演題募集期間
2021年4月27日(火)~6月23日(水)
6月30日(水)正午まで延長しました。
演題登録を締め切りました。多数のご応募をありがとうございました。
演題募集に関するお問合せ先
日本コンベンションサービス株式会社 ITセンター
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル14階
TEL:03-3500-5935(平日10:00~17:30)
E-mail:endai-jscp21@convention.co.jp
演題募集要項
発表種別
- ・【第21回学術集会賞】は「一般演題:口演発表」からの選出となります。
- ・【第21回学術集会座長賞】は「一般演題:ポスター発表」からの選出となります。
- ・公募演題は必ずしも応募されたセッションで採用されるとは限りません。一般演題・公募演題の採否および発表形式(口演・ポスター)は、プログラム委員会に一任とさせていただきます。
※口演発表希望の場合でも、ポスターでの発表をお願いする場合がございます。
(1) | 一般演題:以下よりお選びください。 |
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- ・一般演題(口演)
- ・一般演題(ポスター)
- ・クリニカルパス展示
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(2) | シンポジウム・パネルディスカッション・ワークショップの公募セッション:以下よりお選びください。 |
シンポジウム
【公募】
『多職種チーム、地域連携で取り組む心不全診療とクリニカルパス』
- セクション主旨を表示
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超高齢社会の到来とともに、近年、心不全患者は増加傾向にある。心不全は、再入院率が高く、また入退院を繰り返しながら身体機能が低下していくのが特徴であり、予後不良な疾患である。
急性・慢性心不全診療ガイドライン(日本循環器学会/日本心不全学会)によると、薬物治療や基礎心疾患への手術治療などの適切な治療介入だけでなく、運動療法や栄養療法、生活習慣の改善を促す患者教育などの多職種チームによる介入(=心臓リハビリテーション)が推奨されている。入院中の急性期から退院後の回復期・維持期にかけて、多職種で連携しながら地域の医療資源を効率的・効果的に活用し、継続的に患者を支援していくことが課題となっている。
本シンポジウムでは、多職種チームや地域連携、そのクリニカルパス活用の観点から、シームレスな心不全の疾病管理のあり方について議論したい。
『肺炎パンデミック~増加する肺炎診療にクリニカルパスを活用しよう~』
オーガナイザー: |
鈴木 俊郎 |
(岩手県立胆沢病院) |
- セクション主旨を表示
- 肺炎は誰でも罹患しうる疾患であり、高齢者の肺炎は確実に増えています。肺炎は2019年死因構成割合の9.8%を占め死因第3位です。肺炎の原因は多種多様であり、病状は個人差が大きいため、病態に合わせた細やかな治療が必要とされます。誤嚥性肺炎は治療に難渋することが多く再発も問題であるため、多職種の介入が必須であり地域連携も重要です。肺炎診療にクリニカルパスを活用できればより良い治療ができるはずです。世界中で猛威を振る新型コロナウイルス肺炎パンデミックにも対応できる可能性を秘めています。
本シンポジウムでは、「肺炎診療にクリニカルパスを活用している事例」を公募します。市中肺炎、院内肺炎、介護・療養肺炎、誤嚥性肺炎、肺炎地域連携、新型コロナ肺炎等、どんな肺炎でも結構です。実践で役立つ知識を共有し、肺炎診療の質を改善させる方策を議論します。多くの職種の方からの応募をお待ちしております。肺炎クリニカルパスをうまく使用できずに悩んでいる方もぜひご参加ください。
【指定・一部公募】
『認知症のある人が、本当に地域で生き生きと暮らしていくためにできることとは
~クリニカルパスの視点から~』
- セクション主旨を表示
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我が国は世界でも有数の長寿国となり、類をみないスピードで高齢社会を迎えています。そのなかで認知症のある人は増え続け、2015年には約700万人に上ると推計されています。認知症ケア加算など国の手厚い認知症施策により、認知症のある人への医療者の対応能力も向上してきました。しかし依然として多くの課題があるように思います。さらに新型コロナウイルス感染症流行により、面会の禁止やデイサービス参加方法などに戸惑いがある日々です。認知症があっても、暮らしのなかで張り合いや楽しみを感じながら過ごすためには多くの支えが必要です。病院と地域での暮らしをつなぐサポーターであるべき私たちは、どのような情報を共有し、どのような連携をすべきでしょうか。チーム全員が協同して同じゴールを目指すクリニカルパスの視点から、一緒に考えていきましょう。
