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    2024.11.18
    J-CMDで実施する第1回目の共同研究7件が決定しました。

    今回は第1回目の共同研究で以下の7件が決定しました。今後さらに共同研究を追加して、日本人におけるCMDのエビデンスを蓄積していきます。

    • 熊本大学(辻田賢一先生・石井正将先生)
      大気汚染物質の曝露とINOCAの発症および酸化ストレスとの関連
    • 岐阜ハートセンター(松尾仁司先生・川瀬世史明先生)
      運動時のみ/運動時、安静時の両方/安静時のみで症状が生じる患者で、VSA/VSA and CMD/CMD患者の割合、更に患者バックグランドの違い、SAQ-7、イベント発症率、症状改善率の違い
    • 千葉大学(小林欣夫先生・斎藤佑一先生)
      冠血流予備能または微小循環抵抗指数によって規定された冠微小血管障害が臨床転帰に与える影響の検討
    • 和歌山県立医科大学(田中 篤先生・尾崎雄一先生)
      PCI後の責任血管におけるmicrovascular spasmの頻度、臨床的特徴と予後
    • 土浦協同病院(角田恒和先生・羽田昌浩先生)
      Angina with Non-obstructive Coronary Arteries(ANOCA)におけるPhenotyping、およびそのPrevalenceとOverlapについて
    • 熊本大学(辻田賢一先生・松澤泰志先生)
      INOCAにおける不安・抑うつの役割の検討
    • 熊本大学(辻田賢一先生・松澤泰志先生)
      無症候性陳旧性心筋梗塞におけるMINOCAの関与と予後

    2024.10.01
    全国の「CMD検査実施施設」の情報を更新しました(10月1日時点、N=209)。

    今年の7月1日から24 施設増えました。

    2024.09.02
    ロンドンで開催されたCOVADIS Summitにおいて、下川教授がJ-CMDの活動状況について報告を行いました。

    当日のプログラムはこちらをご覧ください。
    プログラムは3部制になっており、第1部で各国のCMD研究状況、第2部でCMDの多彩な臨床病型、第3部でCMDのEndotypeについて討議しました。活発な質疑が行われました。
    会議の模様は、オンラインでも各国の参加者に同時配信されました。

    会議風景

    会場風景

    発表風景

    発表風景

    集合写真

    集合写真

    2024.08.30
    ヨーロッパ心臓病学会から発表された2024年版のガイドラインで、冠微小循環障害に対する機能検査がクラスIの最重要度で推奨されました。

    心臓病における冠微小循環障害(CMD)の重要性が益々認識されてきています。8月30日にヨーロッパ心臓病学会から発表された2024年版の「慢性冠症候群(CCS)に関する診療ガイドライン」で、冠微小循環障害に対する機能検査がクラスIの最重要度で推奨されました。

    ESCガイドライン

    今後、CMD検査がわが国でも広く普及することが期待されます。

    わが国のCMD検査実施施設については、本HPをご覧下さい。

    CMD検査実施施設

    2024.07.29
    7月28日(日)に2024年度の第1回運営会議と通算で第3回の研究会を開催しました。

    運営会議では、研究会の学術活動等の促進を図る目的でステアリングコミティ—の設立が承認されました(下記、敬称略)。

    (委員長)

    (副委員長)

    下川宏明(国際医療福祉大学/東北大学)

    角田恒和(土浦協同病院)

    辻田賢一(熊本大)

    (委員)(五十音順)

    • 天野哲也(愛知医大)
    • 上村史朗(川崎医大)
    • 尾崎行男(藤田医大)
    • 海北幸一(宮崎大)
    • 河村朗夫(国際医療福祉大成田病院)
    • 清岡崇彦(国際医療福祉大熱海病院)
    • 上妻 謙(帝京大)
    • 小林欣夫(千葉大)
    • 新家俊郎(昭和大)
    • 田中 篤(和医大)
    • 田中信大(東京医大八王子医療C)
    • 中村 淳(川崎幸病院)
    • 福本義弘(久留米大)
    • 松尾仁司(岐阜ハートC)
    • 安田 聡(東北大)
    • 横井宏佳(福岡山王病院)

    (事務局長) 武田守彦(国際医療福祉大病院)

