演題募集
ご応募いただいた演題の採択結果を、5月23日にメールでお送りしました。
届いていない場合は、演題応募時の登録番号を記載の上、メールにて下記までお問い合わせください。
演題募集期間
学会長期企画、学会単発企画、会長要望セッション、一般演題
2022年12月12日(月)〜2023年1月23日(月)
2023年2月6日(月)
2月13日(月)まで延長いたしました。
演題募集を締め切りました。
多数のご応募ありがとうございました。
※ご登録いただきました演題は、演題募集締め切り時点のご登録内容にて査読に進めさせていただきます。
演題募集締め切り以降にご登録・修正いただきました内容につきましては、査読・プログラム集等に反映されませんのでご了承ください。
申込資格
医師の方
筆頭演者・共同演者は本学会員に限ります。医師以外の方
本学会の非会員による発表も可能です。以下2つの条件を満たす必要がありますのでご確認ください。非会員の方の申込条件
※多領域・多職種セッションにおける発表である事。
※共同演者に少なくとも1人の会員を含むことが必要です。また非会員が共同演者になることは可能です。
例)
応募が可能の例:会員が少なくとも1人含まれる場合
筆頭演者:非会員、共同演者①:非会員、共同演者②:非会員、共同演者③:会員
応募が不可能の例:会員が1人も含まれない場合
筆頭演者:非会員、共同演者①:非会員、共同演者②:非会員
入会が必要な方は、日本小児循環器学会ホームページから入会手続きをお済ませください。
演題要項(学会長期企画、学会単発企画、会長要望セッション、一般演題)
発表形式
希望発表形式を以下から選択してください。
- A. 学会長期企画
- B. 学会単発企画
- C. 会長要望セッション
- D. 多領域・多職種:一般演題(口演・ポスター)
- E. 一般演題(口演)
- F. 一般演題(ビデオ)
- G. 一般演題(ポスター)
発表形式の変更
一般演題への変更
希望発表形式で「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択した方は、希望の形式で採択されない場合に一般演題・ポスターへの変更を希望するかどうかを選択してください。
※「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択の場合のみ必須
学会長期企画、学会単発企画、会長要望セッション のテーマ
希望発表形式で「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択した方は、テーマを選択してください。
※「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択の場合のみ必須。
※座長は決定次第お知らせします。
番号 | 分類 | 企画内容 | 発表形式 | |
---|---|---|---|---|
<学会長期企画> | ||||
A-1 | 不整脈 | テーマ | 小児の失神、Vf 蘇生後症例から学ぶ診断と治療 ~デバイス治療を中心に |
パネル ディスカッション (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 近年小児でも植え込みデバイスの使用が一般的になってきている。原因不明の失神症例では植込み型心臓モニタにより診断がつくことが増えてきている。一方で小児のデバイス治療は、成人と異なり、体格に応じた植え込み方法(開胸、経静脈)、病態に応じたデバイス選択(ICD、SICD、CRTD)が求められる。デバイス診断、治療について広く演題を募集し、総合ディスカッションでは症例を提示しどのようなデバイス戦略をとるか議論したい。 | |||
A-2 | 学校検診突然死 | テーマ | 小児の心臓突然死ゼロを目指して | シンポジウム (指定) |
企画趣旨 | 小児の心臓突然死予防のためには、不整脈疾患、心筋疾患、冠動脈疾患、肺高血圧疾患、救急医療への知識が不可欠である。本シンポジウムは、それぞれの立場から、"今、身につけるべき小児の心臓突然死予防のための知識"を共有する場としたい。 | |||