『地域で活躍するメディカルスタッフ~地域連携パス、退院支援、在宅医療~』
オーガナイザー: |
岡田 晋吾 |
(北美原クリニック) |
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宮㟢 美子 |
(昭和薬科大学) |
- セクション主旨を表示
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クリニカルパスは日本の医療界にチーム医療、多職種協働という考え方を広く普及させた。今では病院では多職種が参加するチーム医療は当たり前になっている。その後在院日数の短縮、病院の機能分化の流れに従って医療は病院内だけではなく地域全体で行うものとなっており、さらに最近では在宅や施設での看取りを含めて医療だけでなく介護を含めた多職種によるチーム医療が必要とされるようになっている。しかしいつでも集まることができる病院内とは違い地域で質の高い医療・介護を提供するためにはしっかりとした連携システム、確実な情報共有、多職種協働のためにアイデアやツールが必要となる。このシンポジウムでは各地域で地域連携パス、退院支援、在宅医療などに関わりながら活動しているメディカルスタッフにそのノウハウや課題について紹介していただき今後の発展について議論したいと思っている。是非いろいろな職種の方々に積極的に応募・参加していただきたきたいと考えている。
『パスと教育-ありがちなパスの弱点を克服しよう!』
オーガナイザー: |
齋藤 登 |
(獨協医科大学埼玉医療センター) |
- セクション主旨を表示
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日常的な診療活動に占めるパス運用の割合が多くなり、コロナ禍においても効率的なベッドコントロールによる医療提供と安全な医療の遂行を担えるツールとしての意義は高まっている。しかし、ひとたびパス適用してしまうと対策を考えなくなりワンパターンの行動となりがち、という弱点も併せ持っている。
その要因には、治療や看護における標準化の理解不足や、バリアンス発生時のアセスメント不足などが考えられる。日々の患者の状態から、アウトカム・バリアンスを評価し、「今の患者の状態は、パスどおりでよいか」「パスの内容は変えなくてよいか」を考え判断していくことが必要である。
このセッションではさまざまな職種からパス運用を正しく導く活動(取り組み)を提示いただき、個別性についての工夫やパスをきちんと使う指導などについて会場の皆様と考える場にしたい。パスが持つ弱点を克服すべく、多職種の応募を期待し、会場でのコメント・質問を交え貴重な経験を共有し持ち帰る企画である。
『癌の地域連携パス~なぜ軌道にのらないのか~』
オーガナイザー: |
川口 清 |
(済生会山形済生病院) |
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若月 俊郎 |
(松江市立病院) |
- セクション主旨を表示
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がん拠点病院が指定され、がん連携クリニカルパスの整備・運用が求められてから10年以上が経過した。各都道府県のがん連携協議会が中心となり、連携パスを整備しつつあるが、その運営体系や普及には地域差があるのが現状のようである。連携システムがうまく活用されれば、がん医療全体の質の向上が得られ、患者への恩恵がもたらされるが、そのためには患者と医療者側の双方で地域連携の有用性が実感されなければならない。医療者側としては患者への啓蒙とPDCAサイクルによるパスの洗練が必須である。当セッションでは連携が軌道にのっている地域の運営・活動状況・工夫点を拠点病院、行政(組織作り)の面から提示していただき、また連携医療機関側からみた問題点(手間や保険点数など)、できれば患者側の満足度も表出させ、今後連携パスをさらに推進するためには何が求められるのかを浮き彫りにし、全国的ながん地域連携の向上につなげたい。
【全指定】
『BOM(Basic Outcome Master)を広く使っていただくために』
オーガナイザー: |
伊藤 淳二 |
(青森県立中央病院) |
- セクション主旨を表示
