4.応募資格
演者は筆頭ならびに共同演者についても日本消化器内視鏡学会員に限ります。
※海外からの演題応募については、非会員でも演題登録は可能です。
演題申し込みに際しては会員番号が必要です。不明の場合は、下記学会事務局へお問合せください。
演題応募時点で未入会である場合は、会員番号を99(2桁)と仮登録していただき、すみやかに入会手続きを行ってください。
※本学会の定款細則第16条第1項に定められている通り、演者(筆頭ならびに共同演者)は会員のみです。登録時に未入会者(99で仮登録)の方は、入会手続きが完了しましたら、速やかに会員番号を入力/更新をお願いいたします。
但し、病理医、生物統計家の方、および研究に貢献していただいた非医師の方に関しては、非会員でも共同演者に加えることが可能です。演題応募の際には、会員番号を00(2桁)とご入力ください。
入会についてのお問合せは、下記学会事務局までお願いいたします。
>>入会案内はこちら
<入会手続き・会員番号のお問い合わせ>
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 事務局
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-1 新御茶ノ水アーバントリニティビル4F
TEL:03-3525-4670(月曜日から金曜日 午前11時~午後3時) FAX:03-3525-4677
E-mail: info@jges.or.jp
5.発表形式と分類項目
発表形式(必須)
希望する発表形式を、以下より一つ選択してください。
- 主題演題希望:不採択時は演題取消
- 主題演題希望:不採択時は一般演題希望(口演)
- 主題演題希望:不採択時は一般演題希望(ポスター)
- 主題演題希望:不採択時は一般演題希望(口演、ポスターどちらでもよい)
- 一般演題希望:口演発表を希望
- 一般演題希望:ポスター発表を希望
- 一般演題希望:口演発表・ポスター発表のどちらでもよい
*「01.~04.」を選択された場合は、共著者の登録は2名までとなります。
*「02.~04.」を選択し、一般演題に採用された場合は、共著者数を追加するか2023年2月頃、運営事務局より確認のご連絡をいたします。
使用言語
プログラム |
抄録原稿 |
発表スライド |
発表・質疑応答 |
主題演題(日本語) |
日本語(英語可) |
英語 |
日本語(英語可) |
主題演題(英語セッション) |
英語 |
英語 |
英語 |
一般演題(口演) |
日本語(英語可) |
英語 |
日本語(英語可) |
一般演題(ポスター) |
日本語(英語可) |
日本語(英語可) |
日本語(英語可) |
*主題演題セッションの発表スライドは英語表記となります。 発表スライド作成の際にはご注意いただきますようお願い申し上げます。
主題演題
シンポジウム
一部指定Innovative synergy in the collaboration of surgical and endoluminal approaches.
>>司会の言葉
司 会北川 雄光(慶應義塾大学 外科)
炭山 和毅(東京慈恵会医科大学 内視鏡医学講座)
The technology of endoscopic interventions has been steadily developing and providing us a series of novel less-invasive alternatives to surgery. However, the application had been confined within the gut wall for many years considering the risk of formidable extraluminal soiling with luminal contents by inadvertently breaking the integrity of the gut wall. Contrarily, we now greatly appreciate the synergy of the collaboration of endoscopists and surgeons with different skill and knowledge bases in various occasions and clinical settings day to day basis. The synergy has improved the safety of our practices and made the deeper layers of the gut wall and even extraluminal cavities working fields of endoscopic interventions. In this symposium, we would like to discuss and clarify the benefit of the collaboration of surgical and endoluminal approaches based on available clinical evidence regardless of target disease.
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一部指定高齢者に対する内視鏡治療
>>司会の言葉
司 会斎藤 豊(国立がん研究センター中央病院 内視鏡科)
鳥谷 洋右(岩手医科大学 内科学講座 消化器内科分野)
2022年現在、本邦では65歳以上の高齢化率は28.9%となり、今後2042年まではさらなる増加が予想されている。日常臨床における内視鏡治療でも,高齢者の占める割合の増加を実感する機会が増えている.高齢者における内視鏡治療では、病変側の因子に加え、併存疾患や栄養状態、抗血栓薬など患者側の因子を含めた総合的な治療適応の判断が求められる。治療においても偶発症がより重篤化する危険を秘めており、より安全で低侵襲な治療が求められる。本シンポジウムでは,高齢者における上下部消化管および胆膵領域に関する内視鏡治療の適応基準や治癒判定基準、偶発症割合、他病死も含めた長期予後、また新規治療法など各施設の工夫や今後の展望について幅広く演題を募集する.奮って演題応募頂きたい。
