第20回日本臨床腫瘍学会学術集会

視聴サイトはこちらから

開催概要

開催日 2023年3月16日(木)~18日(土)
会場 福岡国際会議場・マリンメッセ福岡B館多目的展示室およびWEB参加(LIVE配信)
現地参加とWEB参加両方に対応するハイブリッドでの開催です。
現地参加かWEB参加か、どちらかをお選びください。
今後の感染状況によっては、開催方法が変更となる場合もあります。
感染防止のため、現地会場の座席数は通常よりも少ない設定にて開催予定です。本会場が満席の場合には、中継会場へのご案内となりますのでご了承ください。
参加登録をされた方は、学術集会終了後(4月3日(月)~28日(金)※予定)にPAPプログラムをオンデマンドで聴講いただけます。オンデマンド聴講のみの参加は受け付けておりません。
PAPプログラムだけでなく、学術集会本会で開催されるプログラムの現地での聴講、WEB参加(LIVE配信)での聴講、及び後日のオンデマンド聴講も可能ですが、企業共催プログラムなど、一部参加できないものもありますのでご了承ください。
会長 馬場英司(九州大学)

会長挨拶

公益社団法人日本臨床腫瘍学会は、臨床腫瘍学を中心とする学術活動とがん医療の推進を目的とする公益事業を幅広く社会に展開し活動して参りました。特に会員を含む医療関係者に対するがん医療の普及・啓発、専門医の養成、海外の関連学会との連携、そして患者さんや市民への情報発信など多岐にわたる活動を継続しております。

このたび第20回日本臨床腫瘍学会学術集会を2023年3月16日(木)–18日(土)の3日間、福岡国際会議場およびマリンメッセ福岡で開催いたします。現地会場での学術集会を主としておりますが、新型コロナウイルス感染の状況を鑑み、Web参加も含めたハイブリッド形式の準備をしております。国内外から多数の医療従事者や研究者が集い、がんに関する最新の研究成果を発表し、活発な議論が行われる予定です。学会として20周年の記念となる本学術集会では、「Cancer, Science and Life」を主題として、患者さんの日々の生活や実りある人生の助けとなることを深く考える場にしたいと願っています。

本学術集会に、患者さんにもご参加いただくペイシェント・アドボケイト・プログラム(PAP)を準備いたしました。このプログラムは第9回学術集会から実施しており、このたびも一般社団法人全国がん患者団体連合会の皆様と協同で企画いたしました。PAPを通じて患者さんやご家族の方々にも学術集会に参加いただき、がん医療・がん研究についてのご理解と会員との交流を深める機会になれば幸いです。

感染症対策を踏まえた広い会場設営や全国からお出で頂けるような支援など、精一杯準備に努めて参ります。是非多くの皆様にご参加頂けますようお願い申し上げます。

2023年3月の福岡で皆様とお会いし、明日のがん医療について語りあうことを心から楽しみにしています。

第20回日本臨床腫瘍学会学術集会 会長
馬場英司
九州大学

会長:馬場英司

プログラム 
※都合により変更となる場合もございますので、予めご了承ください。

第1日目 3月16日(木)
9:50~10:05 オリエンテーション
10:10~10:55

PAP基礎講座①
「国の第4期がん対策推進基本計画」

若尾文彦氏 (国立がん研究センターがん対策情報センター)
11:00~11:45

PAP基礎講座②
「医薬品の早期開発に向けた取り組み」

藤原康弘氏 (医薬品医療機器総合機構理事長)
12:00~12:50

ランチョンセミナー①
「薬剤師は地味だが役に立つ ~クスリの専門家の活かし方~」

野村久祥氏 (国立がん研究センター東病院)