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BOMは徐々に多くの病院で使われるようになってきて、学会アンケートによると会員施設で52.7%(126/239)導入されていた。一方、非会員施設では32.3%(86/266)と1/3にも満たない。さらに連携施設ではほとんど使われていないため、地域連携などでベンチマークをするのは現段階では困難である。前回のパス学会ではBOMに関するシンポジウム等の企画は6本にも及び、いろいろな切り口で有意義な議論が繰り広げられた。BOMは特定の病院のみで使用するものでなく、すべての病院・医療施設で共通に使うべき目的で作られた非常に志の高いツールである。現在のBOMの普及状況を考えたとき、今一度BOMの目的を確認し、施設での導入にどのようなハードルがあり、それを取り払うためにはどのような対応をしなければいけないかを考えるために本シンポジウムを企画した。各職種・立場からのお話を伺い、BOMが今後広く普及していくステップになることを本シンポジウムのアウトカムにしたい。
『クリニカルパス業務と医療のタスクシェア/ シフト~明るい職場の働き方~』
オーガナイザー: |
今田 光一 |
(若草第一病院) |
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斉藤利香子 |
(山形県立新庄病院) |
- セクション主旨を表示
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日本の医療は人口あたりの医師数がOECD加盟国35ヵ国中30位と少ない。医師には医療業務の多くの決定権と責任が集中されており封建的体制のもと厳しい労働環境と伝統的献身体制で維持されてきました。しかし過労死や事務的作業の増加、不眠状態執刀など医療安全問題が顕著化、医師の時間外労働規制が2024年に施行されることが決まり医師の働き方改革と業務のタスクシェア/シフトが急ピッチで進められています。2008年には医師事務作業補助者体制が導入され多くの事務業務が移管、電子カルテの代行入力も一般化しましたが、医療安全と業務責任に関し現場の不安も増大したため、本学会では電子クリニカルパス操作の代行操作に関する指針を発表しています。
今回、パス業務に日々携わっておられる方々に現状についてアンケートを実施します。その結果から見える現状を分析し皆さんで共有したいと思います。また、医師・看護師・事務職それぞれの立場から、医療のタスクシェア/シフトの実態と方向性について発表いただき、聴講された方が、各施設でWin-Winな関係でパス業務を含めた医療業務を安全かつ高質にシェア/シフトできる体制を作れる鉄則を持ち帰りいただきたいと思います。
アンケートの回答にご協力ください |
以下のアドレスにアクセスして皆さんの病院の現状を教えてください。全国のパス仲間と課題や解決法を共有するため、ご多忙のところ大変恐縮ですが、6月末までにご回答のご協力を何卒お願い申し上げます。 |
パス業務の役割分担に関するアンケート
https://forms.gle/75y6a3mUVFXAKdzF6
右のQR コードからもアクセスできます
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『チーム医療を推進するための記録を考える-多職種による看護記録の活用-』
オーガナイザー: |
田中 和美 |
(済生会山形済生病院) |
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小林 美亜 |
(和洋女子大学) |
- セクション主旨を表示
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「看護記録に関する指針(日本看護協会)」では、他職種と看護を必要とする人の情報を共有することは、効果的で効率的な看護のために必須であることから、看護記録は他職種と情報共有する際の重要なツールの1つとして位置づけられている。さらに看護職は看護を必要とする人の情報を網羅的に収集することから、他職種にとっても看護記録の有用性は高いことも述べられている。クリニカルパスを導入することの目的の1つは、チーム医療の推進であり、その前提として、クリニカルパスの記録を通じた多職種間での情報共有が上手くいっていることがあげられる。本シンポジウムでは、クリニカルパスにおける看護記録が、職種や立場が異なる者や連携を考慮した自施設以外の実践の場(介護、福祉等)の専門職でも理解できるような用語などが用いられ、有効な情報共有となり、ケアの質の向上やケアの継続性を担保できる記録になっているのかどうかということを中心に事例を踏まえながら、議論を行い、今後の課題と対応を明確にしたい。