A-3 | 胎児心臓病学 | テーマ | 治療を希望しない胎児先天性心疾患症例に対する小児循環器科医の対応はどうあるべきか? | シンポジウム (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 先天性心疾患の診断は、新生児期から胎児期にシフトしてきており、出生前からの家族との関わりが増加している。また超音波技術、機器の進歩により診断週数も格段に早期になってきている。そのような背景の中で、出生前に家族が受ける情報量が多く、不安が大きくなり、疾患の治療方法があるにも関わらず積極的な治療を希望しない症例が増加するという状況に我々はさらされている。 この状況に対して、小児循環器科医としてどのように対応すべきか、多職種からの視点や実際の経験症例を提示しながら議論を深めたい。 | |||
A-4 | 肺循環 | テーマ | 肺高血圧を伴う先天性心疾患への肺血管拡張療法 | シンポジウム (指定) |
企画趣旨 | 肺高血圧を合併する先天性心疾患では術前・術後管理に難渋することも多く治療戦略の工夫が必要となる。先天異常症候群や呼吸器合併症を有する左右短絡性疾患の術後肺高血圧クリーゼ対策や、肺血流減少性疾患における肺血管抵抗が高い症例への治療、肺血管の発生異常を合併する場合の治療戦略、肺静脈還流異常術後やPVOD/PCHが疑われるケースにおける治療戦略、Glenn/Fontan到達を目指した戦略的肺血管拡張療法など、各施設での取り組み、成功例や難渋例を紹介頂き、様々な背景疾患を有するCHD-PHにおける肺血管拡張療法について議論を行いたい。 | |||
A-5 | 単心室・フォンタン循環 | テーマ | 大人になった彼らを診た今、フォンタン治療計画を再考する | パネル ディスカッション (公募) |
企画趣旨 | 機能的単心室患者は、その不確実性を受容しつつもフォンタン手術へ向かってきた。しかし、フォンタン循環の持つ多くの側面(中心静脈圧上昇、低心拍出量、チアノーゼ、リンパ管うっ滞、凝固異常)が蛋白漏出腸症、不整脈、血栓症、発達障害、フォンタン関連肝臓病(FALD)などの様々な合併症の原因となることがわかり、彼らは年齢を経るに従って絶え間なくやってくるこれらの問題への対応を余儀なくされている。そのためフォンタン手術到達までの生存率だけに目を向けることはもはや臨床医にとって受け入れ難く、フォンタン循環に内在する様々な問題が明らかになってきた今だからこそ、そのフォンタン手術へ向かう治療計画を再考したい。それは各ステージでの適応の見直しなのか、より激しい積極的介入なのか、あるいは日常管理の中での小さな積み重ねなのか、ディスカッションを深めたい。 | |||
A-6 | 心臓移植と補助循環・心不全 | テーマ | 先天性心疾患術後の補助循環治療ー導入のタイミング、施設間の連携 | パネル ディスカッション (指定) |
企画趣旨 | 2015年に小児用補助人工心臓EXCORが承認されてから本邦においても小児に対する補助人工心臓から心臓移植への道筋は細いながらも、維持されるようになってきた。2022年9月現在、EXCORの装着例は100例を超えており、そのうち38名(国内22名、海外16名)が移植に到達している。その多くが拡張型心筋症をはじめとした心筋症であるが、近年、先天性心疾患術後心不全に対する装着も増加しており、Fontan術後などの単心室症例にも適応が拡大してきている。一方、ドナーは依然少なく、EXCORの台数にも限りがある。体重が比較的大きな患者に対してはHeartMate3などによる植込み型補助人工心臓も検討されるようになっており、今後、これらの患者をどう救うか、いつ、どのような形で補助人工心臓治療を開始するか、などは補助人工心臓装着施設・心臓移植施設でなくとも考えておかなければならない課題である。これら諸問題について、内科的・外科的立場から討論を行いたい。 | |||
A-7 | 分子医学・再生医療・心臓血管発生 | テーマ | オミックス解析がもたらす小児心血管疾患研究の新たな展開 | シンポジウム (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 近年の網羅的解析技術の進歩にともない、エピゲノム、プロテオミクス、メタボロミクスを中心とした統合的生体・細胞機能解析において目覚ましい発展がみられている。一方で、成人領域とは異なり、胎生期から出生後の成長までを扱う小児循環器領域では発生・成長に伴う経時的な変化を鑑みた解釈が求められる。本シンポジウムでは様々なオミックス解析やその統合的解析の小児循環器領域への応用と展望について議論を深める。 | |||
