第81回九州山口薬学大会 実行委員長挨拶

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公益社団法人 熊本県薬剤師会会長 富永孝治

 2022年9月、第81回九州山口薬学大会を熊本県で開催致します。メインテーマは「未来への礎~変化と再構築~」です。
 2020年の九州山口薬学大会は沖縄県で開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大のために中止となり、2021年は日本薬剤師会学術大会が福岡県にて開催されたため、今回の九州山口薬学大会は実に3年ぶりの開催となります。また、今回の熊本大会は2016年の熊本地震で中止された第77回九州山口薬学大会熊本大会の仕切り直しの開催でもあります。
 熊本地震から5年以上が経過し、街並みからその傷跡はほぼ見えなくなりました。発災当初から全国、そして九州山口地区の薬剤師の皆様に幾度となく駆け付けていただき、ご支援いただいたことや多大な義援金を賜ったこと等、感謝の思いとご恩を忘れることはありません。今回、九州山口各県での持ち回りでの開催順よりも早く当県での開催を決めたのは、一日でも早く、皆様のお陰で復興した熊本県を見て頂きたいからにほかなりません。
 現在も熊本県知事の蒲島郁夫氏が掲げる「創造的復興」を旗印に、地震の前よりもさらに豊かで発展した熊本県にしようと歩みを進めており、熊本県薬剤師会も熊本県が行う薬事に関する公益事業に参加・協力しているところです。
 今回の第81回九州山口薬学大会では、超少子高齢化等を含む2025年問題やポストコロナを踏まえて、九州山口地区の薬剤師が講演会やシンポジウム・学術展示を通じて、薬学の最先端を学ぶとともに薬剤師の未来像を思い描く機会を提供したいと考えています。
 創造的復興によって多くのインフラは整備されました。お時間のある方は、熊本県が誇る世界遺産、世界最大級のカルデラ阿蘇山や潜伏キリシタン関連遺産である天草の崎津集落へ足を延ばしてはいかがでしょうか。また熊本県は、その豊かな自然と気候を活かして、多くの農林水産物が生産されています。阿蘇の赤牛や馬刺し、真っ赤なトマト、すいか、新鮮な赤いマダイやクルマエビなど、火の国くまもとの「赤」をまとった大自然の美味たちも勢ぞろいしています。ご来熊の記念にご賞味ください。

 多数の皆様方のご参加を心よりお待ちしております。