『地域包括ケアシステムにおける地域連携パス-多職種・多施設での共有-』
オーガナイザー: |
石井 政次 |
(済生会山形済生病院) |
- セクション主旨を表示
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団塊の世代が75歳となる2025年を目途に住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう医療・介護・予防・住まい・生活支援の包括的確保の実現が地域包括ケアシステムです。そのため病院・かかりつけ医・介護福祉施設・訪問看護ステーション・ボランティアグループ等が協働してサービスの一体的提供を調整します。そして全国中学校区程度の生活圏での活動が推奨されています。しかし地域によって、サービス内容は限界があり活動はまちまちです。またサービス提供者間の連絡も難しい。我々医療・介護従事者の観点からみると徐々にシステム構築が進んでいるようにみえますが、はたしてそうでしょうか。生活周辺つまりは老人クラブ・ボランティア・自治会から見た観点は、理解していません。このシンポジウムは、地域連携パスのデータ活用と各職種の観点からみたシステムの問題点を挙げ、よりよい地域包括ケアシステムへの提言ができればと考えます。
パネルディスカッション
【公募】
『バリアンスの失敗体験・成功体験』
- セクション主旨を表示
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バリアンスへの対応とバリアンス分析による改善の提案が、医療の質の向上に必須であることは、すでに周知の事実と思います。しかし、現場ではシステムの不備や周囲の理解不足などの多様な原因で、スムースにいっていないという声を耳にします。学術集会でも毎年のようにバリアンス関連の企画が開催されますが、パス運用で困っている点のアンケートで「バリアンス収集分析」がダントツの1位で、2位が「バリアンス収集」となっています。正論を振りかざして挑んで挫折した施設の方が多いと思いますが、小さな工夫が大きなキッカケとなる可能性があります。そこで、今回のパネルディスカッションでは、こんなとんでもない失敗をやらかしました、いまだにこんなことで困っています、このように工夫したら解決できました、という発表を募集します。統計学的解析や文献的考察は不要です。ぶっちゃけトークが繰り広げられることを期待します。
【指定・一部公募】
『病院経営を意識したパスの作成・運用・見直し-各専門職の目線で-』
オーガナイザー: |
長塚真紀子 |
(山形県立中央病院) |
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松波 和寿 |
(松波総合病院) |
- セクション主旨を表示
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診療報酬が改定されるたびに全国平均在院日数といわれているDPC入院期間Ⅱに合わせたパス期間の設定が課題にあがる施設が多いと思います。
DPC導入の目的は、「医療・ケアの質向上」や「効率性の向上」です。これらはクリニカルパスの概念ともいえます。クリニカルパスは、専門職がそれぞれの立場で役割を遂行し、患者の治療に参画している証であり、診療報酬に直結しています。
本セッションは、経営管理の視点から在院日数短縮に向けた取り組みや、DPC期間を意識したパスの作成や見直しなどについて討論したいと考えます。
パス活動が病院、患者そして医療者にとってWin-Win-Win(トリプルウィン)であることを実感できるようなセッションにしたいと思います。
他施設での取り組みを参考に、自施設のパスをブラッシュアップしましょう。
『これからの緩和ケアとクリニカルパス』
オーガナイザー: |
神谷 浩平 |
(一般社団法人MY wells地域ケア工房) |
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菅原 早苗 |
(鶴岡市立荘内病院) |
- セクション主旨を表示
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がんや慢性心不全などの様々な難治性疾患の治療・症状緩和、フレイルの状態を含む療養上の問題は、これからの緩和ケアのテーマであると同時に、地域包括ケアを考えるうえでの課題となっています。また、多職種チームでの介入は緩和ケアの基盤であり、クリニカルパスの最大のアウトカムは「チーム介入の点を線につなげること」です。
