テーマ:消化器病学の進化 ― Caseから学び、Scienceで探り、Evidenceでつなぐ

総会事務局

札幌医科大学医学部内科学講座
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第113回日本消化器病学会総会

会長:仲瀬裕志(札幌医科大学医学部内科学講座消化器内科学分野 教授) 会期:2027年5月6日(木)~8日(土) 会場:京王プラザホテル札幌、グランドメルキュール札幌大通公園

会長挨拶

会長:仲瀬裕志

第113回日本消化器病学会総会
会長  仲瀬 裕志
札幌医科大学医学部内科学講座消化器内科学分野 教授

このたび、第113回日本消化器病学会総会を、2027年5月6日(木)から8日(土)までの3日間、京王プラザホテル札幌およびグランドメルキュール札幌大通公園を会場として、現地開催を主体としたハイブリッド形式にて開催いたします。

1898年の創立以来、本学会は先達のたゆまぬ努力に支えられ、我が国の消化器病学を牽引する学術集会として発展を遂げてまいりました。その伝統ある総会の会長を拝命いたしましたことは、誠に光栄に存じます。

札幌医科大学が本総会を主宰するのは、第一内科初代教授・和田武雄先生が会長として主宰された第64回総会(1978年)以来となります。第一内科は現在、内科学講座消化器内科学分野として発展を続けており、先達が築かれた礎の上に、次代の消化器病学を札幌から発信できる機会を賜りましたことに、身の引き締まる思いで準備を進めております。

本総会のテーマは、「消化器病学の進化―Caseから学び、Scienceで探り、Evidenceでつなぐ」です。会長として私が大切にしたいのは、一つ一つの症例に真摯に向き合い、そこから学びを得る姿勢にほかなりません。臨床の現場で抱く「なぜ」を出発点に、Scienceで病態を深く探究し、検証されたEvidenceとして社会へ、そして次の患者さんへと確かにつないでいく―札幌での総会を、医学の原点へ立ち返る機会とし、新たな発見と進歩へ結実する場としたいと考えております。

学術プログラムは、シンポジウム14セッション、パネルディスカッション16セッション、ワークショップ14セッションを柱に、多領域・多職種が交わり、深く議論できる構成としております。特別講演には、2025年ノーベル生理学・医学賞受賞者の坂口志文先生をはじめ、再生医学・バイオマテリアル研究を牽引されてきた田畑泰彦先生、腸内細菌研究の第一人者である植松智先生、さらに札幌医科大学ご出身で国境なき医師団日本の中嶋優子先生をお招きし、基礎から臨床、そして社会実装へと視座を広げる機会を用意いたしました。

また会長特別企画として、①新しい世代を育てる消化器医学教育、②つなぐ医療、広がる消化器診療―遠隔医療がもたらす革新、③医学生ポスター発表の3企画を立ち上げました。札幌医科大学が取り組んできた遠隔医療の経験も踏まえ、「現地で集い議論する価値」と「距離を越えて知を共有する可能性」を両立させ、次世代へ確かなバトンを渡す総会を目指します。

春の札幌は、学びと交流に最適な季節です。多くの先生方に札幌へお集まりいただき、Caseから学び、Scienceで探り、Evidenceでつなぐ―その実践を通して、明日からの診療・研究に資する確かな示唆が得られる3日間となることを願っております。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。

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