なお高齢者の定義は75歳以上とする。
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全公募Innovative Therapeutic Endoscopy:上部消化管狭窄に対する治療の最前線
>>司会の言葉
司 会磯本 一(鳥取大学医学部 消化器腎臓内科学)
阿部 靖彦(山形大学医学部附属病院 光学医療診療部)
上部消化管狭窄は摂食障害や嘔吐、誤嚥性肺炎を惹起し患者のQOLを著しく損ない治療にも難渋する。主に癌腫による「悪性狭窄」と外科術後や内視鏡治療後等の「良性狭窄」に大別される。「悪性狭窄」では高侵襲なバイパス術にかわり、より低侵襲なステント留置が普及し、細径化や逆流防止機能など工夫もなされている。悪性胃排出路障害に超音波内視鏡下胃空腸吻合術も登場した。「良性狭窄」では術後に旧来のバルーン・ブジー拡張法に加えステント留置、radial incision cutting法など新たな試みも行われている。食道ESD後狭窄予防として、トリアムシノロン局注、プレドニン内服、PGAシート、自己口腔粘膜細胞シート移植など様々な方法が考案されてきた。ステロイド局注vs内服のJCOG臨床試験の解析結果が期待される。本シンポジウムでは上部消化管狭窄に対する内視鏡治療について、難治化要因の解明、個別化に向けた狭窄治療法、最適のESD後狭窄予防法等について幅広くご発表頂きたい。
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一部指定上部消化管advanced therapeutic endoscopy(POET、全層切除、肥満治療など)(上部)
>>司会の言葉
司 会伊藤 透(金沢医科大学 消化器内視鏡学)
上堂 文也(大阪国際がんセンター 消化管内科)
EMRは消化管の粘膜病変の治療を可能としたが、その後開発されたESDは高周波電気ナイフを用いた自由度の高い精緻な粘膜・粘膜下層の切離によって、粘膜切除の治療成績を一段と向上させた。近年、新たなデバイスの開発や手技の工夫によって粘膜の切除のみならず消化管壁や壁外組織の切離や縫合などを行う、さらに進化した治療内視鏡が行われている。本セッションでは、経口内視鏡的腫瘍切除(POET)、内視鏡的全層切除(EFTR)、内視鏡的スリーブ状胃形成術などの、EMR/ESDにつづく内視鏡手技についての演題をひろく募集し、今後の治療内視鏡の方向性と可能性を討議したい。前臨床の探索的検討も歓迎する。
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全公募十二指腸非乳頭部上皮性腫瘍の内視鏡診断と治療
>>司会の言葉
司 会矢作 直久(慶應義塾大学 腫瘍センター)
遠藤 昌樹(開運橋消化器内科クリニック/岩手医科大学内科学講座消化器内科分野 )
近年,十二指腸非乳頭部上皮性腫瘍に遭遇する機会が増えており、2021 年には十二指腸癌診療ガイドラインが刊行された。しかし、発見される腫瘍には癌以外の病変も数多く含まれており、その内視鏡診断と治療には未だ多くの課題が残されている.診断面では拾い上げから画像強調内視鏡や(超)拡大内視鏡による精密検査まで様々な診断法が報告されているが、未だ統一された基準は存在しない.治療においてはcold polypectomy, underwater EMR, GEL immersion EMRなどが登場し, ESDでも様々な工夫がなされているほか,D-LECSも保険収載されているが、十二指腸腫瘍の治療には大きなリスクも伴うため、その適応や限界についても十分な議論が必要である.本セッションでは十二指腸非乳頭部上皮性腫瘍に対する診断・治療の最新の知見や具体的な成績を示していただき、今後の方向性を議論したい。
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全公募Innovative Therapeutic Endoscopy:小腸・大腸の良性狭窄に対する治療
>>司会の言葉
司 会石原 俊治(島根大学医学部 内科学講座第二)
平井 郁仁(福岡大学医学部 消化器内科学講座)
小腸・大腸に狭窄をきたす良性疾患は,クローン病(CD)、非特異性多発性小腸潰瘍症、NSAIDs起因性小腸潰瘍などの炎症性疾患や術後吻合部狭窄、虚血性疾患など多岐にわたり、閉塞症状の改善や予防目的で狭窄解除が行われる。内視鏡的狭窄解除法としては従来から内視鏡的バルーン拡張術(EBD)が広く施行されている。小腸狭窄など技術的にEBDが困難な狭窄病変に対しては、バルーン内視鏡の応用やデバイスの工夫により治療手技は進化している。また、狭窄部への局注やステント留置術、内視鏡的狭窄切開術(stricturotomy)などオリジナリティーの高い新たな手法も試みられている。ただし、EBDの適応、理想的な拡張径、拡張圧、拡張時間などの手技的な課題や生物学的製剤使用中のCD症例における狭窄解除法の選択や長期成績など解決すべきCQも少なくない。また、ステント留置術やStricturotomyは保険収載がなされておらず、手技の確立が待たれる。本シンポジウムでは,主に内視鏡的狭窄解除法をテーマとし,その治療成績を含めた現状と課題さらに将来展望について議論したい。実臨床に基づく多数の演題を期待する。
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全公募炎症性腸疾患の内視鏡的モニタリング(下部)
>>司会の言葉
司 会江﨑 幹宏(佐賀大学 医学部内科学講座消化器内科)
長沼 誠(関西医科大学 内科学第三講座)
炎症性腸疾患(IBD)の疾患予後改善のためには、長期かつ継続的に質の高い疾患活動性制御を行うことが重要である。STRIDE IIでは内視鏡的治癒が長期目標に設定されていることから、臨床症状や各種バイオマーカーに加えて定期的な内視鏡モニタリングも必要となってくる。しかしながら、実臨床において内視鏡評価を定期的かつ頻回に実施することは患者・医師双方への負担が大きい。加えて、潰瘍性大腸炎では拡大観察や画像強調観察、あるいはAIを用いた活動性評価の有用性も示唆されている。一方、Crohn病では疾患予後を大きく左右する小腸病変評価の重要性や腸管全層性評価の必要性などが取り沙汰されている。さらには、内視鏡的寛解のカットオフ値も未だ流動的であるといった問題もある。本セッションでは、IBDにおける適切な内視鏡モニタリングを実践する上での検査実施時期や評価法、一方で内視鏡モニタリングが抱える問題点など多方面から議論したい。
