特別講演
座長:國崎 主税 (横浜市立大学附属市民総合医療センター 消化器病センター 外科)
演者:掛地 吉弘 (神戸大学 食道胃腸外科)
座長:佐々木 章 (岩手医科大学医学部外科学講座 教授)
演者:北川 雄光 (慶應義塾大学 外科)
教育講演
座長:吉田 寛 (日本医科大学 消化器外科)
演者:遠山 信幸 (自治医科大学附属さいたま医療センター 医療安全・渉外対策部)
座長:渡邉 学 (東邦大学医療センター大橋病院 外科)
演者:島田 英昭 (東邦大学大学院 消化器外科学講座)
特別企画
司会:大木 隆生 (東京慈恵会医科大学 外科学講座)
小笠原 邦昭(岩手医科大学 脳神経外科)
演者:福田 亮介 (厚生労働省医政局医事課 医師等医療従事者の働き方改革推進室長 / 医師養成等企画調整室長)
馬場 秀夫 (熊本大学大学院 消化器外科学)
南谷 佳弘 (秋田大学 胸部外科)
伊藤 丈二 (東京ベイ・浦安市川医療センター 心臓血管外科)
中川 慧 (大阪大学医学部附属病院 産婦人科)
司会:佐藤 悦子 (岩手医科大学附属病院 看護部 副院長兼看護部長)
後藤 のりこ(岩手県 フリーアナウンサー)
演者:堀 ちえみ (歌手・タレント)
ジョイントシンポジウム
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臨床における様々な場面で外科医は重篤な合併症や、創傷治癒遅延といった乗り越えなければならない山を経験せざるを得ない。この様な場面において、外科医はベストな治療を行うと共に、栄養の力を信じ、患者自身の治癒力に頼るところも多い。本セッションでは、各領域において栄養の力はどのように役立っているのかを発表いただく。
司会:比企 直樹 (日本臨床栄養代謝学会 理事長・北里大学医学部 上部消化管外科学)
堀口 明彦 (日本外科系連合学会 理事長・藤田医科大学ばんたね病院 外科)
演者:齋木 厚人 (東邦大学医療センタ―佐倉病院 糖尿病内分泌代謝センター)
千葉 正博 (昭和大学薬学部/昭和大学医学部 臨床薬学講座臨床栄養代謝学部門/外科学講座小児外科学部門 兼担)
宮崎 安弘 (大阪急性期・総合医療センター 消化器外科)
加藤 宏之 (藤田医科大学ばんたね病院 消化器外科)
鍋谷 圭宏 (千葉県がんセンター 食道・胃腸外科 / NST)
小谷 穣治 (神戸大学大学院医学研究科外科系講座 災害・救急医学分野 / 救命救急センター)
内視鏡外科手術の普及に伴い、若手外科医に対しては安全で効率的な内視鏡外科教育システムの構築を目指すと同時に、現代のテクノロジーを駆使した教育法を開発していく必要がある。本セッションでは、エネルギーデバイス(手術用,内視鏡用,その他の分野)の安全使用についての基礎知識と応用、内視鏡外科手術を支援する人工知能システムの開発と臨床応用などの展望を発表いただく。
司会:甲能 直幸 (環太平洋外科系学会日本支部会 理事長・佼成病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
矢永 勝彦 (日本外科系連合学会 監事・国際医療福祉大学大学院医学研究科 消化器外科)
演者:和佐野 浩一郎(東海大学 耳鼻咽喉科)
渡邊 祐介 (北海道大学病院 医療・ヘルスサイエンス研究開発機構)
猪股 雅史 (大分大学医学部 消化器・小児外科学講座)
杉本 真樹 (帝京大学冲永総合研究所 Innovation Lab 、帝京大学医学部外科学講座 肝胆膵外科)
ジョイントセッション
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環太平洋外科系学会日本支部会は、世界で認められ活躍できる医師の育成を目指して、学会で英語発表に積極的に取り組んで欲しいという思いから、1983年に故和田壽郎氏により設立された。本セッションの英語発表では40歳未満からの演題を募集するが、発表条件として環太平洋外科系学会日本支部会の臨時会員となる必要がある。なお、優秀演題3名には、表彰状ならびに副賞を贈呈するので、ふるってご応募いただきたい。