A-8 | 成人先天性心疾患 | テーマ | ACHDにおける新規心不全治療薬の可能性 | シンポジウム (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 近年、ARNI, MRA, SGLT2阻害薬、Ifチャネル阻害薬、sGC刺激薬など新たな心不全治療薬が販売され、循環器内科領域で近年使用頻度が増えている。一方で、小児領域での、これらの使用経験は限られているのが実情である。今回、ACHD領域での新規心不全治療薬の使用経験を共有し、特に先天性心疾患領域におけるこれら薬剤の効果、使用の際の注意点などについて話し合う。 | |||
A-9 | 心筋症 | テーマ | 小児心筋症診療の最先端 | シンポジウム (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 小児心筋症診療は次世代シーケンスによる遺伝子解析や新規心不全治療薬、デバイス治療の進歩、移植医療の発展を基軸として大きな変革期を迎えようとしている。今回は小児でよく遭遇する心筋症について原因診断と治療戦略、突然死予防、移植医療を含めた重症心不全管理について各専門の先生よりご発表いただき、最新の知見を共有する場としたい。 | |||
A-10 | 多領域1 | テーマ | 先天性心疾患をもつ子どもの身体活動を広げるために、多職種でできる支援を考える | シンポジウム (指定) |
企画趣旨 | 昨年度のシンポジウムではCHD児童の身体活動と運動について医師、看護師、理学療法士、学校現場で検討し、児童の意思を尊重した現場での実践を共有した。学校現場ではCHD児童の安全を危惧し、体育の指導計画を家族を通じて医師に確認するなど努力をしていることが報告され、医療者から学校への情報提供はまだ十分でないことが示唆された。そこで、今年度も引き続き、先天性心疾患をもつ子どもの運動の必要性とエビデンス、学校への情報提供のツールである生活管理表を共通理解したうえで、多職種が協働し、子どもが安全に身体活動を広げることができる支援を考える場としたい。 | |||
A-11 | 多領域2 | テーマ | 先天性心疾患における「家族看護」 | パネル ディスカッション (指定) |
企画趣旨 | 疾患は、患者本人だけでなくその家族にも様々な影響をもたらし、また一方で患者に対する家族の関わり方は患者に影響を及ぼす。両者は相互に作用する関係であり、支援は自ずと患者と家族の全体に必要となる。本セッションでは「家族看護」の視点から様々な状態の先天性心疾患患者と家族を、多職種がいかに支援するのか、さらにどのような支援が求められているのか、その実際について考えていく。 | |||
A-12 | 多領域3 | テーマ | 『ちょっと普通と違う?!先天性心疾患の呼吸療法』 | シンポジウム (指定) |
企画趣旨 | 先天性心疾患の呼吸療法が通常と違う部分が多く、理解することが難しいのが現状である。特に疾患によりNO療法や酸素濃度を厳密に管理(21%以下を使用する例など)する必要性の理解。姑息手術では酸素濃度管理が術後の呼吸管理で成否を分けることなど、多職種を含めスタッフの理解を深める機会としたい。先天性心疾患の呼吸療法の特殊な部分をできるだけ分かりやすく説明する。討論では、多職種が疑問に思っている内容などを質疑することで『なるほど』と学ぶ企画としたい。 | |||
<学会単発企画> | ||||
B-1 | 外科治療1 | テーマ | フォンタン適応獲得を目指した再手術 | パネル ディスカッション (公募) |
企画趣旨 | 両方向性グレン後の肺循環不全や心室機能不全によりフォンタン適応外と判断された症例に対する、フォンタン適応再獲得を目指した外科治療の適応と治療効果は明らかではない。肺循環不全には分枝肺動脈低形成や肺血流左右不均衡などが、心室機能不全には房室弁逆流や心室間非同期、或いは大動脈狭窄などが関与する。これら病変に対する介入の適応、治療方法と、フォンタン施行例では術後中期評価までを、症例報告も含めてご報告頂き、議論を深めたい。 | |||