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全公募Innovative Therapeutic Endoscopy:良性胆管狭窄に対する内視鏡治療
>>司会の言葉
司 会安田 一朗(富山大学 第三内科)
糸井 隆夫(東京医科大学 消化器内科)
良性胆管狭窄は、慢性膵炎や原発性硬化性胆管炎などの炎症性狭窄、術後胆管損傷や消化管胆管吻合部などの術後狭窄、そして原因不明の特発性狭窄に大別される。これら良性胆管狭窄に対する内視鏡治療は、ステント留置やバルーン拡張による狭窄解除が一般的であるが、いずれの狭窄においても良性という特性上、可能であればステントフリーを目指す。メタルステントや複数本のプラスチックステント留置も海外のガイドラインでは推奨されており、また、完全閉塞や高度狭窄によって狭窄解除が困難な場合には超音波内視鏡を用いた吻合術や磁石吻合術などの報告もある。本セッションでは、こうした良性胆管狭窄に対する内視鏡治療の現状と限界について、長期予後も含めてティスカッションしたい。多数の応募を期待する。
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全公募Interventional EUSの現状と課題(胆膵)
>>司会の言葉
司 会北野 雅之(和歌山県立医科大学 第二内科)
大塚 隆生(鹿児島大学 消化器外科)
EUS下穿刺吸引生検術の技術を応用したInterventional EUSは、胆膵疾患診療において欠かせないツールとして様々な治療目的に使用されており、局所注入療法とドレナージ療法に大別される。局所注入療法として、腹腔神経叢・節ブロック術、膵腫瘍に対するエタノール注入・ラジオ波焼灼術、放射線治療の金属マーカー留置術などが行われている。ドレナージ療法の対象として、急性膵炎後の被包化壊死、術後膵液瘻、胆管、胆嚢、膵管などが挙げられ、さらに胃空腸吻合術にも応用されている。Interventional EUSは、以上のような様々な治療技術と専用デバイスが開発されることにより日進月歩に発展し、対象疾患・適応が拡大してきているが、一方で特有の有害事象も報告されている。本セッションではInterventional EUSに関する現状と最新の知見をご報告いただき、今後の課題を議論いただきたい。
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全公募IgG4関連疾患:内視鏡の役割(胆膵/全体)
>>司会の言葉
司 会廣岡 芳樹(藤田医科大学 消化器内科)
児玉 裕三(神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 消化器内科学分野)
自己免疫性膵炎・IgG4関連硬化性胆管炎の診断基準およびガイドラインの普及により、消化器領域におけるIgG4関連疾患の患者数は大きく増加している。これらの疾患における内視鏡診療の役割は極めて大きく、EUS/ERCPを用いた画像診断や組織診断は急速な進歩を遂げてきた。しかし、現在の診断技術をもってしても、未だ悪性腫瘍や他の硬化性胆管炎などとの鑑別が困難な症例は少なくない。また、合併する閉塞性黄疸や膵仮性嚢胞の内視鏡治療についても、その適応や方法には未だ議論を残すところである。一方、IgG4関連疾患には粘膜下腫瘍、壁肥厚、潰瘍、ポリープなど様々な形態を示す消化管病変が報告され、内視鏡の役割は上部・下部消化管にも拡がってきた。本シンポジウムでは、IgG4関連疾患の内視鏡診療において、いかに偶発症を軽減し、悪性腫瘍との鑑別を含めた正確な診断のうえ、病態に応じた適切な治療を導入するか、各施設の最新の取り組みについて議論したい。
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パネルディスカッション
全公募消化管出血に対する内視鏡治療
>>司会の言葉
司 会貝瀬 満(日本医科大学 消化器内科)
塩谷 昭子(川崎医科大学 消化器内科)
消化管出血に対する内視鏡診療については、ガイドライン改訂版が欧米から公開されているが、急性上部消化管出血に対する内視鏡検査については、持続する出血など限定的となっている。新規の止血処置具として、消化管壁全層縫合器(OTSC)と内視鏡的止血粉末スプレー(Hemospray)は、従来の止血法で難渋する場合に、推奨されている。大腸憩室出血に関しては、クリップに代わる内視鏡的結紮術(EVL)の有効性が主に本邦より報告されている。小腸出血については、CT検査が優先され、場合により小腸カプセル内視鏡を先行し、必要に応じてバルーン小腸内視鏡を用いた止血処置が行われる。欧米の抗血栓療法に対する内視鏡ガイドラインでは、内視鏡処置の際の直接経口抗凝固薬(DOAC)の休薬期間は本邦より長くなっている。全消化管の出血に対する内視鏡治療について、内視鏡実施タイミング・止血術適応・止血法選択・新規内視鏡治療法・止血術の工夫・抗血栓薬のマネージメントなどガイドラインを検証できる演題を広く応募する。
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全公募表在型食道扁平上皮癌に対する内視鏡診断の展望(上部)
>>司会の言葉
司 会小山 恒男(佐久総合病院佐久医療センター 内視鏡内科)
竹内 学(長岡赤十字病院 消化器内科)
表在型食道扁平上皮癌(ESCC)に対する内視鏡診断は,通常観察にて色調変化や形態変化を捉え,最終的にはヨード染色にて診断されてきた.しかしNBIやBLIなどの画像強調内視鏡の開発により、病変の発見は容易となり、診断精度は大きく向上してきた.また、JES-SCC分類の提唱から10年以上が経過し、拡大内視鏡診断も広く普及している.最近ではECやTXI・LCIなどの新たな画像強調内視鏡に加え、AIによる内視鏡診断も展開されつつある.