プレゼンター:松田 剛明 (杏林大学 医学部救急医学教室 教授)
座長:小林 道也 (高知大学 医療学講座医療管理学分野)
掛地 吉弘 (神戸大学大学院医学研究科 外科学講座食道胃腸外科学分野)
審査員:阿部 展次(杏林大学 消化器・一般外科)
藤原 義之(鳥取大学医学部 消化器・小児外科)
瀬戸 泰之(東京大学 消化管外科)
趣旨説明・特別発言:草野 満夫(余市協会病院 総合診療科)
演者:増田 隆洋 (東京慈恵会医科大学 外科学講座 消化管外科)
北條 雄大 (兵庫医科大学 上部消化管外科)
熊谷 秀基 (岩手医科大学医学部外科学講座)
木庭 露葉 (杏林大学 医学部 消化器・一般外科)
大塚 観喜 (岩手医科大学医学部外科学講座)
松隈 国仁 (長崎大学病院 移植・消化器外科)
原田 芳邦 (昭和大学藤が丘病院 消化器・一般外科)
座長:武冨 紹信 (北海道大学 消化器外科Ⅰ)
江口 晋 (長崎大学 移植・消化器外科)
審査員:藤井 努 (富山大学 消化器・腫瘍・総合外科)
池上 徹 (東京慈恵会医科大学 肝胆膵外科)
青木 武士(昭和大学 消化器・一般外科)
演者:荻原 哲 (東京女子医科大学病院呼吸器外科)
岩佐 友寛 (岩手医科大学医学部)
鳴海 絢 (板橋中央総合病院 外科)
宇田川 大輔(慶應義塾大学 医学部 一般・消化器外科)
菊地 晃司 (岩手医科大学 外科学講座)
高橋 眞人 (岩手医科大学医学部 外科学講座)
遠藤 憲彦 (神栖済生会病院外科)
大野 崇 (神栖済生会病院外科)
座長:田中 淳一 (横浜鶴ヶ峰病院 低侵襲内視鏡外科治療センター)
岡本 高宏 (東京女子医科大学 内分泌外科)
審査員:多賀谷 信美(板橋中央総合病院 消化器病センター 外科)
吉田 寛 (日本医科大学 消化器外科)
渡邉 学 (東邦大学医療センター大橋病院 外科)
演者:内田 雄一郎(藤田医科大学 総合消化器外科)
橋元 麻生 (岩手医科大学外科学講座)
甲能 武幸 (慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科)
口田 脩太 (岩手医科大学医学部外科学講座)
近藤 享史 (北海道大学大学院医学研究院 消化器外科学教室Ⅰ)
岩崎 崇文 (盛岡市立病院 外科)
渡邉 理 (帝京大学医学部付属病院 肝胆膵外科)
奥津 美里 (岩手医科大学医学部外科学講座)
福留 惟行 (高知大学医学部 外科学講座外科)
シンポジウム
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ロボット支援下手術は、内視鏡外科手術と比較して多くの利点を有し、各領域で適応が拡大しているが、その有効性は明らかになっていない。本セッションでは、各領域におけるロボット支援下手術の優位点、問題点や注意すべきピットフォールを含めた現状と今後の展望を発表いただきたい。
座長:小濱 和貴 (京都大学 消化管外科)
齊藤 元 (岩手医科大学 呼吸器外科学講座)
羽渕 友則 (秋田大学泌尿器科)
演者:須田 康一 (藤田医科大学 総合消化器外科)
篠原 尚 (兵庫医科大学 上部消化管外科)
刑部 弘哲 (東京医科大学 消化器・小児外科学分野)
塩見 明生 (静岡県立静岡がんセンター 大腸外科)
吉田 和夫 (諏訪赤十字病院 鏡視下手術センター 呼吸器外科)
出口 博之 (岩手医科大学 呼吸器外科)
岩﨑 正之 (東海大学医学部外科学系呼吸器外科学)
小原 航 (岩手医科大学 泌尿器科)
沼倉 一幸 (秋田大学 泌尿器科)
手術器械・器具の発展と手術手技の工夫により、患者の術後QOL向上を目指した低侵襲手術が各領域で増加している。低侵襲手術にもメリットとデメリットがあるが、診療の安全性を担保しながら、高度な新技術を患者に提供する必要がある。本セッションでは、消化器外科に限らず、各領域の先生方に最新の手術手技、若手外科医への教育法や課題について発表いただきたい。