B-2 | 外科治療2 | テーマ | HLHSに対する外科的治療戦略 より良い遠隔成績を目指した戦略 |
シンポジウム (公募) |
企画趣旨 | 2022年の学術集会では、HLHSに対する外科的治療の現時点での成績から、Norwood手術術後起こりうる問題点を発表いただき、初回手術としての両側肺動脈絞扼術の功罪、大動脈弓再建術式、肺動脈狭窄、シャント手技による心機能へのなどを討論しました。2023年の学術集会では、これらの問題点を予防するための術式の工夫並びに治療戦略、また術後発生した問題点に対応する治療戦略など、より良い遠隔成績の獲得に向けて討論したい。 | |||
B-3 | 先天性心疾患・心不全患者における緩和ケアと適切な医療 | テーマ | 先天性心疾患・心不全患者における緩和ケアと適切な医療 | シンポジウム (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | Adult Cardiology における終末期医療が注目されつつあるが、 重症心不全を伴う先天性心疾患に対するアドバンス・ケア・プランニング(ACP)はいまだ確立していない。胎児から成人まで幅広い世代を対象とし、また疾患特有の複雑なケアを必要とすることが多いために導入は遅れている。胎児期から小児期においては家族の意志決定やケアの問題、青年期以降では移行期医療特有の意志決定支援やケアが課題となる。今回、胎児期から小児期における緩和ケアと成人期のケアについて各施設での経験を共有し,ACP skill を高め、よりよいケアを探ることを目的とした。 | |||
B-4 | 小児循環器診療にAIをどう活かすか | テーマ | 小児循環器診療にAIをどう活かすか | シンポジウム (指定) |
企画趣旨 | AIの医療・医学への導入が急速に進む中、小児循環器学への応用が期待される。胸部レントゲン、心エコー検査、心臓カテーテル検査、MDCT、MRIなどの画像診断、心電図など波データの解析、電子カルテ情報、自然言語処理、オミックスデータやバイオマーカーを用いた予後予測、臨床試験、診療効率の改善など、その影響は多岐にわたる。本企画では、新しい発想に基づく研究結果を議論し、小児循環器領域での方向性を探りたい。 | |||
B-5 | 新規心不全治療薬を先天性心疾患診療にどう活かすか | テーマ | 新規心不全治療薬の先天性心疾患診療への応用 | シンポジウム (指定) |
企画趣旨 | 近年、高齢者の心不全パンデミックを背景に様々な抗心不全薬が登場している。内科領域においてはその知見も集積しつつあり、すでに多くの薬剤が、欧米および本邦の主要な学会のガイドラインに掲載されている。小児心不全診療においては、その対象疾患・年齢が幅広く、今後成人での経験をどのように応用していくかが臓器提供数が少ない日本の小児心不全診療において大きなカギを握るといえる。新規心不全薬の小児への応用法を、エキスパートの先生方と議論を始めたいと思います。 | |||
B-6 | ファロー四徴症術後における肺動脈弁逆流のlifelong managementを再考する | テーマ | ファロー四徴症術後における肺動脈弁逆流のlifelong managementを再考する | シンポジウム (指定) |
企画趣旨 | ファロー四徴症術後における肺動脈弁逆流に対する肺動脈弁置換術は成人先天性新疾患領域の代表的な外科治療である。海外ではすでに標準治療のひとつである経皮的肺動脈弁置換術(TPVI)が、日本でもようやく使用可能となった。生涯にわたり複数回の侵襲的治療が必要なファロー四徴症のlifelong managementについて、TPVIの登場によりどのような変化が期待されるかを多方面から議論したい。 | |||
B-7 | 小児用医療機器開発の現状:アカデミアができること、すべきこと | テーマ | タウンホールミーティング 「学会主導で小児用医療機器開発を推進するには」 | シンポジウム (指定) |
企画趣旨 | 小児用医療機器を日米の産官学が協力し開発を進めるためのHarmonization By Doing for children(HBD for children)活動に対し、本学会でもHBD for Children委員会が組織され、学会として小児用医療機器開発を促進そしてバックアップする体制を構築した。本セッションは、聞きなれない用語を解説し、医療機器開発の成功例からそのプロセスを学び、行政からの提言を拝聴する。そして学会員が一体となってこの活動を進めるための一助となることを期待する。 | |||