そこで今回のパネルディスカッションでは、緩和ケアにおけるクリニカルパスの運用について緩和医療専門医の神谷医師より話題提供を行い、症状緩和についてのクリニカルパス、病状の変化に合わせた意思決定支援(ACPを含む)、地域連携パスなどについて討論を行います。
第19回の本学術集会において「地域包括時代における緩和ケア」と題して先進地域の発表が行われました。さらに新たな変化の時代を迎え、その人らしさを支える治療やケアの進め方について、共に考える場にしたいと思います。
【全指定】
『大腿骨頚部骨折地域連携パスにおける多職種連携- 2 次骨折予防に向けて-』
オーガナイザー: |
遠藤 武秀 |
(済生会山形済生病院) |
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伊藤 博紀 |
(能代厚生医療センター) |
- セクション主旨を表示
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大腿骨近位部骨折地域連携パス(以下、連携パス)が運用されてから15年以上経過し、入院期間の短縮および退院時のADL向上など一定の効果が報告されている。近年では骨折の連鎖を断ち切ることも連携パスの重要なアウトカムとされ、達成に向けて術後早期から骨粗鬆症治療および機能回復訓練を進め、さらには回復期・維持期まで骨粗鬆症治療と、日常生活動作訓練や転倒予防を含めた運動療法、また薬剤・栄養指導等各職種の専門性を生かした質の高い医療を継続していくことが重要である。こうした包括的な治療体系において、連携パスは重要な役割を果たしている。
本パネルディスカッションでは、大腿骨近位部骨折診療における地域連携パスの運用例、二次骨折予防に向けて成果を上げている各職種の実例を紹介し、連携パス活用の実際と課題、発展について議論したいと考える。
ワークショップ
【全指定】
『山形名物「芋煮」を作りながら、パスの基本をマスターしよう』
オーガナイザー: |
長塚真紀子 |
(山形県立中央病院) |
- セクション主旨を表示
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今このセッションは初心者向けの参加型学習になります。
山形の郷土料理である「芋煮」の調理工程をパスの工程(プロセス)に置き換えてパスの基本について学ぶ企画です。
山形の芋煮会は、里芋が収穫される秋に家族や友人、職場の仲間などが河原に集まり、大きな鍋で芋煮を作り皆で楽しく食べます。
芋煮の調理工程をパスの工程に置き換え、「美味しい芋煮を食べることができる」というアウトカム達成に向け、芋煮会を疑似体験していただきます。
芋煮会を行ううえで、参加者の役割分担やコミュニケーションは必須です。芋煮会とパスの工程を関連付けて、パスの基本をマスターしましょう。
是非、山形名物「芋煮」の作り方も覚えて行ってけろな~♪
※参加者は事前申し込みといたします。
特別企画
【公募】
『新型コロナウィルス感染症(COVID-19)治療計画~当院ではこうしている~』
- セクション主旨を表示
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全世界で猛威をふるっている新型コロナ感染症。連日患者数が増え、重症者の急増、死亡者の増加が連日報道されている。ワクチン接種も始まったが、4月現在まだ国民のわずかにしか実施されていない。治療法も確立されておらず、軽症・中等症・重症の段階により、酸素投与、薬物療法、人工呼吸器、さらには対外式膜型人工肺(ECMO)が考慮される。軽症、中等症患者には、呼吸器専門医がいなくても診療を余儀なくされることも少なくない。薬物としてレムデシビル、デキサメタゾン、トシリズマブ、ファビピラビルなどが使用されているが、特効薬というものはなく病院によって治療はまちまちである。治療法が確立されていない疾患ではパスの作成も難しいが、標準化できる医療・ケアのプロセスはないか?この企画で、現在自分の病院で行っている治療やケアの取り組みを重症度別に討論し合い、専門外の医療従事者でも利用できる指針、さらには治療の向上に繋ぐことができれば幸いである。軽症・中等症・重症に分けて公募いたします。
【全指定】
『ePathプロジェクトの報告と展望:看護師にもわかる情報の解釈とパスの改定
~ePathプロジェクト実証施設での事例から~』
- セクション主旨を表示