協賛:ファイザー株式会社

12:50~13:05 オリエンテーション
14:00~14:45

PAP基礎講座③
「希少がんとゲノム医療」

山本昇氏 (国立がん研究センター中央病院副院長)
14:45~15:30

PAP基礎講座④
「小児がん医療の現状と展望」

松本公一氏 (国立成育医療研究センター小児がんセンター長)
15:45~16:30

PAP基礎講座⑤
「高齢者がん医療の現状と展望」

佐伯俊昭氏 (埼玉医科大学国際医療センター病院長)
16:30~17:15

PAP基礎講座⑥
「がん支持療法の現状と展望」

齊藤光江氏 (順天堂大学医学部乳腺・内分泌外科教授)
第2日目 3月17日(金)
08:30~09:15

PAP基礎講座⑦
「がん緩和ケアの現状と展望」

西智弘氏 (川崎市立井田病院腫瘍内科部長)
09:25~10:10

PAP基礎講座⑧
「難治がんとゲノム医療」

間野博行氏 (国立がん研究センター研究所長)
10:20~11:05

PAP基礎講座⑨
「がんの遺伝カウンセリング」

桑田健氏 (国立がん研究センター東病院遺伝子診療部門長)
11:30~12:20

ランチョンセミナー②
「がんゲノム医療と心のケア」

司会:武田真幸氏 (奈良県立医科大学 がんゲノム・腫瘍内科学講座)
後藤悌氏 (国立がん研究センター中央病院)
「ゲノム医療について」
保坂隆氏 (保坂サイコオンコロジー・クリニック)
「患者を中心にした医療チームで,がんを乗り越える!」

協賛:ノバルティスファーマ株式会社

16:20~17:05

PAP基礎講座⑩
「がんの精神心理的ケア」

小川朝生氏 (国立がん研究センター東病院精神腫瘍科長)
第3日目 3月18日(土)
08:30~09:20

PAP応用講座①
「治験を含む臨床試験の枠組みについて」

藤原紀子氏 (東京大学医科学研究所特任研究員)
09:30~10:20

PAP応用講座②
「臨床試験とELSI(倫理的・法的・社会的課題)について」

横野恵氏 (早稲田大学)
10:30~11:20

PAP応用講座③
「治験に参加する前に知っておいて欲しいこと」

佐々木治一郎氏 (北里大学医学部新世紀医療開発センター教授)
12:00~12:50

ランチョンセミナー③
「がんのアピアランスケア」

野澤桂子氏 (目白大学看護学部看護学科)
14:00~16:10

PAP応用講座④
「グループディスカッション この治験、あなたなら参加しますか?」

佐々木治一郎氏 (北里大学医学部新世紀医療開発センター教授)

参加を希望される方へ 
※必ずお読みください。

【重要】
参加登録された方(参加費納入済み)には、2月24日にご案内のメールをお送りしています。
届いていない場合にはPAP運営事務局 pap2023[あ]zenganren[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。) へご連絡ください。

1. ペイシェント・アドボケイト・プログラムの目的

ペイシェント・アドボケイト・プログラム(以下PAP)は、応募基準に記載した条件を満たす患者、家族、一般の方々に対し、学術集会参加を優待し、患者・家族、市民と会員が、正しい情報を共有し、課題を抽出、議論する場として提供するプログラムです。本プログラムの実施が、より良いがん医療の実現につながっていくことを目的としています。

(ア)
基礎講座:がん医療やがん対策について広く学ぶ。
(イ)
応用講座:医学研究・臨床試験等における患者・市民参画(PPI;Patient and Public Involvement)を推進する事で、より良いがん医療のために患者、家族等が協働する事の重要性を学ぶ。

2. プログラムの概要

  • 応募基準に記載した条件を満たした方は、第20回日本臨床腫瘍学会学術集会のPAPに1,000円で参加いただけます。事前申し込みが必要で、参加人数には制限があります。
  • PAPの「基礎講座」「応用講座」すべてのプログラムに参加することも、一部のプログラムに参加することも可能です。ただし、「応用講座グループディスカッション」に参加する場合は、現地での参加、かつ、原則として「応用講座」のプログラムをすべて受講することが必須になります。

