第51回日本臓器保存生物医学会学術集会

演題募集のご案内

演題募集期間

2025年5月28日(水)正午~7月16日(水)


演題投稿方法

演題はすべてインターネットを利用したオンライン登録にて受付いたします。
締切直前は大変込み合いますので、時間的余裕をもって登録してください。


発表形式

以下セッションにおいて、募集いたします。

シンポジウム

機械灌流保存のpreservation biology【指定・公募】

企画主旨

臓器提供者不足は深刻であるにもかかわらず、我が国では高齢者、阻血時間の長さなどドナー側の理由で臓器あっせんが辞退されるケースが多数ある。そして、マージナルドナーの保存については従来の単純冷却保存では、たとえ保存時間を短くしても限界があることは明らかとなった。この中で我が国でも肺、腎臓、肝臓と機械灌流保存後術が実臨床に登場し始めた。本シンポジウムでは、基本に立ち返りPreservation biologyという視点で、,なぜ機械灌流が良いのか、灌流保存中の免疫システムの変化について、温度の違いと保存環境の違い、保存液と臓器特異性。保存中のバイオマーカーの研究などに焦点を当て議論したい。

異種移植の最前線【指定・公募】

企画主旨

慢性的な臓器不足の解消を目指す異種移植は、ヒトへの臨床応用も現実味を帯びつつあり、世界的に大きな注目を集めています。本シンポジウムでは、細胞実験から小動物・大動物モデルを用いた研究に至るまで、国内外の最新の異種移植研究成果を紹介するとともに、倫理的・法的課題、感染症対策、社会的受容性も含めた多面的な観点から議論を深める場にしたいと考えています。

腎移植患者の病態に対応する免疫抑制剤の使用を考える【指定・公募】

企画主旨

移植成績の向上に伴い、合併症を含む種々の病態において免疫抑制薬の種類や投与方法(用量調節も含む)の工夫が必要となる場面に遭遇する。また、新薬の登場により、病態のコントロールのための薬物療法も変化し、それに伴う免疫抑制薬の使用方法も影響される可能性もある。本シンポジウムでは病態や薬物療法の変化が免疫抑制薬の使用に及ぼす影響について討論したいと考えている。
以下に示すような例が考えられます。
例)妊婦への対応、感染症への対応、SGLT2による腎保護作用、薬物相互作用、薬物動態の予測方法など。
多く演題のご応募を期待しております。

免疫学最近の進歩と臓器保存研究【指定・公募】

企画主旨

小委員会で今年の企画を話し合った際、「免疫学の最新の情報を知りたい」「基礎の免疫学者から見た移植免疫講義を聞いてみたい」という声がありました。確かに最近の免疫学は細分化され全てを理解することは難しくなっています。そこで今回は免疫学に関する最近の進歩をレヴューし、公募として会員の皆様から免疫学に関連した臓器保存研究についてご発表いただくこととしました。免疫細胞や免疫反応に関する内容を含めば全てウェルカムですので、奮ってご応募ください。

医工連携シンポジウム【指定・公募】

企画主旨

医工連携の重要性が広く認識されるなか、その取り組みへの期待も大きい。臓器保存研究会創設時から医薬工連携を指向し現在につながる様々な研究が進められてきた日本臓器保存生物医学会においても、さらなる医工連携の展開が求められている。今回は、社会的な側面から工学的側面まで各分野のスペシャリストにご登壇いただき、その方向性を議論します。


一般演題募集カテゴリー

No.カテゴリー
1臓器保存・機械灌流
2再生医療
3学際的連携(医工連携・多職種連携など)
4虚血再灌流障害
5異種移植
6移植医療
7免疫抑制療法・薬物動態
8その他

学会賞ならびに会長賞の選考

本学会では、発表された優秀な演題に対して学会賞ならびに会長賞を授与しています。


制限文字数

演題名、筆頭演者、共同演者、ご所属、抄録本文を含め、800文字以内(フォーム内の赤字の文字は除く)でお願い致します。


演題の発表通知

演題の採否、発表時間、発表形式は査読後、事務局にて決定いたします。演題の採否は演題登録の際にお送りいただいたE-mailアドレス宛にお知らせします。



演題募集に関するお問い合わせ先

第51回日本臓器保存生物医学会学術集会 運営事務局
日本コンベンションサービス株式会社
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル14階
E-mail:51jsopb@convention.co.jp