これらの新たな診断法による、表在型ESCCの存在診断,範囲診断、深達度診断,鑑別診断(扁平上皮内腫瘍やfocal atrophy)への有用性を明らかにする必要がある。 そこで、本セッションでは,画像強調内視鏡やJES-SCC分類だけでなく,新たな診断modalityを駆使したESCC診断の現状および課題を検討し,将来的な展望について討論したい.
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全公募機能性消化管疾患に対する内視鏡診断と治療
>>司会の言葉
司 会樋口 和秀(大阪医科薬科大学 先端医療開発学講座)
飯島 克則(秋田大学 消化器内科)
機能性消化管疾患は食道から大腸・肛門までの全消化管領域と関連して発症し、各臓器と関連した種々の症状を呈する。機能性消化管疾患の診断において、まずは内視鏡検査にて器質的疾患を除外することが重要で必須の検査となっている。しかし、近年、機能性消化管疾患と関連する間接的な種々の内視鏡所見が報告されており、内視鏡検査は単に器質的疾患の否定だけでなく、特定の機能性消化管疾患の存在を疑うきっかけとしても重要とされている。また、内視鏡を用いた種々の機能検査も報告され、機能性消化管疾患の診断に活用する試みがなされている。さらに、下部食道括約筋層切開、胃幽門部筋層切開、または、胃・食道逆流防止術など内視鏡を用いた機能性消化管に対する治療も普及してきている。本セッションでは、機能性消化管疾患に対する内視鏡診断と治療に関して、上部、及び、下部消化管領域から広く演題を募集し討論する場としたい。
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一部指定胃診療におけるadvanced diagnostic endoscopy
>>司会の言葉
司 会後藤田 卓志(日本大学病院 消化器内科)
吉永 繁高(国立がん研究センター中央病院 内視鏡科)
ジュール・ヴェルヌが父親に書いた手紙に「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」と書いたと言われている。約70年前に暗室の中で上腹部の赤い光だけを頼りにシャッターを切り、現像してみないと何が写っているかわからないという胃内観察を行っていた先人達が今のような状況を想像したであろうか。ハイビジョンはもちろん4Kにも対応し、LEDやレーザー光を用い、我々が普段視ている白色光だけでなく特定の波長を活かしたり、画像データをリアルタイムで分割して強調したりしながら胃内腔を診ている。また人工知能を使った病変の拾い上げや診断も始まっている。本項ではこのような最先端の技術、既存の技術の工夫も含めた胃診療を余すこと無くご報告頂き、会場にご参加の皆様と一緒に大いに議論したい。まだ臨床に応用されていない、想像の翼が拡がるようなpreliminaryな報告も歓迎する。
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全公募炎症性腸疾患の内視鏡的粘膜治癒を考える
>>司会の言葉
司 会緒方 晴彦(慶應義塾大学医学部 内視鏡センター)
飯島 英樹(大阪警察病院 消化器内科)
炎症性腸疾患(IBD)の疾患活動性モニタリングにおいて、内視鏡検査を用いた活動性評価がゴールドスタンダートと言われており、内視鏡的粘膜治癒を長期的な治療目標としたTreat to target (T2T) strategyの概念が提唱されている。内視鏡的粘膜治癒はIBDによる手術率、入院率の低下など、さまざまなアウトカムの改善に寄与することが報告されているが、実際、どのような時期に、どのようなモダリティを用いて、どのような評価方法を用いて粘膜治癒の評価を行うかは十分なコンセンサスが得られていない。粘膜評価の結果が観察者により異なることも経験され、AI技術が粘膜治癒の評価の改善に寄与するというデータも発信されつつある。本ワークショップでは、IBDの粘膜治癒について、さまざまな角度から最適な内視鏡的評価方法についてご発表いただき、長期予後改善の視野に立ったIBDの治療戦略についても議論したい。
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全公募大腸T1癌の深達度診断と治療(下部)
>>司会の言葉
司 会冨樫 一智(福島県立医科大学会津医療センター 小腸・大腸内科)
浦岡 俊夫(群馬大学大学院 医学系研究科内科学講座 消化器・肝臓内科学分野)
従来、大腸T1癌の深達度診断では「T1a癌とT1b癌の鑑別」が重要視されてきた。T1a癌は転移・再発の頻度が低く、転移・再発の可能性を切除前に予測できる有力な指標であるからである。一方、T1癌に対する内視鏡切除はその後の転移・再発に影響を与えないことから、T1b癌に対しても内視鏡切除を先行し、切除標本の病理組織学所見により追加外科的切除を判断する考えもある。この場合の深達度診断とは、技術的に内視鏡切除可能なT1癌の診断を意味し、深部断端陰性を確保できるかを判断することになる。本パネルディスカッションでは、各種内視鏡modality(通常・拡大・画像強調・超音波など)による従来型の「T1a癌とT1b癌の鑑別能」に加えて、「内視鏡切除可能なT1癌の診断能」についても実臨床のデータで議論したい。さらに、内視鏡画像のAI診断や内視鏡以外のmodalityの診断能についてもご発表いただくことにより、各種modalityの現状を把握し、この研究領域における方向性を展望したい。