3. 応募基準

第20回日本臨床腫瘍学会学術集会PAPの開催趣旨を理解し、注意事項を遵守いただける患者、家族、市民が対象です。
ただし、以下に該当する団体に所属、または個人として該当する場合には対象となりません。

  • 特定の医療機関、医師を支持、あるいは助成を受けている
  • 承認、未承認にかかわらず、特定の治療法を支持、推進している
  • 特定の健康食品、健康器具等を推奨、販売している
  • 特定の政治団体、宗教等を推奨している
  • 反社会勢力との関わりがある
上記項目は、個人の信教の自由、及び政治活動の自由を妨げるものではありません。

なお、患者・家族のお立場であっても医療機関、ヘルスケア関係企業、メディア、広告代理店等に勤務し主たる収入を得ている方は一般参加枠でお申込みください。

4. 注意事項

  • PAPプログラムでは登壇者に質問できますが、それ以外のプログラムでは医師をはじめとする医療従事者への質問・ご相談は禁止です。
  • 現地にお越しになれず、WEB参加(LIVE配信)の場合は、インターネットが利用できる環境をご自身でご準備ください。技術的なサポートはいたしません。
  • 講師への質問は、現地参加の方からの質問を優先いたします。進行を妨げるような質問、個人の治療に関するご相談はお控えください。
  • 発表スライドの撮影・スクリーンショット、録音・録画は禁止です。また誹謗中傷を含むSNSへの投稿も禁止です。
  • 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(略称:薬機法)の「広告の制限」により、企業共催セミナーにはご参加いただけません。
  • 学術集会会場内での迷惑行為・暴力行為は禁止します。
  • ご参加にあたっての注意事項をお伝えするオリエンテーションを必ず聴講ください。
  • 発熱や倦怠感など体調不良の際には、現地でのご参加はお控えください。

上記8点を遵守いただけない方は、お申込手続き完了後であってもご参加できなくなる場合がございますことをご了承ください。

5. 応募方法

申込期間:2022年12月1日(木)正午~2023年2月1日(水)正午

以下の申込フォームから必要事項をご入力のうえお申し込みください。
申込受付、参加費入金を確認いたしましたら、後日、詳細のご案内をメールにてお送りいたします。

定員(原則先着制):

<現地参加> 「応用講座グループディスカッション」
(3日目午後)へのご参加あり 30名
「応用講座グループディスカッション」
(3日目午後)へのご参加なし 170名
<WEB参加(LIVE配信)> 450名

※応用講座グループディスカッション(3日目午後)への参加、聴講はできません。

参加費:1,000円(クレジットカード決済または銀行振込のいずれかでお支払いください)

クレジットカード決済にてお支払いの場合、カード利用明細の利用店名等は「株式会社プロアクティブ」(決済代行会社)と表示されます。
参加費は直接、日本臨床腫瘍学会へ入金されます。運営を担当する全国がん患者団体連合会は、一切関与いたしません。
原則として、参加申込後のキャンセル、返金には応じられませんのでご了承ください。
  • 参加費を銀行振込にされる方は、ご案内の期日までに必ずご入金ください。
    その際に申し込み者ご本人のお名前で入金をお願いいたします。
  • 受付が完了した方には、自動返信メールをお送りしています。
    受信が確認できない方は、運営事務局(pap2023[あ]zenganren[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。))へお問合せください。
    セキュリティ設定などで受信を制限されている方は、事務局からのメールが届くようご対応をお願いいたします。

参加登録申込フォーム

6. ご参加方法

  • 参加登録完了後、自動返信メールをお送りします。自動返信メールをプリントアウトし当日会場へご持参のうえ、PAP参加受付にてご提示ください。
  • 学術集会の期間中すべての会場において、PAP参加受付にてお渡しするネームタグ(PAP参加証)を必ずご着用ください。
  • 3日間を通しての参加費は1,000円ですが、1日のみのご参加でも1,000円となります。

