第64回日本小児外科学会学術集会 The 64th Annual Congress of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 会期:2027年5月27日(木)~29日(土) 会場:国立京都国際会館 会長:小野滋(京都府立医科大学 小児外科学)

プログラム

下記のセッションの開催を予定しております。

なお、今後、セッションの追加や内容の変更となる場合がございます。
詳細が決まり次第、順次更新いたしますので、あらかじめご了承ください。

理事長講演

家入 里志 (一般社団法人 日本小児外科学会 理事長/鹿児島大学 学術研究院 小児外科学分野)

会長講演

小野 滋 (京都府立医科大学 小児外科学)

文化講演

栗栖 正博 (株式会社たん熊北店 代表取締役)

海外名誉会員授賞式・海外名誉会員受賞記念講演

Agostino Pierro (The Hospital for Sick Children (SickKids), Toronto, Canada)

特別講演

特別講演1
Ajay Kumar Jain (Division of Pediatric Gastroenterology, Hepatology and Nutrition,Saint Louis University School of Medicine, St. Louis, MO, USA)
特別講演2
Medical Education in the United States and Japan(Tentative)
Shin Miyata (Division of Pediatric Surgery, Saint Louis University School of Medicine, St. Louis, MO, USA)
特別講演3
Endoscopic and Robotic Surgery in Children(Tentative)
Ya Gao (Division of Pediatric Surgery, The Second Affiliated Hospital of Xi'an Jiaotong University, Shaanxi, China)
特別講演4
自見 はなこ (参議院議員)

シンポジウム

シンポジウム1 (公募あり)
集学的治療時代における外科の役割―高リスク神経芽腫の切除範囲と意義

概要

高リスク神経芽腫治療において、全摘あるいはGTRが予後改善に寄与するかについては、いまだ一定の見解が得られておらず、至適切除度は重要な議論の対象となっている。本セッションでは、切除度、手術時期、手術合併症をめぐる各施設の経験と最新のエビデンスを共有し、高リスク神経芽腫治療における外科の役割を再考する。

シンポジウム2 (公募なし)
総排泄腔遺残症―思春期・成人期を見据えた膣形成と性機能・妊孕性

概要

総排泄腔遺残症における膣形成は、解剖学的形態や合併する子宮・尿路異常が多様で、手術時期・術式・長期管理について一定の見解が得られていない。本セッションでは、それらに加え、月経流出路障害などの晩期合併症とその治療、性機能、妊孕性、妊娠・分娩、成人診療への移行について発表いただく。

シンポジウム3 (公募あり)
短腸症候群・腸管不全に対する治療戦略(国際セッション)

概要

短腸症候群をはじめとする腸管不全の診療は、静脈栄養管理から腸管リハビリテーション、外科的治療まで多岐にわたり、基礎研究の進展も著しい。本セッションでは、国内外の知見を共有し、腸管不全診療の現状と今後の展望を議論する。

パネルディスカッション

パネルディスカッション1 (公募あり)
胸腔鏡下食道閉鎖症手術の現在地

概要

食道閉鎖症に対する胸腔鏡下手術では、低侵襲性や拡大視効果に加え、奇静脈温存やinternal tractionを用いたlong gap症例への応用など、鏡視下手術の特性を生かした利点が報告される一方、症例選択や手術難度、教育体制などの課題も残る。本セッションでは、さらなる治療成績向上を目指し、様々な手技の工夫を議論し、標準化可能な点と個別化すべき点を明らかにする。

パネルディスカッション2 (公募あり)
重症先天性横隔膜ヘルニアに挑む―継承すべき経験と個別解

概要

先天性横隔膜ヘルニアは周術期管理プロトコールの標準化が進展する一方、高度肺低形成を伴う重症例の治療方針決定は、依然として各施設の経験と判断に委ねられる部分が大きい。全国的に症例数が減少し集約化が進むなか、本セッションでは重症例に対する各施設の管理戦略を共有し、標準化の先にある今後の方向性を議論する。

パネルディスカッション3 (公募あり)
胆道閉鎖症における再葛西術の位置付け

概要

葛西手術後に黄疸再燃を来した胆道閉鎖症に対する再葛西術は、診療ガイドラインで一旦黄疸消失が得られた症例に弱く推奨されるが、適応や施行時期、内科的治療との位置付け、肝移植へのアクセス状況により施設間で治療戦略が異なる。本セッションでは再葛西術の成績、適応決定、手術手技、内科治療や肝移植との関係を含めた治療戦略を議論する。

ワークショップ

ワークショップ1 (公募あり)
Bench to Bedside:小児外科における再生医療の臨床応用に向けた取り組み

概要

再生医療は、細胞治療・組織工学・バイオマテリアルなどの進歩により、小児外科領域でも新たな治療法として臨床応用が期待されている。本セッションでは「Bench to Bedside」をキーワードに、疾患・臓器を問わず、基礎研究からトランスレーショナルリサーチ、前臨床・臨床研究、医工連携、外科手技との融合まで幅広く対象とし、小児外科における再生医療の臨床実装に向けた課題と展望を多角的に議論する。

ワークショップ2 (公募あり)
全結腸型・小腸型Hirschsprung病に対する長期QOLを見据えた治療戦略

概要

全結腸型・小腸型Hirschsprung病では、病変範囲の診断、減圧や人工肛門造設などの初期対応、根治術の術式・時期、術後の排便・栄養管理、腸炎への対応など、施設間で方針が異なる。本セッションでは、長期的なQOLを見据え、診断から根治術、術後管理までの治療戦略をいかに構築すべきかを議論する。

特別企画

『少子化時代における継承と創造』(若手教育) (公募あり)

概要

少子化と症例集約化が進むなか、一人の小児外科医が経験できる症例数や術式は大きく変化しつつある。さらに、医療の高度化、働き方改革、キャリア観の多様化により、従来の「背中を見て学ぶ」教育だけでは、技術や知識を次世代へ継承することが難しくなっている。私たちは何を残し、何を変えるべきなのか。本企画では、ハイボリューム施設、地方施設、若手医師、指導医という異なる立場から、執刀機会、症例集約化、地域医療、働き方、そして消えゆく術式の継承について議論する。世代間・施設間の率直な意見交換を通じて、少子化時代における新たな小児外科医育成のあり方を考える。

学会企画

学会企画1 (公募なし)
【日本小児泌尿器科学会×日本小児外科学会ジョイントセッション】
VUR・水腎症に対するロボット・ラパロ エキスパート講演
「子どもたちの笑顔のために―VUR/水腎症のロボット・腹腔鏡手術」

概要

VUR手術・腎盂形成術におけるロボット支援下手術・腹腔鏡下手術の実際について、両分野のエキスパートより解説いただく。小児泌尿器科学会とのコラボ企画。

学会企画2 (公募あり)
【日本夜尿症・尿失禁学会コラボセッション】
一緒に考えるBladder Bowel Dysfunction(BBD)

概要

排尿と排便の機能障害(BBD)は近年注目される横断的なテーマである。本セッションでは、小児外科から直腸障害(便秘・便失禁などの排便機能障害)のエキスパートに、泌尿器科から排尿機能障害のエキスパートにご発表いただき、両者の関連と診療連携について議論する。

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