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2018年10月に開始したAMED事業「クリニカルパス標準データモデルの開発および利活用」通称、ePathプロジェクトでは標準クリニカルパスシステムの開発、標準データリポジトリおよび解析基盤の構築を進めてきた。標準クリニカルパスシステムは大手4ベンダーに実装でき、標準パッケージ化の検討も進められている。また、標準データリポジトリを4施設に構築し、パスデータやDPCデータ、SS-MIX2データを格納でき、解析基盤に蓄積している。解析基盤に蓄積したデータを可視化/解析することで、クリニカルパスの改善を加速できた。本セッションでは、ePathプロジェクトの概要と現状について報告し、実証施設でのクリニカルパスの改善事例について、データをどのように可視化/解析したのか、その結果をどのように解釈し、クリニカルパスを改定したのか、実際に関わった現場スタッフの生の声をお聞きいただきたい。最後に、将来像について共有し、議論を深めたいと思う。
演者区分
発表種別で選択したセッションに対する公募演者または指定演者(※学会より演者として指定された方)の区分をお選びください。
1.公募演者
2.指定演者
シンポジウム・パネルディスカッション・ワークショップ不採択時の対応
公募演題の採否および発表形式は、プログラム委員会に一任とさせていただきます。
シンポジウム・パネルディスカッション・ワークショップ不採択時は、一般演題で採用させていただく場合がありますので、下記の一般演題応募カテゴリー(1)も選択をお願いいたします。
一般演題応募カテゴリー
(1)(2)よりお選びください。
応募カテゴリー(1)
発表種別で一般演題(口演・ポスター)を選んだ場合は必須選択です。
また、シンポジウム・パネルディスカッション・ワークショップを発表種別で選択された場合も、不採択時に一般演題へのプログラム編成の参考とさせていただきますので、必ず選択をお願いいたします。
1 | 導入・効果 |
14 | 内科系疾患 |
2 | バリアンス分析・パス改訂 |
15 | 外科系疾患 |
3 | アウトカム・データ活用 |
16 | 小児・周産期 |
4 | EBM・医療の質・標準化 |
17 | がん治療・化学療法 |
5 | 効率化・業務軽減 |
18 | 手術室・ICU・麻酔・救急 |
6 | 記録 |
19 | 早期回復 |
7 | 教育 |
20 | 看護 |
8 | 病院マネジメント |
21 | 薬剤・検査 |
9 | DPC |
22 | 栄養管理・NST・褥瘡対策 |
10 | 電子化・BOM・IT |
23 | リハビリテーション・回復期 |
11 | 医療安全・感染対策 |
24 | 精神科・認知症 |
12 | 地域連携・在宅医療・退院調整 |
25 | その他 |
13 | 患者用パス・インフォームドコンセント |
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応募カテゴリー(2)
発表種別でクリニカルパス展示を選んだ場合のみ必須選択です。
1 | 循環器内科・内分泌内科 |
13 |
眼科 |
2 | 消化器内科 |
14 | 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 |
3 | 呼吸器内科 |
15 | 形成外科・皮膚科 |
4 | 精神科・神経科 |
16 | 放射線科 |
5 | 血液内科・腫瘍内科 |
17 | 手術室・ICU・麻酔・救急 |
6 | 消化器外科・乳腺外科 |
18 | がん治療・緩和ケア |
7 | 心臓血管外科・呼吸器外科 |
19 | 薬剤・検査 |
8 | 脳神経外科・神経内科 |
20 | 看護・記録 |
9 | 産科・婦人科 |
21 | 栄養・NST |
10 | 整形外科 |
22 | 地域連携・退院調整 |
11 | 小児科・小児外科 |
23 | その他 |
12 | 泌尿器科・腎臓内科 |
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抄録本文の入力方法《重要》
- ・抄録に記載される用語は『クリニカルパス用語解説集』に準拠してください。
- ・抄録に使用された語などが読者の誤解を招きかねないものは、事務局側で修正させていただく場合があります。ご了承ください。
- ・「クリニカルパス展示」を選択された場合は抄録本文の入力は不要ですので、入力欄に「なし」と入力してください。
- ・「クリニカルパス展示」以外の発表をご希望の方は抄録が必要となります。制限文字数は700文字です。この字数を超えると登録できません。
- ・抄録本文は下記の演題分類および書式に従って入力してください。
1) | 科学的研究(効果検証のなされたパス作成を含む)
【目的】【方法】【結果】【考察】【結論】の順に作成してください。 |
2) | パス作成(効果検証のないもの)
【はじめに】【作成】【運用】【考察】【結論】の順に作成してください。 |
