第20回日本臨床腫瘍学会学術集会

第20回日本臨床腫瘍学会学術集会

プログラム

会長企画シンポジウム

会長企画シンポジウム
胃癌・食道腺癌に対する新規治療の展望

企画概要
2023年以降に臨床導入の期待される新薬の情報共有・議論を行う。

会長企画シンポジウム
患者支援者の教育研修:我が国における現状と課題

企画概要
国、学会、患者団体、民間団体などによりさまざまなかたちで患者支援プログラムが展開されている。がん診療連携拠点病院のがん相談支援センターをはじめとして、専門職や患者・家族の視点あるいは両者の視点をもち、患者・家族の悩みや不安に寄り添いながら、よりよい情報提供や相談支援の実践に向けたプログラムの開発と研修教育・実践がなされている。本企画では患者支援者の研修・教育について特色ある取り組みを共有するとともに、現場での普及や、プログラム間の有機的な連携の可能性など、明日の患者支援につながる展開の可能性について議論したい。

シンポジウム

シンポジウム
How to manage the 1st line chemotherapy for esophageal cancer?

企画概要
CM-648試験、KN-590試験の結果、食道扁平上皮癌初回化学療法は、化学療法+ペムブロリズマブあるいはニボルマブ、ニボルマブとイピリムマブ併用療法という選択肢が標準的となったが、その使い分けや、副作用マネジメントなど、クリニカルクエッションは多い。
また、術後ニボルマブも用いられるようになってきており、再発時の至適化学療法についても検討の余地がある。
周術期治療においてもいくつかの戦略が考える中で、現在の問題点について議論を行いたい。

シンポジウム
消化管癌における治療標的の展望

企画概要
既に治療薬が開発されている治療標的から、非臨床データ、他癌腫におけるデータなどから推測される消化管癌におけるpotential targetについて議論する。また、matched therapyをより迅速に、効率的に実施するプラットフォームについても議論する。

シンポジウム
New developments in systemic therapy for pancreatic cancer

企画概要
膵癌の薬物療法全体を網羅するように各先生にReviewしていただき、統括的に今後の方向性を海外の先生と議論する。

シンポジウム
膵・消化管-NET/NECの治療開発

企画概要
NET/NECの日本・アジアでの治療開発状況について各国の状況を情報交換する。

シンポジウム
ドライバー遺伝子変異陽性非小細胞肺がん治療戦略アップデート

企画概要
EGFR変異陽性非小細胞肺がんから始まり、ドライバー遺伝子変異陽性非小細胞肺がんに対する治療戦略は年々進歩している。最近では術後治療や化学放射線療法後の分子標的治療薬の開発や併用療法、そしてADC薬などその開発戦略は多方面にわたる。加えてALKやROS-1など、希少集団に対する分子標的治療薬の開発も目覚ましいものがある。こうした複雑なドライバー遺伝子変異陽性非小細胞肺がんの治療戦略について、2023年時点の最新の状況および次の開発目標をレビューする。

シンポジウム
肺癌周術期治療の新時代:免疫チェックポイント阻害剤、分子標的薬の役割

企画概要
2022年中に、切除可能非小細胞肺癌において、IMpower010試験に基づき術後Atezolizumab、ADAURA試験に基づき術後Osimertinibが保険診療下で実施可能な状況が到来する。乳癌等で先行した周術期治療開発が、非小細胞肺癌においても本格化する。Disease free survival(DFS)における利益が示されたことに基づき新たな選択肢が増えることには、歓迎する意見が多いものの、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)それぞれを用いた試験におけるDFSの意義については議論も存在する。今回、ICI、TKIそれぞれによる周術期治療についてレビューするだけでなく、周術期治療に導入されつつある新たな評価方法、DFSの妥当性を含めたエンドポイントに関わる解説を加え、総合討論において新たな治療法の位置づけについて議論を行いたい。

シンポジウム
白血病・リンパ腫におけるゲノム医療と新規分子標的治療

企画概要
固形癌ではがんゲノム遺伝子パネル検査はすでに保険収載されているが、造血器腫瘍領域では、国内ではまだ実地診療としては実施されていない。
白血病とリンパ腫に対するゲノム医療の課題や今後の展望について、さらにゲノム検査から展開が期待される新規分子標的治療に関する国際的セッション。