<会長要望セッション> | ||||
C-1 | 会長要望 | テーマ | 小児の心筋虚血のアプローチ | パネル ディスカッション (公募) |
企画趣旨 | 小児循環器医が心筋虚血に遭遇する機会は少なく、特に慢性期心筋虚血の診断と治療方針の決定は容易ではない。慢性期心筋虚血の原因として、川崎病後冠動脈狭窄や動脈スイッチ術後冠動脈狭窄などが挙げられるが、虚血の進行が緩徐であることにより適切な評価のタイミングはいつなのか、小児特有の心筋可塑性により治療の適応はどこまであるのか迷うことがある。小児においては心筋シンチや心臓MRIによる心筋梗塞の検出や心筋viabilityの評価も、冠動脈バイパス術の実施も容易ではない。そこで本セッションでは冠動脈起始異常を除いた疾患に起因する心筋虚血に関し、各施設での経験をもとに心筋障害の診断〜侵襲的治療の適応判断をどのように行っているか議論を深めたい。 | |||
C-2 | 会長要望 | テーマ | 1.5心室修復の中期・遠隔成績:個々の症例から学ぶ | パネル ディスカッション (公募) |
企画趣旨 | 解剖学的・機能的に2心室修復が困難な場合、Fontan循環に加え、1.5心室修復は有効な選択肢であるとの報告がある。しかし、個々の症例の形態は様々で、機能評価も容易ではない。そこで、各施設における1.5心室修復に対する理論と適応を症例提示とともにご発表いただき、診断と治療のknack and pitfallを共有しつつ議論の場としたい。 | |||
C-3 | 会長要望 | テーマ | リンパ漏の診断と治療<最新版> | シンポジウム (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 先天性心疾患術後の難治性リンパ漏は文字通り集学的な診断と治療が必要な合併症である。リンパ管の解剖や生理の理解が進むにつれて、禁食に始まる従来の内科的治療に加え、リンパを「どこで止めるか(リンパ管塞栓など)」「どこに流すか(リンパ管静脈吻合・胸管吻合)」を理論的に考えることができるようになってきた。リピオドールによるリンパ管造影は診断に有用であるだけでなくリンパ管破綻部位の塞栓効果もあるが、右左シャントを持つ患児には実施しづらいことから、MR lymphangiographyにも期待が集まる。しかしながら、これらのどれもが実施施設が非常に限られ、科をまたぎ、施設をまたいだ集学的治療を要することが少なくない。そこで、診断のmodalityの理解と普及、適切な治療法選択について、内科、外科、放射線科の垣根を取り払った「戦略と戦術」をご発表いただき、共有の場としたい。 | |||
C-4 | 会長要望 | テーマ | 小児循環器領域の負荷試験revisit | シンポジウム (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 心カテ等の検査のほとんどは安静時に、小児では鎮静下という非生理的状況で行われている。NYHAの心不全分類が示すように、症状・血行動態の異常は負荷時にのみ現われる。安静時だけの評価では全貌を捉えがたく、負荷時の評価が重要である。しかし負荷時の検査は必ずしも方法論が確立されておらず、ノウハウ・コツ・一手間が必要である。さまざまなモダリティを用いた新旧の負荷試験を取り上げ、今後の病態把握の進展を目指せればと考える。 | |||
C-5 | 会長要望 | テーマ | Trisomy 13・18の小児循環器診療を考える | パネル ディスカッション (指定) |
企画趣旨 | トリソミー18、13 では手術やデバイスを用いた在宅医療により生命予後の改善が示されつつある。しかし、個々の症例で、心疾患だけでなく、気道・消化管・中枢神経の合併疾患も多様で、方針決定には総合判断が必要である。施設毎の考え方・対応も分かれている。救命だけでなく、その先にある在宅医療を見据え、何を大切にするかの視点で患者さん個々の最善を考える必要がある。その最善を、現況・予後を踏まえ、科の垣根を超えて、直視して考える。 | |||
C-6 | 会長要望 | テーマ | 経皮的心房中隔欠損閉鎖術を再考する -どの症例にどのデバイスを使用する? - |