座長:調 憲 (群馬大学 医学系研究科総合外科学)
村上 秀樹 (岩手医科大学 整形外科)
五井 孝憲 (福井大学 第一外科)
演者:森 健太郎 (総合東京病院・脳神経外科)
後藤 剛夫 (大阪公立大学脳神経外科)
遠藤 寛興 (岩手医科大学医学部整形外科学講座)
柴崎 晋 (藤田医科大学 総合消化器外科)
山口 智弘 (がん研究会有明病院 消化器センター 大腸外科)
野澤 宏彰 (東京大学医学部 腫瘍外科)
前田 耕太郎(医療法人社団健育会 湘南慶育病院)
野垣 航二 (昭和大学病院 消化器・一般外科)
他臓器合併切除を伴う拡大手術や臓器再建には他診療科との連携が重要である。臓器再建には術中の連携は当然ながら、術前のシミュレーションや術後管理など綿密な連携による周術期管理が求められる。また、近年では腹腔鏡・内視鏡合同手術など、他科との協働による低侵襲手術も普及してきた。他科とのコラボレーション手術の現状や工夫および問題点を報告いただき、今後のさらなる展望について発表いただきたい。
座長:櫻庭 実 (岩手医科大学 形成外科)
七島 篤志 (宮崎大学 外科学講座 肝胆膵外科学分野)
吉川 貴己 (国立がん研究センター中央病院 胃外科)
演者:宮本 慎平 (東京大学医学部附属病院 形成外科)
阿久津 博義(獨協医科大学 脳神経外科)
志賀 清人 (岩手医科大学 頭頸部外科)
布部 創也 (がん研有明病院 胃外科)
藤田 武郎 (国立がん研究センター東病院 食道外科)
宮脇 豊 (埼玉医科大学国際医療センター 消化器外科)
谷田 司 (市立東大阪医療センター 消化器外科)
瀬尾 智 (京都大学 肝胆膵・移植外科)
臓器移植医療は手術および術後管理の進歩により、各領域における手術成績は向上した。また、臓器提供における取り組みや環境整備も進めており、今後のさらなる発展が期待される。本シンポジウムでは各領域における臓器医療の現状について手術手技を含めて提示していただき、お互いの技術を学ぶとともに、日本における移植医療の現状を理解するセッションとしたい。
座長:大段 秀樹 (広島大学 消化器・移植外科学)
波多野 悦朗(京都大学 肝胆膵・移植外科)
演者:渡邉 龍秋 (東北大学 呼吸器外科)
杉村 淳 (岩手医科大学 泌尿器科)
山田 洋平 (慶應義塾大学医学部外科学(小児))
松島 肇 (長崎大学大学院 移植・消化器外科)
古川 賢英 (東京慈恵会医科大学 肝胆膵外科)
片桐 弘勝 (岩手医科大学 外科)
高原 武志 (藤田医科大学 総合消化器外科)
梅谷 由美 (京都大学医学部附属病院 看護部管理室 移植医療部)
さまざまな癌種で術前化学放射線療法の有用性が報告されている。最近では切除可能膵癌 に対しても術前化学療法が推奨されるようになり、集学的治療の重要性がさらに増している。本シンポジウムでは各診療科より術前化学放射線療法の実際とその進歩を提示して頂き、今後のさらなる発展に寄与するセッションとしたい。
座長:海野 倫明 (東北大学 消化器外科学)
有賀 久哲 (岩手医科大学 放射線腫瘍学科)
演者:元井 冬彦 (山形大学医学部 外科学第一講座)
武田 大樹 (岩手医科大学 医学部 外科学講座)
大沼 忍 (東北大学 消化器外科学)
伊藤 芳紀 (昭和大学医学部 放射線医学講座放射線治療学部門)
松田 明久 (日本医科大学付属病院 消化器外科)
古城 憲 (北里大学医学部 下部消化管外科学)
画像処理・画像解析技術の進歩は目覚ましく、診断能向上のみならず手術支援技術として の重要性も高まっている。本シンポジウムでは、画像処理·画像解析のトップランナーから 種々のモダリティや最新技術による幅広い領域の手術支援の最新の知見を紹介していただき、今後のさらなる可能性を探っていきたい。
座長:佐々木 真理(岩手医科大学 医歯薬総合研究所超高磁場MRI診断・病態研究部門)
長谷川 潔 (東京大学 肝胆膵外科・人工臓器移植外科)
演者:古川 まどか(神奈川県立がんセンター 頭頸部外科)