    また、研究会では6演題が発表され、活発な質疑が行われました。
    ポスター抄録集を添付します(PDF)。

    2024.07.17
    7月28日(日)14:30~16:00に2024年度の第3回研究会をオンライン(公開)で開催します。

    ポスター抄録集を添付します(PDF)。下記URLからご参加下さい。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

    第2部 研究会参加用URL
    https://us06web.zoom.us/j/84580487870?pwd=tOy2TIfepjzsalbU7Dkp0dkiztUkgB.1
    パスコード:2FxbUnSj

    2024.07.01
    全国の「CMD検査実施施設」の情報を更新しました(7月1日時点、N=196)。

    今年の4月1日から24 施設増えました。

    2024.04.01
    全国の「CMD検査実施施設」の情報を更新しました(4月1日時点、N=172)。

    今年の1月5日から12 施設増えました。新たに、新潟県でCMDの検査ができるようになりました。

    2024.02.24
    2023年度第2回の運営会議と研究会を開催しました。

    ポスター抄録集を添付します(PDF)。

    今回、新たに淡海医療センター(滋賀県)の参加が承認されました。
     施設代表:和田厚幸先生、実施責任者:岸森健文先生

    また、清岡崇彦先生(池上総合病院)が世話人に選出されました。

    *研究会の記録は、こちらのURL からご覧下さい。

    2024.02.24
    J-CMDの登録症例数が500例を超えました。

    症例登録を開始してから約1年での達成です。

    ご協力いただきました参加施設の皆様に感謝申し上げます。

    次の節目の1000例の登録を目指したいと思います。

    2024.02.13
    2月24日(土)15:30~17:00に2023年度の第2回研究会をオンライン(公開)で開催します。

    ポスター抄録集を添付します(PDF)。下記URLからご参加下さい。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

    第2部 研究会参加用URL
    https://us06web.zoom.us/j/89459277550?pwd=GF9aR2Ew50jG3Bxzui6rsv2-sy6S4BpV.TquOBDEk4-tbPsn5
    パスコード:129x7DiH

    2024.01.05
    全国の「CMD検査実施施設」の情報を更新しました(1月5日時点、N=160)。

    昨年の10月1日から20施設増えました。新たに、富山県と徳島県でCMDの検査ができるようになりました。

    2023.11.08
    NHK総合テレビ「クローズアップ現代」で性差医療が取り上げられ、その中で微小血管狭心症に関して、J-CMDが紹介されました。

    番組の中で、微小血管狭心症が見逃されやすい「隠れ狭心症」として紹介され、冠微小循環障害の検査を実施している全国の施設を紹介したJ-CMDのHPが紹介されました。当日のJ-CMD HPへのアクセス数が2万3534件に上り、微小血管狭心症への関心の高さが示されました。

    2023.10.25
    下川教授がハーバード大学マサチューセッツ総合病院で微小循環障害(心臓・脳)に関する招待講演を行いました。

    同病院循環器内科のJang教授の招待によるもので、講演タイトルは以下のようです。

    【講演タイトル】
    Shimokawa H. Increasing importance of microvascular dysfunction in cardiovascular medicine: From the heart to the brain.

    講演ポスター

    講演の中で下川教授は、超高齢社会になり、微小循環障害が心臓(微小血管狭心症、心不全等)や脳(認知症等)において重要性を増してきているが有効で安全な治療がまだ確立されていないこと、そしてそれらに対する先端治療として低出力パルス波超音波(LIPUS)治療を開発していることを紹介しました。講演はマサチューセッツ総合病院の他、関連の3病院にオンライン中継され、活発な質疑応答が行われました。

    講演の様子(J-CMDを紹介)