7. トラベルグラント募集要項

実施要項

第20回日本臨床腫瘍学会学術集会では、職種や立場の境界を越えて、がん医療について共に考え討議するために、PAPにより多くの患者さん・ご家族、支援者の方にご参加いただきたいと考え、以下要領にて、現地参加の方を対象に交通・宿泊費の助成を行います。助成を希望するPAP参加者は、原則として、学術集会の会期3日間への全日参加と、会期前後の両方にレポートを提出いただくことが必須となります。

応募方法

応募の方法は、インターネットのみとなります。申込者は、Eメールでの連絡を中心に、ファイル添付等による書類のやりとりができることが必須となります。募集に関する注意事項をご確認ください。

選考基準
  • 申し込みの際にご記入いただく「参加動機」を選考の参考とします。また、開催後にも600字程度のレポートをご提出いただきます。(フォーム、締切日は別途ご連絡いたします)
  • 過去にトラベルグラントを支給されていない方を優先させていただきます。(PAPトラベルグラントは第17・18回で実施しています)
  • 会期3日間、全日参加をお願いします。(各日、参加確認をさせていただきます)
  • 会期3日目に開催の応用講座グループディスカッションに参加いただける方を優先させていただきます。
注意事項
  • トラベルグラント申し込みと同時に、PAP参加申し込み、参加費のお支払いが必要です。
  • 3.に記載の「応募基準」に準じてお申し込みください。
  • 4.に記載の「注意事項」をお守りください。
  • 連絡方法として、Eメールで添付ファイルのやりとりができる必要がございます。
  • 助成金のお支払いは、会期後のレポート提出を確認してからとなります。
  • 注意事項をお守りいただけない場合は、助成金のお支払いができない場合があることをご了承ください。
応募締切

2022年12月26日(月)正午
募集定員:50名

選考と通知

JSMO2023PAPトラベルグラント選考委員にて選考を行い、2023年1月中旬頃にお知らせいたします。

助成金額

下表のとおり、地域に応じて記載の金額を一律で支給となります。

地域 金額
北海道(北海道全域) ¥55,000
東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島) ¥70,000
関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川) ¥45,000
甲信越(新潟、富山、石川、福井、山梨、長野) ¥65,000
東海(静岡、愛知、岐阜、三重) ¥48,000
近畿(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山) ¥40,000
中四国(岡山、広島、山口、島根、鳥取、愛媛、徳島、高知、香川) ¥40,000
九州(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島) 福岡 ¥9,000
佐賀 ¥12,000
長崎 ¥26,000
熊本 ¥26,000
大分 ¥28,000
宮崎 ¥27,000
鹿児島 ¥27,000
沖縄(沖縄全域) ¥35,000
往復の交通・宿泊はご自身で手配いただきます。不足分はご自身でご負担ください。他学会の助成金額、宿泊と交通費のパック料金などを参考に算出し、より多くの方にご参加いただくためお一人当たりの金額を抑えております。
学会に参加しやすくするための助成であることをご理解くださいますようお願いいたします。
天候不良による旅程変更については、ご自身でご対応ください。
助成金のお支払いは、会期終了後のレポート提出を確認してからとなりますので、旅費は一旦、ご自身でお立替えをお願いいたします。なお、交通・宿泊予約のキャンセル料金は一切負担出来かねますので予めご了承ください。

運営

第20回日本臨床腫瘍学会学術集会PAPは、一般社団法人全国がん患者団体連合会が運営を担当します。

お問合せ先

一般社団法人全国がん患者団体連合会
pap2023[あ]zenganren[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)

※お問合せはメールでお願いいたします。返信にお時間をいただく場合がございますが、予めご了承ください。

事務局

九州大学大学院医学研究院 社会環境医学講座 連携社会医学分野 
〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1

運営事務局

日本コンベンションサービス株式会社 九州支社 
〒810-0002 福岡市中央区西中洲12-33 福岡大同生命ビル7階 
TEL:092-712-6201 FAX:092-712-6262
E-mail:jsmo2023[あ]convention[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)

ページトップに戻る