田村 明生 (岩手医科大学 放射線医学講座)
石田 藤麿 (独立行政法人国立病院機構 三重中央医療センター 脳神経外科)
小林 直 (アナウト株式会社)
柳 舜仁 (川口市立医療センター 消化器外科)
田浦 康二朗(京都大学 肝胆膵・移植外科)
OSAは肥満に誘発される深刻な呼吸障害で、治療法にはCPAP療法が標準治療として知られているが、アクセプタンス・アドヒアランスが不良な患者も多くみられる。OSAに対する治療はCPAPなどの気道陽圧療法や口腔内装置ばかりでなく、 減量・代謝改善手術、顎矯正手術、植え込み型舌下刺激療法などの外科治療が到来する可能性があり、このセッションではOSAに対する外科治療の必要性、効果等について発表いただきたい。
座長:佐藤 和朗 (岩手医科大学附属内丸メディカルセンター 矯正歯科)
田中 直樹 (東北大学 消化器外科学分野)
演者:白石 としえ(四谷メディカルキューブ きずの小さな手術センター 麻酔科)
北村 拓朗 (産業医科大学 耳鼻咽喉科頭頸部外科)
外木 守雄 (日本大学歯学部 口腔外科学第1講座)
山内 基雄 (奈良県立医科大学 呼吸器内科学講座)
二階 春香 (岩手医科大学 外科)
西島 嗣生 (岩手医科大学附属 内丸メディカルセンター 睡眠医療科)
世界的にさまざまな減量・代謝改善手術が行われているが、日本では腹腔鏡下スリープ状胃切徐(LSG)のみが保険適応になっている。わが国での実臨床においてこれからもLSGのみで十分なのか、その他の手術も必要なのかを検討したい。
座長:関 洋介 (四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センター)
大城 崇司 (東邦大学医療センター佐倉病院 外科)
演者:齋藤 心 (自治医科大学 消化器一般移植外科)
太田 正之 (大分大学 グローカル感染症研究センター)
北浜 誠一 (社会医療法人愛仁会 千船病院 肥満・糖尿病内分泌センター/ 糖尿病・減量外科)
稲嶺 進 (大浜第一病院 外科)
梅邑 晃 (岩手医科大学 外科)
小児がん、特に小児固形がんの治療は、小児腫瘍科、小児外科・脳神経外科・整形外科・泌尿器科などの小児の外科系診療科、放射線科、病理診断科や基礎医学検査部門、小児がん看護部門など、多くの診療科や部門が連携して行う総合治療である。この集学的治療を行う上での外科系診療科の果たす役割を論じていただきたい。
座長:米田 光宏 (国立成育医療研究センター/国立がん研究センター中央病院 外科・腫瘍外科/小児腫瘍外科)
黒田 達夫 (慶應義塾大学 小児外科)
演者:文野 誠久 (京都府立医科大学 小児外科)
小松 秀吾 (千葉大学 小児外科)
山本 哲哉 (横浜市立大学 脳神経外科)
岡島 英明 (金沢医科大学)
山田 洋平 (慶應義塾大学医学部 外科学(小児))
馬庭 淳之介(国立がん研究センター中央病院 小児腫瘍外科)
腋窩郭清における超音波凝固切開装置の利点として後出血や滲出液の減少、手術時間や入院日数の短縮が期待されているが、国内のデータは少ないのが現状である。また、他癌腫と同様に国外手術成績と国内手術成績では結果に乖離がある可能性がある。本セッションでは、エネルギーデバイスの有用性、手技の工夫や注意点を含めた自験データを発表いただきたい。
座長:上野 貴之 (がん研有明病院 乳腺センター・乳腺外科)
津川 浩一郞(聖マリアンナ医科大学 乳腺・内分泌外科)
演者:九冨 五郎 (札幌医科大学 消化器・総合、乳腺・内分泌外科)
神保 健二郎(国立がん研究センター中央病院 乳腺外科)
金谷 瑛美 (富山大学 学術研究部 医学系 消化器・腫瘍・総合外科)
野田 勝 (福島県立医科大学 医学部 乳腺外科学講座)
ビデオシンポジウム