シンポジウム (公募) |
企画趣旨 | 2005年のAmplatzer Septal Occluderによる経皮的心房中隔欠損閉鎖術の開始以降、二次孔型ASDに対する治療戦略は外科治療からカテーテル治療へとシフトした。2016年にOcclutech Figulla FlexⅡが導入されてからは、それまで以上に多様なASDに対するカテーテル治療が可能となった。そして2021年、本邦での3番目のデバイスとしてGORE社のGORE Cardioform ASD Occluder (GCA)が導入され、その使用頻度が増えてきている。このセッションでは、これら3つのデバイスを症例に応じて臨床の場でどのように使い分けていくのか、各施設での経験を基に議論し情報を共有していきたい。 | |||
C-7 | 会長要望 | テーマ | Challenging cases in interventional cardiology | パネル ディスカッション (公募) |
企画趣旨 | “イノベーションなくして成長なし”を前提として、このセッションでは新生児、乳児に対するカテーテル治療、開胸手術直後のカテーテル治療、新しいデバイスの使用などのChallenging Casesをテーマとし、カテーテルインターベンショニストだけでなく心臓外科医、集中治療医を交えて総合討論したい。 | |||
C-8 | 会長要望/多領域 | テーマ | ECMO管理におけるチームカンファレンスのあり方 | ワークショップ (公募) |
企画趣旨 | ECMO管理には多くの職種が関与する。そこで本セッションでは、各施設での「ECMO管理におけるチームカンファレンス」のあり方について意見を交わしたい。現状において、全ての小児心臓ICUに集中治療科が関与するわけではない。このような状況のなか小児心臓ICUでは各職種がその役割を最大限発揮し様々な工夫を積み重ねながら、チームとしてECMO管理にあたっている。そこで、各施設における体制の確立とそのプロセス、忘れがたい事例などに基づく工夫などを持ち寄り、最善のチームカンファレンスのあり方を共有したい。 | |||
C-9 | 会長要望/多領域 | テーマ | すべての職種に役立つ患者・保護者との関わり方:病棟保育士の視点、急性期・慢性期看護の葛藤、リエゾンチームの役割など | ワークショップ (公募) |
企画趣旨 | 医療者にとって病児とその保護者との関わり方は1つのスキルとして求められる。その方法のほとんどが言語を介するものであり、医療者は常にことばを選ぶことを要求される。そこで、それぞれの職種における「患児・保護者との関わり方」からその工夫やコツを知り、患児・保護者の背景に基づく「医療者が知っておくべきコミュニケーションスキル」などについて互いに学ぶことができるのではないかと考えた。本セッションでは、患児・保護者と密に接する看護師のみならず、病棟保育士などにも各施設での取り組みや工夫をご発表いただき、アットホームな意見交換・情報共有の場としたい。 | |||
C-10 | 会長要望/多領域 | テーマ | 小児の心臓病治療におけるEnd-of-life care | 一般演題 (公募) |
企画趣旨 | End-of-life care(EOLケア)実践の構成要素は、①疼痛・症状マネジメント、②意思表明・決定支援、③治療の選択、④家族ケア、⑤人生のQOLの焦点化、⑥人間尊重の6つとされる。小児かつ循環器領域のEOLケアの実践を難しくする理由はそれぞれに存在するが、特に「意思表明・決定支援」の多くが保護者に委ねられ、生まれて間もない患児の「QOLとは何か」を考え想像することが簡単ではないことである。チームがEOLケアに舵を切ったとき、続けられる治療を損ねることなく患児にとって最善のケアが何か、特に看護職は日々苦悩しているであろう。そこで、各施設・ユニットにおけるEOLケアの実践の方法や導入の工夫についてご発表いただき、共有する場としたい。 |
英語発表の可否
希望発表形式で「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択した方は、英語発表が可能かどうかを選択してください。
カテゴリー
希望発表形式にかかわらず、下記カテゴリーを必ず選択してください。
