ご挨拶

第6回 日本腎不全合併症医学会学術集会・総会
大会長 正木 崇生
広島大学病院 腎臓内科
正木 崇生

 この度、第6回 日本腎不全合併症医学会学術集会・総会を2027年2月20日から21日の2日間、広島国際会議場にて開催させていただきます。
 腎不全診療においては、腎機能そのものへの対応に加え、併発する合併症に対する適切な治療が、患者の生命予後、生活機能、さらには医療の質全体を大きく左右する時代となっております。腎不全に伴う合併症は多岐にわたり、これらを的確に評価し、早期から継続的に治療介入することが、将来の医療負担の軽減と患者価値の最大化につながることが明らかになりつつあります。
 近年では、身体機能低下や骨・ミネラル代謝異常など、従来は十分に介入されてこなかった病態が予後やQOLに深く関与することが示され、合併症治療の重要性が改めて認識されています。さらに、医薬品や医療技術の進歩により、合併症治療の選択肢は着実に広がりつつあります。腎不全合併症への治療は、もはや付随的な対応ではなく、腎不全医療の中核を成すべき重要な課題と考えられます。
 第6回学術集会では、「腎不全合併症医療の未来を創る」を大会テーマに掲げ、これらの最先端の臨床知見や研究成果を共有し、合併症治療の意義と可能性を多角的に検討するとともに、次世代の腎不全診療につながる新たな治療戦略や医療技術の創出をめざした活発な議論の場としたいと考えております。
 現地にて皆様と有意義なディスカッションができますことを楽しみにしております。是非ご出席賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。