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全公募薬剤性消化管障害の最前線(下部)
>>司会の言葉
司 会藤谷 幹浩(旭川医科大学 内科学講座 病態代謝・消化器・血液腫瘍制御内科学分野(消化器・内視鏡学部門))
蔵原 晃一(松山赤十字病院 胃腸センター(消化管内科))
創薬の急速な進歩による新規薬剤の導入に伴って,多彩な薬剤性消化管障害が報告されるようになった.アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)によるスプルー様腸症や免疫チェックポイント阻害薬による消化管病変(irAE腸炎),青黛による虚血性腸病変、新規分子標的治療薬や抗悪性腫瘍薬に関連した消化管病変などが次々と報告され、これらの中には,従来の薬剤性消化管病変とは異なり,原因薬剤の中止によっても改善しない難治例が含まれる.また、NSAIDsや酸分泌抑制薬による腸管病変も相変わらず増加傾向にある。
薬剤性消化管病変は、症例の蓄積から臨床的特徴,疾患概念が確立された後,発症機序の解明や危険因子,予防法や治療法の確立へと展開する.本パネルディスカッションでは、下部消化管の薬剤性障害に関する最新の知見を発表して頂き、広い視点から薬剤性消化管障害診療の問題点とその解決策を探っていきたい。
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全公募胆管結石:治療困難例への対処(胆膵)
>>司会の言葉
司 会伊藤 啓(仙台市医療センター・仙台オープン病院 消化管・肝胆膵内科)
加藤 博也(岡山大学病院 )
近年の胆管結石に対する内視鏡治療の進歩は目覚ましく、かつては手術、あるいは経皮的治療に頼らざるを得なかった治療困難例への対処も可能となった。巨大結石や積み上げ結石に対する治療においては、EMLをはじめとして、ESWL、さらに経口胆道鏡を用いたEHLも盛んに行われるようになってきた。また、術後再建腸管に対するバルーン内視鏡を用いた結石除去、Interventional EUSを併用した結石除去、さらにそれらを用いた胆管空腸吻合術後の肝内結石に対する治療も積極的に行われている。その一方で、あまりにも結石が大きい、あるいは解剖学的に結石や胆管へのアプローチが困難など、ここまで進歩した結石治療をもってしても治療に難渋する症例に遭遇する。本セッションでは、さまざまな治療困難結石症例に対する治療の工夫やコツ、治療成績についてビデオを供覧しながら発表いただきたい。多数の演題応募を期待する。
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全公募胆膵内視鏡の新技術(胆膵)
>>司会の言葉
司 会良沢 昭銘(埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科)
菅野 敦(自治医科大学 消化器肝臓内科)
胆膵内視鏡は、ERCPとEUSを使い熟すことにより、診断から治療まで行われる。ERCPは、胆管膵管への挿管に始まり、乳頭部への処置、結石除去、ステンティング、胆道鏡を用いた処置など様々な手技へ応用されてきた。バルーン内視鏡を用いたERCPは術後腸管症例の胆膵疾患に対する内視鏡治療へ光明をもたらした。EUSは画像診断のみならず、EUS-FNAを用いた病理組織学的診断、穿刺手技を応用したドレナージ、さらにnecrosectomyなど多くの手技へ進歩した。Interventional EUSは、ERCPとEUSの垣根を取り払い、胆膵内視鏡を新しい領域へ展開させている。胆膵疾患の診断・治療の精度を向上させ、さらに安全・迅速に手技を完遂させるために、内視鏡手技・新規デバイスの開発や工夫の積み重ねが現在の胆膵内視鏡を発展させてきた。本パネルディスカッションでは、胆膵内視鏡の新しい技術やデバイスに関する動画を交えた演題を幅広く応募する。各施設で行っているコツなどでも構わない。現状を打破する新技術の発表を期待したい。
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全公募膵疾患に対する EUS 診断の現状
>>司会の言葉
司 会田中 聖人(京都第二赤十字病院 消化器内科)
潟沼 朗生(手稲渓仁会病院 消化器病センター)
超音波内視鏡は膵疾患診断において重要な役割を担っている。これまで膵疾患に対するEUS診断はB mode観察のみが行われていたが、機器・技術の進歩によりBモード画質の向上のみではなく、Tissue harmonicやElastographyが搭載され、さらに超音波造影剤によるContrast-enhanced harmonic EUSによる造影診断も可能となってきている。さらにFNAによる検体採取により組織学的診断が日常臨床で施行されており、さらに、得られた検体による遺伝子検査にも行われつつある。またArtificial intelligence (AI) 技術がEUSにも応用され、その有用性が報告されている。このように機器や技術の進歩は目覚ましいが、これらの進歩が、実際の診断能の向上にどの程度、寄与したかの検証は必要である。本パネルディスカッションでは、膵癌や内分泌腫瘍を含めた膵腫瘍の存在診断や鑑別診断、IPMNなどの膵嚢胞性腫瘍の良悪性診断や経過観察、膵上皮内癌診断、慢性膵炎診断などの様々な膵疾患におけるEUS診断の現状と課題、さらには新たな試みや今後の可能性について議論し、さらなるEUS診断の向上を目指したい。多くの演題応募を期待する。