    Jang教授とともに

    1846年に世界で初めてエーテル麻酔下の手術が行われた
    「エーテルドーム(講堂)」でJang研究室の日本人留学生と。

    2023.10.01
    全国の「CMD検査実施施設」の情報を更新しました(10月1日時点、N=140)。

    7月1日から14施設増えました。

    2023.09.01
    J-CMDに新たに6施設が参加しました。

    下記の6施設です。J-CMDへの参加施設は合計28施設になりました。

    <施設責任者> <実務担当者>
    (帝京大学) 上妻 謙教授* 山本裕貞先生
    (国立循環器病研究センター) 野口輝夫副院長 浅海泰栄先生
    (東京医科歯科大学) 笹野哲郎教授 米津太志先生
    (大阪大学) 坂田泰史教授 外海洋平先生
    (昭和大藤が丘病院) 鈴木 洋教授 森 敬善先生
    (東京女子医科大学) 山口淳一教授 嵐 弘之先生
    (*新世話人)

    2023.08.31
    8月29日(火)に今年度のCOVADIS Summitがアムステルダムで開催されました。

    Hybrid形式で実施されました。当日のプログラムはこちらをご覧下さい。
    下川教授は、COVADISが実施するCMDの国際レジストリーについて発表しました。

    2023.08.02
    冠攣縮研究のパイオニアで2021年に他界された故Attilio Maseri教授の追悼総説がPublishされました。European Cardiology Review編集長のKaski教授と本研究会代表世話人の下川教授が企画しました。下川教授が関係した総説は、以下の4本です。

    2023.07.31
    7月29日(土)に運営会議と研究会を開催しました。

    今回、新たに下記の6施設の参加が承認されました。

    • 帝京大学(上妻 謙教授、新世話人)
    • 国立循環器病研究センター(野口輝夫副院長)
    • 東京医科歯科大学(笹野哲郎教授)
    • 大阪大学(坂田泰史教授)
    • 昭和大学藤が丘病院(鈴木 洋教授)
    • 東京女子医科大学(山口淳一教授)

    また、毎月、60~70例のCMD検査症例が全国の参加施設から登録されていることが報告されました。

    2023.07.07
    7月29日(土)14:30~16:00に2023年度の研究会をオンライン(公開)で
    開催します。

    ポスター抄録集を添付します(PDF)。下記URLからご参加下さい。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

    第2部 研究会参加用URL
    https://zoom.us/j/92589388487

    ミーティングID: 925 8938 8487 、パスコード: fd5RU1XQ

    2023.07.01
    全国の「CMD検査実施施設」の情報を更新しました(7月1日時点、N=126)。

    山梨県と奈良県で新たに検査ができる施設が増えました。

    2023.06.16
    イタリアで開催された国際シンポジウム(Coronary Artery Disease and Myocardial Ischemic Syndromes 2023, 6月16~17日、ピサ大学、イタリア)で、下川教授が招待講演を行いました。

    下川教授の講演タイトルは以下の通りです。
    Shimokawa H. Endothelial and smooth muscle cell dysfunction and vasoreactivity

    プログラムはこちらからご覧いただけます。

    また、全ての講演のスライドが無料でダウンロードできます(下記)。 https://www.en.fondazione-menarini.it

    2023.03.28
    J-CMD研究(多機関共同研究)に関して、国際医療福祉大学倫理審査委員会において、令和5年度からの施設数の追加(6施設)と年間登録目標症例数の増加(1000例)に関して承認されました。

    承認された6施設は、以下の通りです(検査法・治療の項目の「CMD検査実施施設」参照)

    (新参加施設)
    愛知医科大学(天野哲也教授)
    防衛医科大学(安達 健教授)
    三重大学(土肥 薫教授)
    愛媛大学(山口 修教授)
    岐阜県総合医療センター(野田俊之部長)
    池上総合病院(清岡崇彦部長)

    2023.03.01
    全国の「CMD検査実施施設」の情報を更新しました(3月1日時点、N=100)。

    2023.02.19
    令和5年度より、以下の新世話人と新参加施設が承認されました。

    (新世話人)
    上妻 謙 教授(帝京大学)
    天野哲也教授(愛知医科大学)

    (新参加施設)
    帝京大学(上妻 謙教授)
    愛知医科大学(天野哲也教授)
    防衛医科大学(安達 健教授)
    三重大学(土肥 薫教授)
    愛媛大学(山口 修教授)
    岐阜県総合医療センター(野田俊之部長)
    池上総合病院(清岡崇彦部長)

