STROKE2022

第38回スパズム・シンポジウム 会長挨拶

第38回スパズム・シンポジウム 会長 森岡基浩
(久留米大学医学部脳神経外科学講座)

Stroke 2022学会の第38回スパズム・シンポジウムの会長を拝命いたしました森岡基浩です。今回の学会につきましてご挨拶を申し上げます。

Stroke2022はすでに皆様ご存知のようにSmart Congressという今までにない形で開催いたします。その中でスパズムシンポジウムは3月17日(木)に従来の形式のものをハイブリッド形式で行いますが、それに加えて別日にweb ライブ/オンデマンド形式でも配信をいたします。各予定日におけるセッション数を絞ることによって余裕をもって視聴できるように計画いたしましたので皆さん他会場の発表を気にせず集中して参加/視聴することができると思います。

今回はプレナリーシンポジウムの特別企画のひとつを“SAH/Spasm 研究のレジェンドたち〜その業績と未来への提言”とし今までにSAH/spasmに対して素晴らしい研究を行なって来られた先生方にその業績を御紹介いただき今後のspasm研究はどのような方向に向かうべきかについての提言をお願いしています。5名の先生にご講演をお願いしておりますがレジェンドというべき先生はまだまだ多くいらっしゃいます。今回は各先生方のご都合など考慮し会長判断で選ばせていただきましたことをご了承ください。

またもう一つのシンポジウムとして“脳血管の生理/病理と治療薬剤の作用機序”を計画しました。 血管の収縮/拡張機構について基礎と臨床の側面からのご講演、さらに現在の治療薬とこれから導入されるであろう新規薬剤についてのご講演をお願いしております。改めてSAH/Sapsm治療を見直して新たな発展のヒントになればと思います。

基礎研究のセッションはあえて学会当日ではなく3月13日(日)午前中の単独で配信される時間帯に予定いたしました。これはスパズムシンポジウムの会員のみならず多くの先生に視聴していただけるように配慮したものです。また海外招待演者の先生は2019年国際SAH学会の会長Mervyn D.I.Vergouwen教授(University Medical Center Utrecht), 新規spasm薬クラゾセンタンの開発に関わられたLoch Macdonald教授( University of California San Francisco)にお願いしWeb配信の予定です。今回のStroke2022では海外招待講演の前に座長の先生から内容についての解説を行っていただく予定ですのでより講演に対する理解が深まるものとなると思います。

皆様のご協力でセッションの内容も充実し有意義な学会となることが期待されます。Web/ハイブリッド学会におけるdiscussionの難しはありますが、この学会の特徴である熱い討論を行ってこれからのSAH/Spasm治療について新たな発展ができるように皆様の御参加よろしくお願い申し上げます。COVID-19の状況が許せば大阪でお会いできることを楽しみにしております。

Page top

運営事務局

日本コンベンションサービス株式会社 関西支社
〒541-0042
大阪市中央区今橋4-4-7
京阪神淀屋橋ビル2階
Tel:06-6221-5933
E-mail:stroke2022[あ]convention[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)
Copyright © 2020 STROKE2022. All Rights Reserved.