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ワークショップ
全公募After (With) コロナ時代の消化器内視鏡診療
>>司会の言葉
司 会村上 和成(大分大学 消化器内科)
石村 典久(島根大学医学部 内科学講座第二)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、わが国における消化器病診療に大きな影響・変革をもたらした。特に、消化器内視鏡検査・治療は、エアロゾル発生による飛沫感染リスクを増加させるとの懸念から2020年前半(第一波)には国内の内視鏡検査数は激減したものの、その後は、様々な研究結果や経験を活かして、感染拡大の波によっても大きな減少なく、検査・治療が行われている。しかしながら、各施設の医療資源の違いなどによって感染防止策を含めた医療体制は標準化されていないのが実情と思われる。
本ワークショップでは、パンデミックから2年以上が経過しても、収束の見通しが立たない状況のなかで、各施設で行っている内視鏡検査時の感染防御策の工夫、感染者への対応、内視鏡検診や内視鏡研修の取り組みの実際、医療経済への影響など、幅広い分野から提示していただき、After(With)コロナ時代の消化器内視鏡診療のあり方について議論を深めたい。
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全公募希少疾患の内視鏡診断(全体)
>>司会の言葉
司 会斉藤 裕輔(市立旭川病院 消化器病センター)
梁井 俊一(岩手医科大学 内科学講座 消化器内科分野)
希少疾患の定義は「治療が不可能もしくは困難で、人口 1 万人あたり約 3.9人程度の患者数の疾患」を指し、その疾患数は7000-9000ともされている。希少疾患の中には消化管に病変を有する疾患も多く、これら疾患の内視鏡像を理解・記憶は、診療時の鑑別診断及び今後の新たな疾患・学問体系の確立という点から極めて重要である。
本セッションでは消化管に病変を有する希少疾患のうち、特徴的な内視鏡所見を呈する疾患、非特異的な内視鏡所見であるが、他の臨床所見と組み合わせることで診断のきっかけとなる、知っておくべき希少疾患について募集し、今後の新しい学問体系の確立に寄与したい。内視鏡動画を加えての提示も歓迎する。画像が美麗で、一度見たら忘れない内視鏡像を呈する希少疾患症例を多数応募頂きたい。
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全公募「artificial intelligence/molecular imagingと内視鏡」(全体)
>>司会の言葉
司 会高山 哲治(徳島大学大学院医歯薬学研究部 消化器内科学)
森 悠一(オスロ大学 Clinical Effectiveness Research Group 昭和大学横浜市北部病院 消化器センター)
Artificial intelligence (AI) is attracting great attention as an innovative technology in medicine. AI deep learning enabled the establishment of a computer-aided diagnosis (CAD) system with high accuracy in gastrointestinal endoscopy. Several AI-based CAD systems for endoscopy have been approved in Japan and several countries. Positive results of large-scale randomized controlled trials on AI-based CAD are encouraging the dissemination of this technology. Meanwhile, molecular imaging which visualizes tumor cells by targeting tumor-specific molecule is rapidly developing, and is expected to enable highly sensitive endoscopic detection of early neoplastic lesions in endoscopic research. However, the actual role of AI and molecular imaging in endoscopy has not yet been established. In this workshop, we would like to clarify their current status and discuss how these technologies should be clinically applied.
