第24回日本臨床救急医学会総会・学術集会 会期:2021年6月10日(木)~12日(土) 会長:松田潔

学術集会事務局

日本医科大学武蔵小杉病院
救命救急センター
〒211-8533
神奈川県川崎市中原区小杉町1-396
https://nms-kosugi-eccm.com/

運営準備室

日本コンベンションサービス
株式会社
〒100-0013
東京都千代田区霞が関1-4-2
大同生命霞が関ビル14階
E-mail:jsem24[あ]convention[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)

演題募集(主題公募・一般演題)

シンポジウム、パネルディスカッション、および一般演題(口演またはポスター)を募集します。
奮ってご応募ください。

指定演者の抄録登録はこちら

演題募集期間

2020年11月2日(月)~ 2020年12月25日(金)
2021年1月8日(金)【延長しました】
2021年1月15日(金)【再延長しました】
締め切りました。

演題申し込み方法

演題はすべてインターネットを利⽤したオンライン登録にて受付いたします。
締切直前は⼤変込み合いますので、時間的余裕をもって登録してください。
演題登録はこの演題登録用ホームページ上で完了するため、学会事務局に郵送するものは何もありません。

応募資格

演題は未発表の内容に限ります。
発表にあたっては、演者・共同演者ともに日本臨床救急医学会の会員であることが必須となります。

※応募段階では未入会でも演題登録は可能です。また、本学術集会でのご発表のために入会をいただく場合は、年会費のお振込みを2021年4月1日以降に行ってください(これより前ですと2020年度の会費として扱われます)。

※会員番号は数字8から9桁とアルファベット1字です。なお、入会申請中の方は「99」と入力してください。
会員番号の例)1111-D1111(数字4から5桁-アルファベット、数字4桁)

※演者が消防職員(組織会員)であり、共同演者が同じ職場の職員である場合のみ、入会免除の規定がございます。(本学会は、原則として個人(正会員)で構成される学会ですが、救急隊員の学会参加を促進するべく、消防機関に限り団体での会員登録「組織会員」制度を設けております。

-入会案内・会員番号問合せ先-

日本臨床救急医学会事務所
株式会社へるす出版事業部内
〒164-0001 東京都中野区中野2-2-3
TEL:03-3380-2704 FAX:03-3380-8627
E-mail:jsem-gakkai[あ]umin[ど]ac[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)

シンポジウム・パネルディスカッション(一部指定)

シンポジウム・パネルディスカッションの演題を公募いたします。カテゴリーは下記の通りです。
クリックして概要をご確認のうえ、ご応募ください。
なお、選出されなかった演題は一般演題としてご発表いただきますのでご了承ください。

シンポジウム(一部指定)プログラム概要

新型コロナウィルス感染症の拡大蔓延により引き起こされた「コロナ禍」により、救急医療の現場は大きな負担を強いられることになった。その一方でコロナ禍により認識された救急医療の問題点も存在する。コロナ禍を経験して、我が国の救急医療は、ポストコロナに向けてどのような変革を求められることになるだろうか。議論を尽くしていただきたい。
心肺蘇生を希望するかどうかに限らず、人生の終末期にあって、どのような救急医療を希望するかは、患者個々で異なるものである。患者自身によるAdvance Care PlanningやLiving willの尊重が求められているが、現実の対応には困難が多い。救急医療現場でどのように対応するべきか、提言していただきたい。
医師の働き方改革として、2024年4月から勤務医の時間外労働時間を年間960時間まで制限することとされているが、それまでに労働時間の漸減とともにタスクシフティングを推進すべきとされている。「2024年4月」を約3年後に控えて、救急医療の現場でタスクシフティングはどのように進めていくべきか、議論したい。
海外のNurse Practitioner制度を念頭に診療看護師制度の創設が議論されている。一方、2014年に「特定行為に係る看護師の研修制度」が創設され、研修修了者が診療看護師として活躍を始めつつある。診療看護師が抱える現状の課題と今後の展望について議論したい。
救急認定薬剤師制度は制定されて早10年以上を経過し、現在242名の救急認定薬剤師が認定されており、当会の薬剤師会員も700名以上となった。当初の目的であった全国の救命救急センターおよびICUなどへの薬剤師配置と薬剤師業務の標準化は飛躍的に向上し、診療報酬も認められた。現在、薬剤師業務は新たなステージにあると言える。そこで、今回、関係する方々に登壇して頂き、先を見据えた今後の活動について議論を深めたい。
救急医療現場で画像検査の読影は必須のものになっている。放射線科医による遠隔読影が一部の施設で実施されているが、放射線科技師による読影補助業務やAI読影の可否が議論されている。今後の展望について議論をお願いしたい。
救急救命士制度の誕生以来、救急救命士の特定行為は拡大されてきた。2020年1月に日本救急医療財団から、いくつかの特定行為の包括指示下処置への移行、新たな特定行為が提言として厚生労働省に報告され検討されている。まだ検討されていない行為も含めて、救急救命士の処置拡大について議論願いたい。
病院内での医師業務タスクシフティングにも関連して救急救命士の病院内での業務を拡大することについて議論されている。既に救急救命士が救急外来で看護補助業務を担っている施設も存在している。病院業務としてドクターカー運用を救急救命士が担うことも含めて病院での救急救命士の活躍の可能性を探りたい。
救急医療領域のOff the Job Trainingコースは、百花繚乱のごとく盛んである。模擬経験が実際の救急現場で活かされるコースが多い一方で、コース内容と現実が乖離しているコースもあるように感じられる。コースの運営にエネルギーを割かれて日常業務に支障を来すことを懸念する声を耳にすることもある。Off the Job Trainingコースの功罪について議論したい。

