第82回日本医学放射線学会総会

会期:2023年4月13日(木)〜16日(日) 会場:パシフィコ横浜 会長:粟井和夫(広島大学)

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ダイバーシティに関する取り組み

会場での対応

ダイバーシティルーム

お子様連れの方や通常の会場での視聴が難しい方を対象とし、ダイバーシティルームを設置します。ダイバーシティルームでは、ソファを設置したスペース、またキッズスペース(※保育士の常駐はありません)を準備しています。ダイバーシティルームでの聴講は、メインホールで開催されるセッションのみとなりますが、専門医機構の単位取得が可能です。
ダイバーシティルームの利用を希望される方は、ネームカード発券後にInformation Center(会議センター2F)にてお申し込みください。会期以前にお申込みを受け付ける予定はありません。
なお未就学児のお子様に関しては、託児ルーム(無料)も別室にて準備しております。詳細は託児ルームのご案内をご覧ください。

【ダイバーシティルームの開設時間】
4月13日(木)14:00~18:00
4月14日(金)8:00~17:45
4月15日(土)8:00~15:30
4月16日(日)8:00~16:30

車いすでの聴講

すべての講演会場で車いすでの聴講に対応できるスペースを設置しています。利用を希望される方はネームカード発券後に各会場へ直接お越しください。(事前予約の必要はありません。)

特別企画

ダイバーシティ・働き方改革推進委員会企画として、特別企画「若手/中堅応援:キャリア形成とワークライフバランスを考える」を下記の日時・会場で予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。
2023年4月14日(金) 9:30~11:30 会場:メインホール

*ダイバーシティルームにて視聴することが可能です。また後日オンデマンド配信も行います。本企画は専門医機構の放射線科領域講習として単位取得が可能です。

JRS82nd Diversity Award

JRS82nd Diversity Awardの募集は終了いたしました。多数の応募をいただき、ありがとうございました。

未就学児以下のお子様を育児中、もしくは、スタッフが少なく業務負担が大きいご施設に勤務中で、一般演題の筆頭演者として演題登録され学会場で発表される会員に対し、今後も研究活動を続けられる励みになることを願い、ダイバーシティ・働き方改革推進委員会の協力のもと「JRS82nd Diversity Award」を設けました。

応募資格:

第82回日本医学放射線学会総会で採択された一般演題の筆頭演者で、現地参加され、かつ
(a)未就学児以下のお子様を育児中
(b)現在600床未満の施設に所属
のいずれかの条件を満たす日本医学放射線学会会員

*一般演題の筆頭演者の先生方にはすでに本賞の応募につきご案内を差し上げています。

受賞者:

10名程度を予定しています。ダイバーシティ・働き方改革推進委員会が申請内容をもとに予備選考を行い、その結果を踏まえて会長が決定します。副賞は大会期間中に学会場で直接受賞者に授与いたします。

JRS82nd Diversity Award受賞者のお知らせ

8名(うち2名は氏名非掲載をご希望)が厳正な審査の上受賞されました。
誠におめでとうございます。

石川 陽二郎(東北医科薬科大学)

第82回日本放射線医学会総会でのダイバーシティアワードの受賞につきまして、大変光栄に思っております。この受賞に対する感想とともに、意見を追加でお伝えいたします。まず第一に、このダイバーシティアワードが未就学児を抱えながら研究を行っている研究者を対象にしている点について、大変嬉しく思っております。私自身も未就学児を抱えながらの研究活動は大変な挑戦であり、時間的な制約などの困難を乗り越えながら進めてきました。そのような状況下でも研究者としての活動を支援し、評価する取り組みは非常に意義深いものであり、このような取り組みが引き続き行われることを強く希望しております。未就学児を抱える研究者がより働きやすい環境を整えることは、ダイバーシティを推進する上でとても重要なことです。柔軟な働き方や助成制度の充実、子育て支援など、さまざまな面での支援がまだまだ必要な状況にあると感じています。研究者としての活動と家庭生活を両立させることは困難な課題かもしれませんが、その取り組みは研究の質や多様性を向上させる一助となると思います。私自身も未就学児を抱えながらの研究活動を行っている立場として、このような取り組みが進められることで、より多くの研究者が自身の研究に集中し、成果を上げることを祈念いたします。また、この取り組みがさらに広がり、波及することを期待しております。

高 将司(富山県立中央病院)

この度は、輝かしい賞を頂戴し、ダイバーシティ・働き方改革推進委員会企画およびJRC2023の関係の方々には心より感謝申し上げます。これを励みに、これからも家庭を大切にしながら、今後の臨床・研究活動へ 精進して参ります。

髙井 由希子(岐阜大学放射線科)

このDiversity Awardへの応募は、自分が恵まれていることを改めて考えさせられるきっかけとなりました。育児と仕事の両立に理解のある職場環境で時短勤務が叶うのは、女性医師が男性医師と同じ働き方を求められる時代から奮闘されてきた先生方や、ご自身が若手の頃とは異なる価値観にも関わらずそれを押し付けずに環境整備をしてくださる先生方のおかげです。そして日々時短勤務を続けることができるのは、一緒に働いてくださっている先生方のおかげです。また、仕事と何かを両立しているのは育児をしている女性だけではないことも再認識させられました。女性だけでなく男性も、子育てだけでなく介護や闘病など、希望すれば誰しもが自分や家族のために働きやすさを選択することのできる環境がいつか整うことを願います。そのために私も子育てが一段落した後はフルタイムで日常業務への貢献度を高め、いただいた恩恵を次の誰かに繋いでいけたらと思います。今回このような機会を下さったことに心から御礼申し上げます。

西森 美貴(高知大学)

この度はJRS82nd Diversity Awardをいただき誠に有難うございました。今後の研究活動の励みにさせていただきます。

森田 奈緒美(医療法人仁泉会 MIクリニック)

研究施設以外で研究を続ける事は大変ですが、今回のアワードは学会からいただいた賞というのに意味があるように思いました。今後はもう少し周知され、多くの報われない努力をしている同胞にも光が当たるよう、益々の発展を期待しております。

安田 尚史(神奈川県立循環器呼吸器病センター)

この度JRS82nd Diversity Awardを頂きまして、誠にありがとうございます。
日々仕事や育児に追われる中で、研究発表との両立は難しいことも多々ありましたが、評価していただき大変嬉しく思います。また指導してくださった先生方、精神的に支えてくれた家族のおかげだと改めて感謝しております。今回の受賞を励みにこれからも自分なりに精進してまいります。

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