第61回日本リハビリテーション医学会学術集会

市民公開講座

講演内容

2024年6月13日(木)

2024年6月13日(木)13:00~14:30
第10会場(大和田 伝承ホール)
(定員240名)

演題名:
「効果的に歩くコツと丸まった背中を治す方法」
講 師:
中山 恭秀 東京慈恵会医科大学 リハビリテーション科 准教授/技師長
中山 恭秀 先生

2000歩で寝たきりを、5000歩で脳卒中や心臓病、認知症などが予防できるとされています。歩数を増やすことを目指す方は多いと思いますが、日頃1万歩あるいている方でも、入院すると1日300から500歩程になってしまいます。これは外出しないこと、活動しないことが理由で、歳を重ねるとどうしても歩数は減ります。そして背筋が丸くなる方も多く転倒のリスクが高まります。この講演では、効果が2倍3倍になる歩き方や、背中が丸くならないようにする方法をお話しさせていただきます。

2024年6月14日(金)

2024年6月14日(金)13:00~14:30
第10会場(大和田 伝承ホール)
(定員240名)

演題名:
「食べることの喜び:摂食嚥下機能についての基礎知識」
講 師:
小林 健太郎 国家公務員共済連合会九段坂病院 リハビリテーション科 部長
小林 健太郎 先生
小林 美加 農協共済中伊豆リハビリテーションセンター 診療部 歯科科長
小林 美加 先生

摂食嚥下機能が低下すると、食べ物などが気管に誤って入ってしまう「誤嚥」を引き起こし、肺炎になってしまうことがあります。この「誤嚥性肺炎」は死因の第6位で、死亡数はおよそ5万6000人となっています。摂食嚥下障害は口から食べる楽しみを奪うだけでなく、健康的な生活をも脅かすのです。そこで、私たちは摂食嚥下機能について理解を深め、リハビリテーション方法や口腔管理、栄養に関する情報を知っておくことが重要です。本講演では、いつまでも口からおいしくご飯を食べるための基礎知識についてお話させていただきます。

2024年6月15日(土)

2024年6月15日(土)13:00~14:30
第10会場(大和田 伝承ホール)
(定員240名)

演題名:
「認知症予防と自動車運転」
講 師:
渡邉 修 東京慈恵会医科大学附属第三病院 リハビリテーション科 教授
渡邉 修 先生

道路交通法では、「認知症」と診断されると、運転ができなくなります。そのためにも、いつまでも生き生きと脳を健康に保ちたいですね。認知症の代表は、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症です。両者に共通した予防法は、動脈硬化を防ぐための血圧、血糖、脂質、体重管理、そして有酸素運動と脳のジョギングといわれるように熱心に好きな活動に参加することです。本講演では、いつまでも運転ができるような生活の仕方についてお話をいたします。

2024年6月16日(日)

2024年6月16日(日)14:00~15:30
第9会場(大和田 さくらホール)
(定員500名)

演題名:
「義足ゴルファーと語る:スポーツが社会にもたらす効果」
講 師:
田中 哲也 NPO法人日本障害者ゴルフ協会 理事
マルチアスリート
田中 哲也 氏
安保 雅博 東京慈恵会医科大学 リハビリテーション科 主任教授
安保 雅博 先生

何かしらスポーツをして汗をかくこと、またスポーツを応援することは楽しいことです。年齢や障害など関係ありません。元パラリンピックアスリートと15万人診た高齢者医療の名医が対談しながら、スポーツの素晴らしさを伝えます。

市民公開講座 参加方法

事前に参加申込をいただきますようお願いいたします。
期日前でも定員に達し次第、申込を締め切らせていただく場合がございます。

〇参加募集期間:
2024年4月22日(月)~6月11日(火)

市民公開講座 参加お申込みはこちら

問合せ事務局の情報

お問い合わせ先
info[あ]jarm2024[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)(受付時間:平日10~17時)

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