シンポジウム
造血器腫瘍に対する免疫療法・細胞療法の新たな標的

企画概要
造血器腫瘍においては、免疫療法・細胞療法としてCAR-T療法に加えて、Bi-specific抗体の開発がすすんでおり、有望視されつつある。また、抗CD47抗体が新たな治療標的として注目されてている。このsymposiumでは新しい免疫療法、細胞療法、治療標的の現状と位置付けについて議論をしたい。
(補足)
「造血器腫瘍における免疫療法・細胞療法」(仮題)で、CAR-T,bi-specific antibodyに絞ることもオプションです。

シンポジウム
閉経前乳癌の最適治療を考える

企画概要
閉経前乳癌は特にアジアで多く、我々が率先して解決していかなければいけない対象である。閉経前乳癌は腫瘍・宿主バイオロジー、患者のLife style,価値観など様々な問題が存在する。このセッションでは閉経前乳癌の諸問題をOverviewし、その後問題点を妊孕性、サバイバーシップ、ホルモン治療、化学療法についてBreakdownし、最後に総合的に討論する。

シンポジウム
HER2陰性乳癌の最適な周術期薬物療法を考える

企画概要
周術期HER2陰性乳癌の最適な薬剤選択に関して討論を行う。演者はICI,PARP阻害剤、FU、CDK4/6阻害剤、各々の立場から最適なコホートを提案する。コントラバーシーな部分に関して総合討論を行う。

シンポジウム
Optimal treatment for recurrent ovarian cancer

企画概要
卵巣がんの初回治療、化学療法は何を選択するか、Bevacizumabは必要か、PARP阻害剤をどのように選択するか、などを議論する。

シンポジウム
進行腎細胞癌の1st lineを考える

企画概要
2021, 2022のJSMO泌尿器Educational Symposiumでは転移性腎がん治療の単独セッションはなかった。この間に新たなコンビネーションが登場し、かつさまざまな臨床試験がon-goingとなっている。2023年は腎がんファーストライン治療にフォーカスを当てたEducational Symposiumを行うに相応しい時期と考えた。

シンポジウム
近年の免疫療法の治療開発と今後の展望

企画概要
免疫療法の治療開発は、再発転移例だけでなく局所進行例にも広がり、ここ数年間は第Ⅲ相試験の結果が続けて報告されているが、試験数の増加により、背景の理解、実施状況(中止理由など)の把握、結果の解釈が難しくなっている。本セッションでは、診療・研究へつながる情報整理と治療開発への動機付けとなる企画を目標とする。
海外演者先生からは、局所進行、再発転移に対する最新の治療開発状況と展望についてご講演頂く。
パネリストは、免疫関連の臨床試験に参加経験のある医師(NAC+根治手術、ICI+放射線療法、ICI+ICI、ICI+分子標的薬、ICI+他の免疫療法)から選考する。
局所進行と再発転移のそれぞれについてディスカッションを行う。

シンポジウム
希少がんに対する最新の治療と治療開発の国際化

企画概要
希少がんに対する治療開発について、欧州と日本における最新の知見・治療とあらたな取り組み・研究を通して、国際化する治療開発の課題と展望を発表・討論。

シンポジウム
PD-L1検査と免疫チェックポイント治療のバイオマーカー

企画概要
各臓器におけるPD-L1検査の現状を紹介していただき、バイオマーカーとしての課題や今後の方向性について議論いただく。

シンポジウム
抗体薬物複合体の可能性

企画概要
様々ながん種に対して抗体薬物複合体(ADC)の開発が目覚ましく行われている。従来の薬物療法が不応であった疾患や治療抵抗性になった疾患に対してその効果が示されており、今後の分子標的治療において重要な役割を担うことが期待される。標的とする分子は一つの疾患に限らず、様々ながん種に発現している場合もあり、臓器横断的な理解が必要となる。一方で、抗腫瘍効果を示すためには、標的分子への抗体の結合、細胞内への取り込み、リソソームへの取り込みと分解という複雑な過程を必要とし、その作用機序を理解することは今後の更なる開発において重要と考えられる。各薬剤における基礎的な側面を中心とした概説、今後の可能性について教授いただく。

