The 24th Scientific Meeting of the Japanese Association for Dental Science

第24回日本歯科医学会学術大会 第24回日本歯科医学会学術大会

2021年9月23日(木)~25日(土) / 会場:パシフィコ横浜 / 会頭:住友雅人 日本歯科医学会会長 / 併催行事:日本デンタルショー2021

会頭挨拶

会頭:住友雅人 第24回日本歯科医学会学術大会
会頭 住友 雅人
日本歯科医学会 会長

第24回日本歯科医学会学術大会は令和3年9月23日から25日の3日間神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催されることはすでに多くの方法、場面でアナウンスしてきました。日本歯科医学会の43分科会、都道府県歯科医師会はそれぞれに学術関係の大会を開催していること、そして、29歯科大学・歯学部および同窓会・校友会がさまざまな催し物を行っていることから、開催日時については早期からのアナウンスが必要でした。前回の第23回大会から4年目は「東京オリンピック・パラリンピック2020」の開催が計画されていたことから会場確保などが難しく、1年遅れの開催となりました。言い方を代えれば準備の期間が1年長く得られたことです。

そこで、この歯科界最大の学術大会を通し、歯科界を活性化することを目標に新しい形の大会を計画しました。目標は、社会に歯科医学、歯科医療の存在意義を強くアピールすることと、多くの学会会員ならびに歯科医療関係者に歯科の方向性を認識いただくことです。加えて、若い世代に歯科の世界を目指していただきたいという想いもあります。

大会テーマは「逆転の発想 歯科界2040年への挑戦」です。歯科界はこれまで、それぞれが真摯に努力をしてきましたが、その努力が報われたという達成感に恵まれなかったどころか、マイナスのイメージを生み出しています。これまでのストラテジーではブレイクスルーは起こりません。発想の転換やパラダイムシフトのレベルよりももっと大きな挑戦が必要です。「逆転の発想」とは、従来思いもよらない構想、時には非常識ともいえる大胆な行動、人を動かすカリスマ性などさまざまのストラテジーです。それらを駆使して「元気な歯科界」を創生し、その活力をもって社会貢献を行っていきたいとの想いです。

多くの方々に参加いただける大会を目指し、今回は日本歯科医学会と日本歯科医師会が主体性をもって開催することにし、全分科会と7地区歯科医師会に併催を呼びかけました。結果、13の分科会と1つの地区歯科医師会から申し出がありました。これによってポスターセッションのプログラム数が従来より増えることになり、開催期間の3日間をフルに使用します。また、今回は中学生とその保護者世代を対象にした公開フォーラムを開催して、歯科界に進みたいという若者を増やすプログラムを組む予定です。さらに、国連が提案したSDGsに歯科として取り組む目標とそのためにSociety5.0をどのように活用するかの公開フォーラムも企画します。

今回の大会の核となる歯科のイノベーションをロードマップで示し、2040年に向けてのスタートとします。目標が決まっているということで本学術大会の趣旨と方向性が鮮明になり、その目的を持った方々の集いとなるものと信じています。この趣旨をしたためている現在、世界中の国々が新型コロナウイルスの感染拡大で大変な状況になっています。これへの対応はSDGsの目標であることは明らかです。世界的なこの危機には、17すべての目標にとり組む必要を感じます。われわれは歯科医療・歯科医学をもってこの戦いに臨みます。その意味においても第24回学術大会は重要です。多くのみなさんのご来場をお待ちいたします。

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