    2023.02.01
    全国の「CMD検査実施施設」の情報を更新しました(1月18日時点)。

    2023.01.26
    第87回日本循環器学会学術集会の第一目(3月10日、金)にファイアサイドセミナーを開催します。

    ファイアサイドセミナーの内容は以下の通りです(ポスターはこちらからご覧いただけます)。

    ファイアサイドセミナー7

    テーマ:重要性を増す冠微小循環障害

    日時:3月10日(金)17:50~18:40

    会場:第13会場

    座長:横井宏佳(福岡山王病院)、下川宏明(国際医療福祉大学)

    演者1:角田恒和(土浦協同病)
    「心筋虚血における冠微小循環障害の意義」

    演者2:下川宏明(国際医療福祉大学)
    「重要性を増す冠微小循環障害とJ-CMDの設立」

    2023.01.24
    J-CMD事務局の武田教授の総説が掲載されました。

    J-CMD設立の背景や意義・研究方法・活動目標について紹介されています。(転載許可取得済み)

    2023.01.23
    INOCA International Newsletter 1月号にJ-CMDと下川教授が紹介されました。

    INOCA Newsletter 1月号はこちらからご覧いただけます。(転載許可取得済み)
    昨年からMedical Advisory Boardに就任した下川教授とJ-CMDが紹介されています。

    2022.12.08
    「検査法・治療」欄に、全国の「CMD検査実施施設」の最新情報を掲載しました。

    2022.11.06
    微小血管狭心症に関するCOVADIS研究グループの国際共同研究のサブ解析論文が掲載されました。

    論文情報は以下の通りです。

    Suda A, Takahashi J, Schwidder M, Ong P, Ang D, Berry C, Camici PG, Crea F, Kaski JC, Pepine C, Rimoldi O, Sechtem U, Yasuda S, Beltrame JF, Merz NBC, Shimokawa H. Prognostic association of plasma NT-proBNP levels in patients with microvascular angina -A report from the international cohort study by COVADIS- IJC Heart and Vasculature. 2022, 43, 101139.

    このサブ解析研究では、血清NT-proBNP値が微小血管狭心症において、新たな予後予測のバイオマーカーであることを明らかにしました。

    2022.10.24
    INOCA InternationalのHPに下川教授へのインタビュービデオが掲載されました。

    INOCA Internationalはイギリスに本部を置く患者主体の団体で、World Heart Federationのメンバーにもなっています。定期的にNewsletterを発行するなど、活発な啓発活動を行っています。今回、COVADISメンバーの一人として、下川教授へのインタビュービデオが公開されました。

    2022.10.24
    微小血管狭心症に関する下川教授への取材記事が、2週連続して、週刊ポストの医療コラム「医心伝身」に掲載されました。

    一般読者の間にも微小血管狭心症への関心が高まってきているようです。

    ▼週刊ポスト32号(10月17日発刊)「医心伝身」第738回
    治療しても消えない胸の痛みは「微小血管狭心症」が原因と判明 (転載許可取得済み)
    ▼週刊ポスト33号(10月24日発刊)「医心伝身」第739回
    「微小血管狭心症」の改善に向け新検査法と新治療の効果に期待 (転載許可取得済み)

    2022.08.30
    下川教授がCOVADIS Summitで発表を行いました。

    COVADISは2012年に創設され、今年で10周年を迎えました。3年ぶりの対面の会議で、旧交を温め、冠動脈機能異常に関する最先端の知識を交換しました(プログラム)。

    2022.08.27
    下川教授がヨーロッパ心臓病学会で微小血管狭心症の国際共同研究の結果を発表しました。

    国際研究組織のCOVADISが実施した微小血管狭心症に関する前向き登録研究のサブ解析結果で、NT-proBNP値が予後予測能を有することを発表しました(ポスター)。

    2022.08.07
    キックオフ会議をオンラインで開催しました

    キックオフ会議 はオンラインで2部構成で行いました。第1部は本研究会の設立に参加した16施設の世話人と今後の活動方針について確認しました。今後、CMD症例に関する前向きの全国多施設登録研究を行っていくことになりました。第2部では講演会を行い、下川宏明代表世話人、角田恒和土浦協同病院副院長、辻田賢一熊大教授の3名が講演を行いました。全国から約200名の参加者があり、活発な質疑が行われました。

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