3) | 活動紹介
【はじめに】【活動内容】【考察】【結論】の順に作成してください。 |
4) | 症例・事例報告
【はじめに】【症例・事例】【考察】【結論】の順に作成してください。 |
5) | システム開発のみ
【対象】【デザイン】【測定】【結果】【考察】【結論】の順に作成してください。 |
6) | システム検証のみ
【はじめに】【概要】【考察】【結論】の順に作成してください。 |
演題登録方法
応募はホームページからのオンライン登録のみといたします
事前に登録システム利用上の注意をご確認ください。
UMINオンライン演題登録システムでご利用できるブラウザについては、UMIN演題登録画面上部のご案内にて最新の情報をご確認ください。ご案内のブラウザ以外はご利用にならないようお願いいたします。
※各ブラウザは最新バージョンの使用を前提としています。
入力について
- ・登録画面上の項目に従って入力してください。
- ・図表は使用できません。
- ・事前に抄録の本文を作成、保存しておき、ペーストする方法をお勧めいたします。
- ・登録可能な最大著者数(筆頭演者+共著者):10名まで
- ・登録可能な最大所属施設数:10施設まで
- ・所属施設の複数選択は不可となっております。
- ・演題名は全角30文字以内とします。
- ・抄録本文は全角700文字以内とします。
- ・総文字数(著者名・所属・演題名・抄録本文の合計)は全角860文字以内とします。
オンライン演題登録システムFAQ(演題投稿者用)
http://www.umin.ac.jp/endai/userfaq.htm
もしうまく利用ができない場合は、UMINホームページで障害が発生していないかをまずご確認ください。
http://www.umin.ac.jp/
演題の採否
- ・演題の採否・分類項目・発表形式はプログラム委員会にご一任ください。
- ・採択結果はプログラム確定後に登録いただいたメールアドレスとホームページ内に掲載いたします。
(2021年8月を予定)
※演題登録時にメールアドレスを誤って入力した場合、採否結果のメールが届きませんのでご注意ください。
- ・抄録集製作時にページ体裁を整えるため、内容に影響がない範囲で抄録本文を編集させていただく場合がありますので、ご了承ください。
第21回日本クリニカルパス学会学術集会賞
- ・優秀な演題には【第21回学術集会賞】を授与いたします。
- ・対象は「一般演題(口演)」で採択された演題です。
- ・プログラム委員会による事前審査によって候補となる演題をノミネートし、当日審査で最優秀賞(1名)と優秀賞(2名)が選ばれます。
- ・表彰は11月26日(金)の懇親会にて行います。最優秀賞・優秀賞には副賞が授与されます。
第21回日本クリニカルパス学会学術集会 座長賞
- ・「一般演題(ポスター)」の各発表セッションにおいて、担当座長による評価のもとに1名を表彰いたします。
演題応募資格
注意事項
オンライン演題登録システムは、Firefox・Google Chrome・Internet Explorer・Microsoft Edge・Safariのブラウザを最新バージョンにしてご利用ください。
演題を登録するとログインIDが自動発行されます。このログインIDと自分で設定したパスワードを入力することにより、演題登録期間内に限り、抄録の変更・削除が可能です。セキュリティの関係上、ログインID及びパスワードのお問い合わせには応じられませんので、どちらも必ず控えておいてください。
オンライン演題登録後、再ログインし、確実に登録されているか必ず確認をしてください。(再ログインで確認を行い、登録されていれば問題ありません。)
演題を登録、修正、削除すると確認の自動送信メールが登録アドレスに届きます。確認メールが届かない場合は演題登録に入力ミスのある可能性がありますので、下記運営事務局までご連絡ください。
原則として投稿された抄録の校正はありません。登録内容のまま掲載されますので、提出者の責任において作成してください。
登録締切後の原稿の変更及び共同演者の追加、変更は一切できません。重要な共同演者が漏れていることのないよう、十分確認してください。
演題登録はこちらから
暗号通信(推奨)
平文通信(暗号通信が使えない場合のみ、平文通信をご利用ください。)
演題募集に関するお問合せ先
日本コンベンションサービス株式会社 ITセンター
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル14階
TEL:03-3500-5935 (平日10:00~17:30)
E-mail:endai-jscp21@convention.co.jp