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血管吻合法が、その開存率および最終的には臓器機能に影響することは言うまでもない。血管吻合法は各外科領域の歴史と独自の工夫により進歩してきている。一方、それらをどのように行っているか、 未知な部分も多々あるかと思われる。 消化器外科領域において肝移植における血管吻合、形成外科におけるマイクロサージェリーでの動脈吻合、心臓外科における冠動脈バイパス吻合など、その分野のエキスパートらによるその技術、考えを学ぶ機会としたい。
座長:袴田 健一 (弘前大学 消化器外科)
丸橋 繁 (福島県立医科大学 肝胆膵・移植外科)
演者:長谷川 康 (慶應義塾大学 一般・消化器外科)
伊藤 孝司 (京都大学 医学部 肝胆膵移植外科)
櫻庭 実 (岩手医科大学 形成外科)
高梨 秀一郎(川崎幸病院 心臓外科)
金 一 (岩手医科大学附属病院 心臓血管外科学講座)
当学会は各科横断的学会であり、各科のエキスパートが揃っている。内視鏡下の縫合結紮手技は、手術に欠かせないものであるが、診療科によって若干の違いを認めている。本セッションでは、各科(消化器外科、胸部外科、小児外科、形成外科、婦人科、泌尿器科など)のエキスパートによる内視鏡下縫合結紮手技を供覧いただき、それぞれの科の特色を明らかにして、他科においてもさらなる技術の向上に寄与する発表をお願いしたい。
座長:笠間 和典 (四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センター)
金尾 祐之 (がん研有明病院 婦人科)
演者:稲木 紀幸 (金沢大学 消化管外科)
磯部 真倫 (新潟大学医歯学総合病院 総合研修部/医師研修センター・産科婦人科)
兼平 貢 (岩手医科大学 泌尿器科学講座)
竹村 雅至 (景岳会南大阪病院 外科)
今村 清隆 (手稲渓仁会病院 外科)
生駒 久視 (京都府立医科大学 消化器外科)
鼠径部ヘルニアの手術では、内視鏡外科手術に関する第15回アンケート調査(2019年)によると、内視鏡下手術が全患者の54%まで増加している。また、腹壁瘢痕ヘルニア手術では、IPOM(plus)に代わるeTEP(endoscopic Rives Stoppa)+TAR法が注目されている。今回、再発の少ない安全な腹部ヘルニアの手術手技をビデオで提示していただきたい。
座長:川村 英伸 (岩手県立久慈病院 外科)
宮崎 恭介 (みやざき外科・ヘルニアクリニック 外科)
演者:小丹枝 裕二(国立病院機構 北海道医療センター 外科)
今村 清隆 (手稲渓仁会病院 外科)
成田 匡大 (京都医療センター 外科)
長谷川 和住(医療法人 聖敬会 北仙台はせがわクリニック)
山本 海介 (四谷メディカルキューブ 外科)
和田 英俊 (島田市立総合医療センター 外科)
Minimally invasive surgeryの進歩と普及の一端として単孔式手術や細径鉗子を用いたneedlescopic surgeryの概念が生まれ、併せてreduced port surgery(RPS)というカテゴリーが定着した。RPSはすでにほとんどの内視鏡外科手術に応用されており、そこからまた新たな技術やデバイスが誕生している。本セッションでは各領域のエキスパートからRPSの最高技術と工夫をビデオで提示いただきたい。
座長:三澤 健之 (帝京大学医学部 外科学講座)
梅澤 昭子 (四谷メディカルキューブ きずの小さな手術センター 外科)
演者:高木 剛 (西陣病院 外科)
渋谷 誠 (帝京大学医学部附属病院 肝胆膵外科)
川崎 貴秀 (大分大学医学部総合外科・地域連携学講座)
河原 秀次郎(国立病院機構 西埼玉中央病院 外科)
藤井 正一 (横浜総合病院 消化器センター)
亀山 哲章 (国家公務員共済組合連合会立川病院 外科)
梅邑 晃 (岩手医科大学医学部外科)
肝癌に対する腹腔鏡下肝切除術は広く普及しつつあり、多くの術式が無理なく安全に行われるようになった。しかし、肝S7/S8領域の深部腫瘍に対する部分切除術や亜区域切除術はいずれにおいても難易度が高く、まだ手技が定型化されていない施設も多いと思われる。本セッションでは各施設での体位、ポート配置などを含めた手術手技を供覧していただき、腹腔鏡下肝S7/S8領域切除術を極める一助となるセッションとしたい。
