第32回日本肝胆膵外科学会・学術集会

会長挨拶

第32回日本肝胆膵外科学会学術集会 会長
東京医科大学 消化器・小児外科学分野 主任教授
土田明彦

 第32回日本肝胆膵外科学会学術集会を2020年6月12日(金)~14日(日)の3日間、東京にて開催させていただくことになりました。私ども教室員にとって身に余る光栄であり、ご支援頂いた役員、評議員ならびに会員の皆様に深く感謝申し上げます。

 1989年に日本肝胆膵外科フォーラムとして発足した日本肝胆膵外科学会は、常に時代の先を考えながら発展し、現在では日本のみならず世界から注目される学会となりました。高度技能専門医制度を初めとする様々な学会の取り組みにより、日本の高難度肝胆膵外科の手術成績は世界のトップレベルであると思われます。その技術の習得に加え、学会発表の英語化により、近年の学術集会では海外から多くの肝胆膵外科医が参加しております。

 2020年7月には東京オリンピックが開催されて、東京全体が国際色にあふれる中、本学術集会が行われることとなります。日本が誇る繊細な解剖学的構造に基づいた手術、高度な診断技術、各種ガイドライン、確立された教育制度などを世界に発信するには絶好の機会であり、本学術集会では本学会のさらなる国際的地位向上に向けた様々な企画を予定いたしております。また、世界のエキスパート達を交えたデスカッションの中で、修練施設の指導医のみならず地域医療を担う外科医や次世代を担う若手外科医にとっても、実臨床に役立つ意義深い内容を得ることができるよう準備したいと考えております。

 本学術集会のテーマを「Advanced HBP surgery」としました。日本の高度技術を世界に示す場とするのみでなく、腹腔鏡下手術やロボット手術などより高度な手術やAI、Imaging Technology、進化した手術デバイスを用いた最新の手術についても呈示していただき、活発な議論を展開していただきたいと思っております。

 オリンピックイヤーとなる記念すべき2020年の学術集会では、すべての会員に満足してもらえるよう教室員一同万全の準備をしてお待ちしております。皆様の多数のご参加をお待ちしております。