【1. 内科系】 | |||
---|---|---|---|
1-01 | 一般心臓病学 | 1-11 | 心不全・心移植 |
1-02 | 染色体異常・遺伝子異常 | 1-12 | 自律神経・神経体液因子・心肺機能 |
1-03 | 胎児心臓病学 | 1-13 | 術後遠隔期・合併症・発達 |
1-04 | 複雑心奇形 | 1-14 | 成人先天性心疾患 |
1-05 | 画像診断 | 1-15 | 周産期・心疾患合併妊婦 |
1-06 | 心臓血管機能 | 1-16 | 肺循環・肺高血圧・呼吸器疾患 |
1-07 | カテーテル治療 | 1-17 | 心血管発生・基礎研究 |
1-08 | 電気生理学・不整脈 | 1-18 | 川崎病・冠動脈・血管 |
1-09 | 集中治療・周術期管理 | 1-19 | 学校保健・疫学・心血管危険因子 |
1-10 | 心筋心膜疾患 | 1-20 | その他 |
【2. 外科系】 | |||
2-01 | 大動脈弓 | 2-10 | 機能的単心室 |
2-02 | 血管輪・肺動脈スリング | 2-11 | HLHSとその類似疾患 |
2-03 | 弁疾患 | 2-12 | 心内膜炎 |
2-04 | 冠動脈疾患 | 2-13 | 体外循環・心筋保護 |
2-05 | その他の非チアノーゼ性心疾患 | 2-14 | Mechanical circulatory support・心移植 |
2-06 | ファロー四徴 | 2-15 | 術後遠隔期・合併症 |
2-07 | 大血管転位 | 2-16 | 成人先天性心疾患 |
2-08 | 肺静脈疾患 | 2-17 | 再生医療・基礎研究 |
2-09 | その他のチアノーゼ性心疾患 | 2-18 | その他 |
【3. 多領域・多職種】 | |||
3-01 | 集中治療・呼吸補助・補助循環 | 3-07 | 精神運動発達障害 |
3-02 | 教育・シミュレーション | 3-08 | 緩和ケア・End-of-life care |
3-03 | 多職種カンファレンス | 3-09 | 自立支援・継続看護・成人期移行支援 |
3-04 | 家族支援 | 3-10 | 周産期支援 |
3-05 | 理学・言語・作業療法 | 3-11 | その他 |
3-06 | 心肺蘇生法 |
【1. 内科系】 | |||
---|---|---|---|
1-01 | 一般心臓病学 | ||
1-02 | 染色体異常・遺伝子異常 | ||
1-03 | 胎児心臓病学 | ||
1-04 | 複雑心奇形 | ||
1-05 | 画像診断 | ||
1-06 | 心臓血管機能 | ||
1-07 | カテーテル治療 | ||
1-08 | 電気生理学・不整脈 | ||
1-09 | 集中治療・周術期管理 | ||
1-10 | 心筋心膜疾患 | ||
1-11 | 心不全・心移植 | ||
1-12 | 自律神経・神経体液因子・心肺機能 | ||
1-13 | 術後遠隔期・合併症・発達 | ||
1-14 | 成人先天性心疾患 | ||
1-15 | 周産期・心疾患合併妊婦 | ||
1-16 | 肺循環・肺高血圧・呼吸器疾患 | ||
1-17 | 心血管発生・基礎研究 | ||
1-18 | 川崎病・冠動脈・血管 | ||
1-19 | 学校保健・疫学・心血管危険因子 | ||
1-20 | その他 | ||
【2. 外科系】 | |||
2-01 | 大動脈弓 | ||
2-02 | 血管輪・肺動脈スリング | ||
2-03 | 弁疾患 | ||
2-04 | 冠動脈疾患 | ||
2-05 | その他の非チアノーゼ性心疾患 | ||
2-06 | ファロー四徴 | ||
2-07 | 大血管転位 | ||
2-08 | 肺静脈疾患 | ||
2-09 | その他のチアノーゼ性心疾患 | ||
2-10 | 機能的単心室 | ||
2-11 | HLHSとその類似疾患 | ||
2-12 | 心内膜炎 | ||
2-13 | 体外循環・心筋保護 | ||
2-14 | Mechanical circulatory support・心移植 | ||
2-15 | 術後遠隔期・合併症 | ||
2-16 | 成人先天性心疾患 | ||
2-17 | 再生医療・基礎研究 | ||
2-18 | その他 | ||