パネルディスカッション(一部指定)プログラム概要

コロナ禍に対して地域ごとに感染者治療施設が限定されるとともに医療機関の業務分担や救急業務の効率化など、救急医療機関の互助が図られている地域からの取り組みをご紹介いただきたい。
新型コロナウィルス感染症に対する治療について試行錯誤が続いている。ECMOが社会からこれほど注目されたことはなかったが、ECMO以外にも新しい治療法が検討されている。新機軸をご報告いただきたい。
救急医療現場における多職種連携の重要性は広く認識されているところであるが、コロナ禍の中で改めて病院内外で多くの職域、施設を超えた連携が求められている。コロナ禍で再認識された多職種連携について議論していただきたい。
コロナ禍は社会に多くの損失をもたらしたとともに医療機関に対しても大きな損害を与えている。経済的に苦境に陥っている医療機関は多い。この未曽有の危機を医療機関としていかに乗り切るべきか、意見交換を行いたい。
コロナ禍の先鞭となったクルーズ船内感染ではDMATが動員され、大きな成果を残す一方、隊員感染などの問題も提起された。また、災害発災時に感染予防のために他地域からのDMAT派遣が見送られた例もあった。コロナ禍におけるDMAT活動について議論したい。
3密や接触を防ぐためにOff the Job Trainingコースは多くのコースが開催中止に追い込まれた。コース再開を進める中で、どのような工夫が行われたか。今後、感染予防をしながらOff the Job Trainingコースをどのように開催していくか議論をお願いする。
来るべきオリンピック・パラリンピックに備えて、会場での観客・選手救護の準備が行われている。救護スタッフの研修は、間に合ったか。会場ごとの準備は整っているのか。大会を目前に控えて検証したい。
京都アニメーション事件、川崎通り魔事件など悲惨なテロ災害が国内で発生している。これらの事件での災害医療・救急医療を振り返るとともに、オリンピック・パラリンピックで発生が危惧されるテロ対策について討議する。
AHA「心肺蘇生と救急心血管治療に関するガイドライン 2020」でも、救助者の精神的支援、デブリーフィングが追記されたように、救助者のメンタルケアの重要性が認識されている。オリンピック開催を機に、スポーツ現場へのAED配備、救護スタッフの育成が進展すると期待されているが、救護スタッフ、バイスタンダー救助者のメンタルサポートについて考えたい。
我が国が世界で傑出した領域は数多いが、救急医療の領域においてもアジアへ、世界へ発信するべき情報や医療資源は多いと思われる。また、実際に海外で我が国の救急医療を提供し活躍している人材も多い。可能性や活躍をご披歴いただきたい。
ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)活用が救急医療現場、災害医療現場で図られている。現実の活用例に加えて将来の夢についても語り合いたい。
2017年に日本臨床救急医学会は、「人生の最終段階にある傷病者の意思に沿った救急現場での心肺蘇生等のあり方に関する提言」を公開した。その後、提言に沿って救急現場で心肺蘇生を中止することを認めた地域も見られるようになった。一方で、全国的には十分議論されない地域が依然多い。先進地域からの報告をいただき、今後の展開を討議いただきたい。
救急隊員による病院への情報伝達や適正な病院選定により、病院での治療が円滑に進むことが期待されている。この考えから、病院前での脳卒中や急性冠症候群に対する対応として新しい試みが多くの地域で行われている。各地域での病院前の新しい試み、経験をご披歴いただきたい。