シンポジウム
次世代がん免疫療法を目指して; Next cancer immunotherapy

企画概要
PD-1の次の治療を少し基礎的な面も交えて紹介してもらう趣旨

シンポジウム
ACPのエビデンスとプラクティス

企画概要
アドバンスケアプランニングは、人生の最終段階の医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと事前に繰り返し話し合うプロセスのことである。現在、がん診療連携拠点病院では指定要件となっており、多くのがん診療に関わる医療者が手探りで実践している。欧米主導でACPのエビデンスが明らかになっているが、日本において、がん領域のACPについて、どのようなことが求められ、あるべき姿なのか、患者の視点でどのように医療者は関わっていくべきなのか、各領域の演者を迎え考えるシンポジウムとしたい。

シンポジウム
がん医療における精神症状ガイドラインのエッセンス

企画概要
がん患者の精神症状としては、せん妄、うつ病、適応障害は3大症状として知られている。
また”第2の患者”と言われる家族と遺族のケアは、アンメットメディカルニーズである一方、その対応については、十分に示されているとは言い難い。
本シンポジウムではせん妄ガイドライン改訂版、気持ちのつらさ、コミュニケーション、遺族ケアガイドラインから明日からの臨床に役立つエッセンスを紹介させていただく。

シンポジウム
これからの,がん医療におけるがん悪液質対策を考える

企画概要
がん悪液質は,おおきな負の予後因子であると同時に,がん治療継続への耐容能の低下及び身体機能障害に関連し,がん患者のQOLを損なう。さらに食習慣変化やアピアランス(痩せ)は,患者と家族の心理的苦痛を生む。いま,全身状態が不良となる不応性悪液質のステージに至る前に早期に診断し,栄養療法を含めた集学的治療が重要とされ推し進められている。その治療は,栄養療法・運動療法・薬物療法の組み合わせが研究及び実践されているこの状況を,化学療法に関わる医師及び医師以外の医療スタッフは熟知していく必要がある。

シンポジウム
遺伝子異常特異的かつ臓器横断的な薬剤の適正使用、遺伝子パネルの在り方とは?

企画概要
遺伝子異常特異的かつ臓器横断的な薬剤の適正使用、遺伝子パネルの在り方について、基調講演および以下の内容に焦点を当て、 パネルディスカッションを行う企画
  • コンパニオン診断薬として承認されている遺伝子異常と、ゲノムプロファイリング検査としての遺伝子異常を同じ遺伝子パネルで検査すべきか?区別すべきか?
  • Upfront 遺伝子パネルの有用性(どの時期に遺伝子パネルをすべきか。早い時期に遺伝子パネル検査をすることは、本当にがん患者に有益か?)
  • コンパニオン診断機能を承認されていない遺伝子パネル検査で異常が指摘された場合、再度、別のコンパニオン診断薬や遺伝子パネル検査が必要か?(検査重複、再検査必要性、問題点)
  • 同一の遺伝子異常で臓器横断的に薬剤の適応がある場合、がん種ごとに、遺伝子パネル検査の実施時期、遺伝子パネルの種類、腫瘍かリキッドかの区別はあるか?(がん種ごとの遺伝子パネル提出の戦略)

シンポジウム
腫瘍内科領域における”臓器横断的 Clinical Questions”シリーズ

企画概要
腫瘍内科領域における”臓器横断的 Clinical Questions”シリーズ
トピック①:がんゲノム検査は患者さんの役に立っているか?
トピック②:臓器横断的薬剤開発・承認は適切か?

シンポジウム
気になるがん新薬の基本知識~最新情報 “Focused”/”Spotlighted” New Drugs

企画概要
現在、がん新薬早期開発においては複合免疫療法(IO combination)に加えて、Rare gene fractionsを対象とした小分子化合物の開発競争が展開されているが、新規の抗体薬物複合体(ADC)や二重特異性(T細胞誘導)抗体等の注目される早期開発中化合物においても、一部は薬事承認に至った薬剤も存在する。「普段はPhase 1に馴染みはないが、新薬開発のトレンドには興味がある」聴講者・参加者を対象に”気になるがん新薬”の基本的なレビューから最新動向や今後の展望までを包括的に紹介するセッションとしたい。