【3. 多領域・多職種】 | |||
3-01 | 集中治療・呼吸補助・補助循環 | ||
3-02 | 教育・シミュレーション | ||
3-03 | 多職種カンファレンス | ||
3-04 | 家族支援 | ||
3-05 | 理学・言語・作業療法 | ||
3-06 | 心肺蘇生法 | ||
3-07 | 精神運動発達障害 | ||
3-08 | 緩和ケア・End-of-life care | ||
3-09 | 自立支援・継続看護・成人期移行支援 | ||
3-10 | 周産期支援 | ||
3-11 | その他 |
演者
筆頭演者は必ず発表者とし、共同演者は最大10名(発表者を含め最大11名)とさせていただきます。 ふりがな、英語表記も入力してください。
所属
所属は最大10施設とさせていただきます。
所属機関名は英語表記も入力してください。
演題名
日本語演題名は、全角76文字以内で入力してください。
英語演題名は、半角152文字以内で入力してください。
会員番号
日本小児循環器学会の会員番号を入力してください。
申請中のときは、「99」としてください。
抄録本文
文字数は日本語で全角800字以内、英文で半角1600文字以内としてください。
※全角文字は1文字として、半角文字は1/2文字として数えます。
アルファベットの直接入力は半角英数ですので、1/2文字となります。
内容は【背景】、【目的】、【方法】、【結果】、【考察】、【結論】等の順に必ず項目を立てて記述してください。参考文献は不要です。
演題査読時の審査の妨げとなりますので、所属・氏名等を本文中に記載しないでください。
キーワード
プログラム・抄録集の項目索引作成に必要となります。
必ずキーワードを3つ入力してください。
利益相反について
※利益相反とは、外部との経済的な利益関係により公的研究で必要とされる「公正」かつ「適正」な判断が損なわれる、または損なわれるのではないかと第三者から懸念が表明されかねない事態のことを言います。
※利益相反「有」の場合には日本小児循環器学会ホームページの利益相反規程をご確認頂き、演題登録画面に必要事項の入力をお願いします。
※申告内容の入力をいただけない場合、学会発表をご遠慮いただきます。
倫理チェックについて
倫理指針を確認のうえ、遵守しているか必ずチェックをしてください。
個人情報保護について
演題登録にて収集いたしました「氏名」・「連絡先」・「E-mailアドレス」は運営事務局演題登録担当からのお問合せや発表通知に利用いたします。また、「氏名」・「所属」・「演題名」・「抄録本文」は、ホームページ及び抄録集に掲載することを目的として利用いたします。本目的以外に使用することはございません。登録された一切の情報は外部に漏れないように、責任を持って管理徹底いたします。
演題登録
【登録】ボタンは一回だけ押してください。
1回押した際に、登録処理に時間がかかる場合があります(最大1~2分かかる場合もあります)。
演題登録処理が正常に完了しますと、演題登録番号が必ず画面に表示されますので、それまでは登録ボタンを何回も押さずにお待ちください(何回も登録ボタンを押すと二重に登録されたり、演題登録が正常に完了しない場合があります)。
【演題受領通知メール】を確認、保管してください。
演題登録完了後、ご入力いただきました電子メールアドレス宛に演題登録番号が記載された演題受領通知が自動的にメール送信されます。
必ずこの演題受領通知の電子メール受信を確認し、保管してください。
【演題登録内容】の確認をお願いします。
登録終了後、演題登録締切までの間に、登録済み演題の修正・削除ボタンから、必ず一度は演題登録内容を確認してください。この際、上記の演題登録番号とパスワードが必要になります。
もし、ご登録操作(完了)に疑問、不安のある場合は、運営準備室演題登録担当に必ず早めにメールでお問い合わせください。
ホームページ利用者のコンピューター環境
ホームページ利用者のコンピューター環境が原因で演題の登録に不備をきたしても運営事務局では責任を負いかねます。
演題登録に関する問合せ
第59回日本小児循環器学会総会・学術集会 運営準備室
日本コンベンションサービス株式会社(JCS)内
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル14階