小児人口の減少にともなう小児傷病者の減少や成人と異なる小児の特性などから 小児傷病者への救急診療に苦手意識や困難さを感じている医療者は少なくない。プレホスピタルからインホスピタルまで小児傷病者への救急診療の現況・課題・工夫・展望まで網羅的に議論をすすめたい。
産科救急、とりわけ墜落分娩は、頻度は少ないながら、少子化社会となった我が国の救急現場で対応をおろそかにできない事案である。プレホスピタルケアの中で、どのような対応を図るべきか、議論をお願いしたい。
全国どこででも救急患者は発生し、どこにでも救急医療は存在する。都会の大病院や救命救急センターとは全く異なる救急医療の問題が地方・へき地に存在する一方、地域の救急医療を支える使命感や喜びが救急医療者にあるに違いない。何が課題なのかとともに、何が魅力かについても議論していただきたい。
我が国の自殺による死亡者数は2003年をピークに減少を続けていたが、コロナ禍の影響からか2020年の自殺者数は2019年を上回ることは確実と見込まれている。自殺企図者の統計は明らかでないが、同様の危惧が寄せられている。自殺企図者の存在は救急医療現場を逼迫させる一因となるものであり、自殺企図者対応の取り組みについて議論していただきたい。
看護師が病院前医療に不可欠なことは論を待たないが、ドクターヘリに乗務するフライトナース、ドクターカーに乗務するグラウンドナースの地位が確立されているかどうかには議論の余地があるように思われる。フライトナース・グラウンドナースの矜持、プライドについて、当事者同士の意見を交換したい。
  医薬品の適応外使用への対応は、救急医療の現場において重要な課題となっている。平成28年の医療法改正に伴い、特定機能病院には適応外使用時等のガバナンス体制の強化及び医薬品安全管理体制の整備が求められ、他の施設は努力義務とされた。一方で、現場では医薬品適応外使用時の手順やそれに関わる情報管理に困惑する場合も多い。今回、医薬品適応外使用に係る様々な課題を共有するとともにその対応について討論したい。
薬剤師は、医薬品の使用を通して救急医療における質的向上に貢献している。一方で、救急外来など新たな薬剤師業務や高度侵襲時など特殊な病態における薬物動態の変化など、救急医療における薬学的エビデンスは不足している。今回、薬剤師の臨床業務の評価や薬物治療のエビデンス創出に向けて、薬剤師が今後すべきことについて討論したい。
日ごろの救急医療現場で医療者、患者に対して被ばく線量の管理は厳密に行われているだろうか。福島原発事故以降、社会的に被ばく線量が話題に上っていたが、医療現場での議論はあまり進んでいない。医療安全の観点からも議論をお願いしたい。
コロナ禍に際して救急検査として抗原検査やPCR検査が行われるようになった。救急検査技師として、感染症検査にどのように関わっているか、ポストコロナも見据えてどのような展望があるか、議論していただきたい。
2017年以来、救急認定ソーシャルワーカーが認定されている。生活課題や社会的問題を抱えた救急患者は少なくなく、救急領域に特化した資格として創始された救急認定ソーシャルワーカーだが、その活動は救急現場で活かされているだろうか。実際の活動を報告していただきたい。
2014年から指導救命士の研修が開始され、各地域ごとに指導救命士の認定が行われているが、その業務内容や配置人数については地域によってまちまちである。指導救命士の誕生によって、地域の救急業務、救急隊員の教育はどのように変化したのだろうか。各地域の経験をご披歴いただきたい。

