第13回肝臓内視鏡外科研究会 当番世話人:海野倫明(東北大学大学院 消化器外科学)第11回膵臓内視鏡外科研究会 当番世話人:土田明彦(東京医科大学 消化器・小児外科学分野)

ご挨拶


第13回肝臓内視鏡外科研究会
当番世話人 海野 倫明  
(東北大学大学院 消化器外科学)

 このたび第13回肝臓内視鏡外科研究会の当番世話人を仰せつかり大変光栄に存じます。本研究会は、2006年に現・理事長の金子弘真先生と理事の若林剛先生が設立された研究会で、はやくも13年が経過いたしました。本研究会設立当時は、一部の施設でのみ行われていた肝臓内視鏡手術も、現在では多くの施設で行われる普通の手術になりつつあります。体壁破壊が少なく気腹圧により出血量も少ない腹腔鏡下肝切除は、内視鏡手術の恩恵を最大に得ることができる手術かもしれません。
 このようなメリットが大きな腹腔鏡下肝切除の適応を拡大すべく、禁断でもあった胆道疾患、特に胆嚢癌、胆管癌に対する腹腔鏡下肝切除術を取り上げました。また大腸癌肝転移は腹腔鏡下肝切除の良い適応ではありますが、どこまでが限界かを知ることも必要です。この2つをシンポジウムとして取り上げ喧々諤々の議論をしていただきたく思います。
 今回は、第32回日本内視鏡外科学会の前日である令和元年12月4日にパシフィコ横浜において第11回膵臓内視鏡外科研究会と合同で開催いたします。内視鏡外科学会と少し異なり、肝臓と膵臓のエキスパートの集まる独特の雰囲気の研究会ですので、実りある研究会にしたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

第11回膵臓内視鏡外科研究会
当番世話人 土田明彦  
(東京医科大学 消化器・小児外科学分野)

 この度、第11回膵臓内視鏡外科研究会の当番世話人を仰せつかり、身に余る光栄に存じます。本研究会は初代会長の浅野武秀先生のもと、2009年に膵臓領域の低侵襲手術に関する経験・知識を共有することにより普及と進歩を図ることを目的に設立されました。その後、第二代会長の田中雅夫先生から現在の第三代会長の中村雅史先生と受け継がれております。本研究会では腹腔鏡下膵切除術の前向き登録制度を行い、腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術のmortalityは0.6%と海外の報告と比較し、極めて良好な成績であったことが報告されております。これは本研究会における手術トレーニング・セミナー開催や高難度新規医療技術導入プロセスにおけるシステム構築などの取り組みが世界に誇れる成績をもたらしたものと思われます。
 本研究会では,本邦における膵臓内視鏡外科の更なる手術技術向上に向けて、各施設の工夫や治療成績を呈示していただき、熱く討論していただきたく思っております。
 教室員一同、鋭意準備に取り組んでおります。会員の皆様の多数のご参加をお待ち申し上げます。

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