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全公募H. pylori 陰性時代における胃癌の内視鏡診断 (自己免疫性胃炎を含む)
>>司会の言葉
司 会河合 隆(東京医科大学 消化器内視鏡学)
鎌田 智有(川崎医科大学 健康管理学)
近年、H. pylori 除菌治療の普及や感染率の低下、さらに自己免疫性胃炎の発見増加に伴い、背景胃粘膜の状態は大きな変化を遂げている。これら胃粘膜に伴って発生する除菌後胃癌、未感染胃癌、自己免疫性胃炎合併胃癌などのH. pylori 陰性癌は、今後さらに増加し胃癌の主体を占めることが予測される。
病変の拾い上げから画像強調内視鏡や拡大内視鏡による質的診断、範囲診断や深達度診断などの内視鏡診断学は胃癌の背景胃粘膜によって異なるため、H. pylori 陰性癌の内視鏡診断確立は急務とも言える。さらに、生命予後を規定する浸潤癌の臨床病理学的特徴など、今後検討すべき課題も残されている。
本ワークショップではH. pylori 陰性癌を取り上げ、スクリーニングから精密検査における内視鏡診断、浸潤癌や除菌後胃癌 (除菌後10年以上)、自己免疫性胃炎合併胃癌の臨床病理学的特徴などについて議論したい。H. pylori 陰性時代の内視鏡診療を見据えた積極的な演題応募を期待する。
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全公募バレット食道腺癌に対する内視鏡診断・治療の課題
>>司会の言葉
司 会小池 智幸(東北大学病院 消化器内科)
引地 拓人(福島県立医科大学附属病院 内視鏡診療部)
Recently, Barrett's esophageal adenocarcinoma has been increasing in Japan as well as in Western countries, but there are large differences in endoscopic diagnosis and surveillance methods for Barrett's esophagus between Japan and the West. In addition, there are many issues that need to be resolved, such as the difficulty in endoscopic diagnosis of adenocarcinoma in long-segment Barrett’s esophagus, and clarification of the long-term prognosis of patients who underwent endoscopic treatment for Barrett's esophageal adenocarcinoma, which is still unclear in spite of the popularity of this treatment. In this workshop, we would like to contribute to the establishment of Barrett's esophageal adenocarcinoma treatment and to its future progress by discussing the current problems in the endoscopic diagnosis and treatment of Barrett's esophageal adenocarcinoma. We invite many abstract submissions, including proposals for new techniques for endoscopic diagnosis, treatment, and surveillance methods for Barrett's esophageal adenocarcinoma.
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一部指定IBD関連腫瘍 サーベイランスのガイドラインを問う
>>司会の言葉
司 会久松 理一(杏林大学医学部 消化器内科学)
渡辺 憲治(兵庫医科大学 炎症性腸疾患センター 内科)
The number of IBD patients in Japan are increasing continuously, and long-term cases eligible for the surveillance to IBD-related neoplasia are also increasing. The surveillance for IBD-related neoplasia is an ongoing topic of discussion at national and international congress, and the guidelines for the practice of IBD-related neoplasia by the Japanese Society for Cancer of the Colon and Rectum are scheduled for publication in early 2023. Many issues remain in this field, including epidemiological studies, prognosis, optimization and promoting efficiency of surveillance endoscopy, indications and techniques for endoscopic resection, pros and cons and indications for partial surgical resection, pathological differential diagnosis between IBD-related neoplasia and sporadic tumors, and use of endoscopy and the other methods differently in patients with Crohn's disease. In this session, we would like to call papers on the issues raised by domestic and international guidelines, as well as researches at individual institutions, to actively discuss from various angles the optimal approach of surveillance for IBD-related neoplasia and future directions, with an eye toward the next revision of the guidelines. We look forward to receiving many aggressive abstract submissions.
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全公募小腸内視鏡による診断、治療の最前線(下部)
>>司会の言葉
司 会山本 博徳(自治医科大学 内科学講座消化器内科学部門)
大塚 和朗(東京医科歯科大学病院 光学医療診療部)
小腸は消化吸収に不可欠の臓器である。腫瘍性疾患は少ないが、出血性の病変やクローン病など様々な疾患があり、特に炎症性進疾患に対しては病態の解明が進みつつある。また内視鏡機器も進歩しておりスパイラル内視鏡が保険収載されるともに、カプセル内視鏡、バルーン内視鏡も進歩しており、artificial intelligence(AI)による診断支援も検討されている。さらにクローン病小腸狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術ガイドラインも発表され、小腸も内視鏡診療の重要なターゲットとなってきている。こうした小腸内視鏡による診断や治療について少数例の検討も含め、多方面から俯瞰したい。
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全公募大腸腫瘍に対する内視鏡的切除法の最前線
>>司会の言葉
司 会松田 尚久(東邦大学医療センター大森病院 消化器内科)
竹内 洋司(大阪国際がんセンター 消化管内科 遺伝性腫瘍診療科)
2012年にNational Polyp Studyの長期成績から, 腺腫性ポリープに対する内視鏡的切除による大腸癌死亡低減効果が示された. 同年, Cold Polypectomyの多施設研究の成績に加え,Underwater EMRの初めての論文も報告された.さらに, この年日本では大腸ESDが保険適用となった. それから10年が経過し, 大腸腫瘍に対する内視鏡的切除法を取り巻く状況は大きく変化し,日本でもより積極的に大腸腫瘍を切除する潮流が生まれ,当時の新規治療は現在の標準治療となりつつある.
本セッションでは,各施設で行われている大腸腫瘍に対する内視鏡的切除法に関する工夫をご提示いただき,10年先の標準治療の礎となる議論を行いたい. ワークショップらしく,まだ十分に普及していない治療法の少数例での成績や,広く普及した治療法でも未解決の問題に対する取り組みなど,最前線の演題を期待する.