シンポジウム
高齢者のがん患者を多職種でどのように支えるか

企画概要
国立がん研究センターがん情報サービスの「がん登録・統計」のデータによると、我が国ではがん患者の70%以上を65歳以上が占めている。今後高齢のがん患者が増えていく事が予測されている。高齢者は基礎疾患を持つ割合も多く、身体機能や認知機能にも差があり、治療適応や治療継続の判断が難しい場合がある。また、高齢者は独居や、高齢者のみの世帯、施設入所している方も多い現状である。そのような高齢者が治療を継続していくためには、院内の多職種連携だけでなく、ケアマネージャーや施設の職員とも蜜な連携が必要となる。そこで、今回の企画案は、1部では高齢がん患者の現状と課題について、医師、看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー、ケアマネージャーそれぞれの視点で講演を行い、2部では症例を用いて多職種でディスカッションを行い、実臨床に活かせるヒントを得て高齢者へのがん治療の質を高める一助にしたい。

シンポジウム
複合免疫治療の今後の展望について多角的に討議する

企画概要
免疫チェックポイント阻害薬ががん治療の選択肢の一つとなってから各がん腫の標準治療も年々アップデートされている。複合免疫療法が積極的にファーストラインから用いられるようになりirAEマネジメントやその管理体制も確立しつつあるが十分とは言えない現状にある。またコロナの感染状況も落ち着かない現状の中、私たち医療者が考える患者ファーストの治療とは、より複雑化する選択肢の中で選択された複合免疫療法を成功させる秘訣、この現状での問題点など討議し今後のチーム診療の糧としたい。

シンポジウム
将来展望:予防・治療を目的としたモバイルアプリの開発

企画概要
スマートフォン・タブレット市場が急速に拡大し、数年内には5Gに代表される新しい移動通信システムが世界規模で拡大する見通しである。そうした中、疾患の予防・治療に焦点を当てたスマートフォンアプリの開発に高い関心が寄せられるようになった。将来的には、アプリを通してリアルタイムに大規模データが集積可能となり、そうして集められたビッグデータを二次/三次利用する形でのビジネスが展開されることが予想される。本セッションでは、この種の新しい治療アプローチの昨今の動向ならびに臨床導入する上での潜在的課題について、国内の先駆的事例を参考に議論する。特に臨床試験の計画・実施や法規制の整備に焦点を当てる予定である。

シンポジウム
Complex innovative designの可能性と将来展望

企画概要
医薬品開発にかかるコストが高騰した結果、臨床試験のより一層の効率化・適正化に向けた取り組みが世界中で進められている。特に米国においては、多数の試験治療を単一試験で評価するplatform trialがオンコロジーのみならず認知症やCOVID-19を対象として多数実施されている。また、電子カルテ由来の統合データベース等に代表される外部データの臨床試験での利活用も盛んである。この種の新しい研究デザインの枠組みは「complex innovative design(CID)」と呼ばれ、世界中で事例の蓄積が進みつつある。ただし国内に目を向けると、このCIDを利用した事例はほとんどない。本セッションでは、米国における取り組み・がん領域における実例を海外演者より紹介頂き、国内での将来展望について産官学で議論する。

シンポジウム
医師主導治験はどこまで来たか?

企画概要
日本で実施される医師主導治験の数が増えてきたが、本来の目的である薬事承認へ結びついた事例は未だ限られている。一口に医師主導治験と言っても、開発ロードマップの中での医師主導治験の役割は様々で、その出口戦略や実施上での要点、難所も異なる。本セッションでは各領域から、医師主導治験による薬剤開発の現状を報告し、医師主導治験の役割や課題、活性化の方策についてディスカッションする。

シンポジウム
がん経験者の二次がん、晩期合併症の課題と対応

企画概要
がん経験者の二次がんのリスクが高いとされる研究結果が報告され、二次がんの適切なスクリーニング、フォローアップの体制確立は喫緊の課題である。本セッションでは、まず、二次がん発症の疫学、エビデンスを概説いただき、検診の観点から二次がんのスクリーニング方法についてのご提案をいただく。さらに、長期的なフォローアップにおいて重要であるプライマリケア医との連携についてのお話をお聞きする。そして、二次がん体験者であり、かつ腫瘍内科医というお立場から、本邦での二次がんのマネジメントの問題点をご指摘いただいた上で総合討論によって、課題と問題点を洗い出し、進むべき道を議論する。

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