2022年6月25日(土)、26日(日)の2日間、山形テルサにおいて、日本病院薬剤師会東北ブロック第11回学術大会を開催します。新型コロナウイルス感染症に対する様々な取り組みが国内外で実施されており、その経過と成果を見守りながら、2年ぶりの開催となります。
本学術大会は薬剤師として安全・安心な薬物療法に寄与し、患者へよりよい医療を提供するために日頃の薬剤業務や臨床研究などの成果を発表し、業務に関連する最新の知識の取得や情報交換を行い、参加者個々に能力向上を図りつつ親交を結ぶ場を提供しています。
今回のテーマは「つなげる薬剤師力 ~オール薬剤師で奏でるハーモニー~」といたしました。医療連携、フォーミュラリー、PBPM等をはじめとする今の時代を反映する大きな取り組みとその充実は、様々な立場の薬剤師の力を結集した複雑な音色が、その味わいに深みを持たせ、正しく薬剤師が主体的な役割を担っていく環境が整ってきたと考えるところであります。この2年間の変化と成長を皆様と一緒に共有・共感できることを心よりご期待申し上げます。
本学術大会は第 76 回医薬品相互作用研究会シンポジウム(実行委員長:弘前大学医学部附属病院薬剤部 教授・薬剤部長 新岡丈典先生)と合同開催いたします。本研究会は関東以西にも会員が多く、長い歴史の中で医薬品相互作用だけでなく、薬剤師の臨床研究への寄与や業務遂行に不可欠な知識の提供など、薬剤師の資質向上を目的に活動しており、第 4 回大会より合同開催を行っております。
JR山形駅前の『山形テルサ』を会場とし、オンライン配信も行う形式、いわゆるハイブリッドでの開催となりますが、ぜひ、多くの薬剤師の皆様に日本病院薬剤師会東北ブロック第 11 回学術大会ご参加いただきますよう、心よりお待ち申し上げております。
日本病院薬剤師会東北ブロック第11回学術大会
大会長 羽太光範
(一般社団法人 山形県病院薬剤師会会長)