学大学院医学研究科 細胞生理学 |
第126回日本解剖学会総会・全国学術集会、第98回日本生理学会大会の合同大会は、2021年3月28日から30日までの3日間の会期にて名古屋国際会議場での開催を予定しておりました。しかしながら、Covid-19パンデミックの収束が見通せない状況から、10月末に主催者においてWeb大会とすることを決定致しました。会期に変更はありませんが、Web上で会期期間中のon time配信 と会期後1カ月超にわたるon demand配信の併用での開催を予定しております。
本年度の合同大会のテーマは「Back to Basic ―根深柢固―」を掲げております。昨今、イノベーションを産み出すトレンスレーショナルリサーチが脚光を浴びる一方で、それらの根底をなす基礎科学の重要性が隠れてしまいがちです。特に基礎医学の分野で最も古い歴史を持つ両学会の立ち位置は重要であり、生命医科学の裾野をしっかりと固める、まさに「根深柢固」が両学会には求められております。基礎科学の確固たる深化と活性化は、確実にイノベーションにつながるとの思いから、この機会に今一度両学会の地平を眺めてみたいと思います。
また、今般のCovid-19にともない、医学教育や学術の面でもWebの利用が格段に進み、その良い面と悪い面が見えてまいりました。本大会では、Web利用における課題に焦点をあて、緊急セッションを設け、今後のwithコロナ下での学術と医学教育の進む道を模索したいと思っております。
Web大会への変更に伴い、一般演題募集期間の延長、事前参加登録、通常参加登録の期間に変更がございます。詳しくは、本HPでご確認いただき、是非多数の演題のご応募とご参加をお願いいたします。