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全公募胆膵内視鏡診療におけるトラブルシューティング
>>司会の言葉
司 会植木 敏晴(福岡大学筑紫病院 消化器内科)
島谷 昌明(関西医科大学総合医療センター 消化器肝臓内科)
胆膵内視鏡診療は、十二指腸鏡やバルーン内視鏡などを用いたERCP関連手技、EUS関連手技や経皮経肝胆道鏡手技と多岐に渡る。通常のERCP関連手技は、胆管・膵管への深部挿管、EST・EPBD・EPLBDなどの乳頭処置、さらに結石除去術やドレナージ術など、未だに困難例や予期し得ない偶発症に遭遇する。また、バルーン内視鏡下ERCP関連手技には、通常のERCP関連手技とは異なり、直視鏡によるアプローチの難しさがあり、目的部位への到達に苦渋する場合も少なくない。EUS関連手技は、適応症例の選択や専用デバイスが不十分などまだ多くの問題点が残っている。経皮経肝胆道鏡手技は確立された手技ではあるが、現在の適応や偶発症の議論は不十分である。そこで、本セッションでは、ERCP, EUS関連手技や経皮的手技の各分野から幅広く、手技成功のコツから偶発症を防ぐための工夫、偶発症発生時の対処法などビデオを用いて発表していただきたい。明日からの胆膵内視鏡診療に役立つ多くの演題を募集する。
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全公募慢性膵炎に対する内視鏡治療の現状と今後
>>司会の言葉
司 会伊佐山 浩通(順天堂大学大学院医学研究科 消化器内科学)
岡部 義信(久留米大学医学部 内科学講座消化器内科部門)
慢性膵炎の治療には、以前より内視鏡的アプローチが深く携わってきた。具体的には、膵管口切開術、膵石の内視鏡的結石除去術、膵胆管狭窄に対する拡張術やステント留置術、仮性嚢胞ドレナージ術、腹腔神経叢融解術やブロック、が個々に応じて施行され、治療困難例や抵抗例では外科治療が検討されている。また、長期経過中の発癌問題も考慮する必要がある。一方、2019年に慢性膵炎診断基準が改訂され、続いて2021年に慢性膵炎診療ガイドラインが改訂され、従来の内視鏡治療に変化が表れてきている可能性がある。また、最近進歩の著しい超音波内視鏡下治療としてEUS-PDが行われている。まだ報告の少ない手技ではあるが、慢性膵炎に対する適応や有効性など現状を論じて頂きたい。本ワークショップでは、慢性膵炎に対する内視鏡治療の現状や問題点、さらに診療ガイドライン改訂による変化等々について討論し、今後に継続できればと考える。多くの演題応募を期待する。
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分類項目
○内容分類1
01 |
口腔咽喉頭 |
06 |
大腸 |
02 |
食道 |
07 |
胆道 |
03 |
胃 |
08 |
膵臓 |
04 |
十二指腸 |
09 |
肝臓 |
05 |
小腸 |
10 |
その他 |
○内容分類2 ※第一希望、第二希望を選択ください
1 |
腫瘍 |
18 |
内視鏡的止血術 |
2 |
機能性疾患 |
19 |
静脈瘤治療 |
3 |
感染症(含H. pylori感染) |
20 |
緊急内視鏡 |
4 |
炎症性疾患 |
21 |
極細径内視鏡(含経鼻) |
5 |
画像管理システム |
22 |
カプセル内視鏡 |
6 |
画像解析・画像処理 |
23 |
小腸内視鏡 |
7 |
内視鏡機器の洗浄/消毒 |
24 |
胃瘻造設術 |
8 |
前処置/周術期管理 |
25 |
ステント/拡張術 |
9 |
鎮静 |
26 |
レーザー治療/PDT |
10 |
教育/トレーニング |
27 |
診断的腹腔鏡 |
11 |
リスク管理(含高齢者) |
28 |
腹腔鏡下手術 |
12 |
拡大/超拡大/画像強調内視鏡 |
29 |
異物除去術 |
13 |
ESD/EMR |
30 |
肥満治療 |
14 |
新しい低侵襲治療内視鏡 |
31 |
NOTES |
15 |
EUS |
32 |
POEM |
16 |
EUS-FNA関連手技 |
33 |
その他 |
17 |
ERCP/ERCP関連手技 |
|
|
ポスター発表
ポスター発表形式は2023年春にお知らせいたします。
11.利益相反の申告
本学会規定により、演者及び共同演者は、招聘又は抄録登録時の前の年から過去3年間を対象に「発表者(共同演者含む)COI 報告書」(様式1)※1を発表演題ごとに提出が必須です。
例:演者の他、共同演者が4名いる場合には、1つの演題で計5枚の提出となる。
COI申告書フォーマット
■記載例
必ずご一読ください。
①申告書の署名は、「直筆」または「印字であれば押印」若しくは「電子署名(Adobeのみ可)」の何れかでお願いします。
②提出時のファイル名は必ず「演題番号_申告者名」としてください。(例)b20001_山田太郎
※演題番号は、演題登録完了通知メールに記載がございます。
※ファイル名が異なる場合には、再提出いただくことになりますのでご注意ください。
※ファイルが複数アップロードされている場合は、日付の新しいものを使用させていただきます。
③必ず、演題登録者全員分の申告をお願いいたします。(筆頭演者の他、共同演者が2名いる場合には、1つの演題で計3枚の提出が必須となります。)
提出方法
提出期日:2023年1月31日(火)まで
提出方法:以下ボタンより、提出してください。
提出フォーム
詳細は、下記サイトをご参照ください。
COI 一般社団法人日本消化器内視鏡学会