一般演題カテゴリー

演題カテゴリーは下記の通りです。下記カテゴリーにないものは「52. その他、上記に該当しないものすべて」にて応募して下さい。 応募数の多いものは新たにカテゴリーを設定します。

●一般演題(口演またはポスター)

1CPA・CPR/市民へのBLS普及、AED・PAD
2ファーストエイド・ファーストレスポンダー(山岳・スキーパトロール・ライフセーバー・スポーツインストラクター・プール監視員)
3多臓器不全、集中治療
4外傷、多発外傷
5熱傷、化学損傷、電撃傷
6急性中毒・トキシドローム
7環境障害(熱中症、低体温症、高山病、減圧症)
8異物、溺水、刺咬傷、その他の外因性の病態
9脳神経系の疾患・病態
10心血管系の疾患・病態
11呼吸器系の疾患・病態
12消化器系の疾患・病態
13感染症・栄養障害
14小児
15高齢者
16精神科救急
17周産期・新生児
18自然災害・人為的災害・災害トリアージ・院内トリアージ
19マスギャザリング・大規模スポーツイベント
20緊急度判定
21病院前救急(ドクターカー、ヘリ等)
22民間救急救命士の活用(病院・その他)
23地域救急医療体制・メディカルコントロール(消防MC/非消防MC)
24通信指令と口頭指導
25シュミレーション研修とシュミレーション教育
26医学教育(研修医、看護師、救急救命士、コメディカル)
27医療安全・院内緊急対応
28医療経済
29救急医療におけるICTの活用とVR
30終末期医療・グリーフケア
31移植・組織移植・移植看護
32医療連携・チーム医療・多職種連携
33地域包括医療体制・地域連携
34救急救命士関連
35診療放射線技師関連
36メディカルソーシャルワーカー関連
37薬剤師関連
38臨床検査技師関連
39理学療法士関連
40歯科救急関連
41学生(看護学生・救急救命士・医学生)・研修医セッション
42オリンピックパラリンピック関連
43救急医療における新しい技術(生体補助器具の応用など)
44救急看護技術
45救急における集中管理(看護)
46救急医療(看護)が世界に求められているもの
47家族看護
48COVID-19関連
49タスクシフティング(働き方改革)
50地域住民への教育(救急医療,看護の普及)
51ECMO関連
52その他、上記に該当しないもの全て

抄録の文字数制限

入力項目 必須の可否 制限
演題名 必須 全角50文字以内
抄録本文 必須 全角500文字以内
演者名 必須
所属機関名 必須 正式名称で記入
学会入会 演者・共同演者ともに必須 但し、演者が会員である消防職員の場合、共同演者である消防職員の入会は問いません。
会員番号 演者・共同演者ともに必須 会員番号不明な方は学会事務局へお問合せください※未入会の場合は、入会手続きを行っていただき、抄録ご登録の際には「入会手続中」をご入力ください。

演題登録方法

演題登録システムからの登録のみとなります。

  1. 本ページ下方の応募ボタンをクリックして応募画面にお進みください。
  2. 個人情報の登録内容を確認した後に、画面の指示に沿って、演題登録を進めてください。
    演題受付期間内であれば、何度でも一旦登録された演題の変更・削除が可能です。ご登録のID・パスワードでログインしてください。
    万一お忘れになりましても、セキュリティーの関係から、登録番号とパスワードに関してのお問い合わせには一切応じることができませんのでご注意ください。

※推奨環境
Microsoft Internet Explorer 8、Microsoft Internet Explorer 9、Microsoft Internet Explorer 10、Mac OS X 10.9:Safari 7

※注意事項
ファイアーウォール(病院などへのハッカーの侵入を防ぐソフトウェア)が使用されている場合など、コンピュータ環境によってはホームページから演題登録できない可能性があります。
なお、登録される側のコンピュータ環境、サーバなどの問題が原因で締切期日までに応募できなかった場合の特別措置は考慮しませんので、ご注意ください。

演題登録

演題応募

演題募集・登録方法についての問い合わせ先

第24回日本臨床救急医学会総会・学術集会 演題登録係(ITセンター)
日本コンベンションサービス株式会社
E-Mail:endai-jsem24[あ]convention[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)

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