座長:大塚 由一郎(東邦大学 外科学講座 一般・消化器外科学分野)
金沢 景繁 (大阪市立総合医療センター 肝胆膵外科)
演者:後藤田 直人(国立がん研究センター東病院 肝胆膵外科)
大目 祐介 (東京女子医科大学 外科学講座肝胆膵外科分野)
小船戸 康英(福島県立医科大学 肝胆膵・移植外科)
春木 孝一郎(東京慈恵会医科大学 外科学講座 肝胆膵外科)
高台 真太郎(大阪市立総合医療センター 肝胆膵外科)
大塚 由一郎(東邦大学医学部外科学講座 一般消化器外科学分野)
菅野 将史 (岩手医科大学医学部 外科学)
左側結腸癌に対する腹腔鏡下手術は技術認定試験制度により術式が定型化され安定しつつあるが、右側結腸癌に関してはNCDデータから術後合併症や死亡率が高い手術とされている。その原因は、ひとたび損傷するとクリティカルな合併症となるsurgical trunk上の郭清手技や複雑な血管走行、そして膵臓や十二指腸などの重要臓器の存在が考えられる。本セッションでは、各施設における進行右側結腸癌に対する安全なリンパ節郭清のアプローチ法や手技、さらに術中偶発症の対処法についても発表いただきたい。
座長:福長 洋介 (がん研有明病院 消化器外科)
惠木 浩之 (愛媛大学 消化管・腫瘍外科学講座)
演者:渡邉 純 (横浜市立大学附属市民総合医療センター 消化器病センター外科)
福岡 達成 (大阪市立大学大学院 消化器外科)
榎本 正統 (東京医科大学 消化器・小児外科学分野)
八重樫 瑞典(岩手医科大学 医学部 外科学講座)
野中 隆 (長崎大学 腫瘍外科)
藤田 文彦 (久留米大学 消化器外科)
鎖肛根治術に腹腔鏡下手術が導入されしばらく経過するが、現在もなお中間位鎖肛に対する腹腔鏡手術の適応については議論があり、仙骨会陰式(PSARP)や前方会陰式(ASARP)を採用している施設も認める。それら術式の適応と予後、ピットフォールなどにつき各々の立場から発表していただき、中間位鎖肛の至適術式を論じていただきたい。
座長:矢内 俊裕 (茨城県立こども病院 小児外科、小児泌尿器科)
平井 みさ子(東京都立小児総合医療センター 消化器科)
演者:福田 篤久 (九州大学大学院医学研究院 小児外科)
和田 基 (東北大学大学院医学系研究科/東北大学病院 外科病態学講座小児外科学分野/総合外科(小児外科))
桑原 強 (金沢医科大学 小児外科)
藤野 明浩 (国立成育医療研究センター 小児外科系専門診療部外科)
柳田 佳嗣 (埼玉県立小児医療センター 外科)
家入 里志 (鹿児島大学 小児外科)
近年化学療法が進歩し、切除不能胃癌が切除可能となるconversion手術を経験するようになった。他臓器浸潤症例や高度リンパ節転移症例,腹部大動脈リンパ節郭清など、手術は高度な技術が求められる。また、食道癌に集学的治療が奏功し、conversion手術やsalvage手術により切除可能となる症例があるが、重要臓器への浸潤症例は剥離の見極めが難しい。手術適応の判断を含め、手技の工夫を発表いただきたい。
座長:宇山 一朗 (藤田医科大学 先端ロボット・内視鏡手術学)
高金 明典 (函館五稜郭病院 外科)
演者:秋山 有史 (岩手医科大学 外科学講座)
佐藤 弘 (埼玉医科大学 国際医療センター 消化器外科)
岡本 浩一 (金沢大学 消化管外科学)
田中 毅 (藤田医科大学 総合消化器外科)
寺島 雅典 (静岡県立静岡がんセンター 胃外科)
パネルディスカッション
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腹部・骨盤領域では,腫瘍に近接する消化管等の耐容線量が低いことが障害となり,根治的線量の放射線治療がしばしば困難であった。2019年12月より粒子線治療患者に対して,放射線治療用吸収性組織スペーサ「ネスキープ」がスペーサ留置術と共に保険適応となり,外科医・放射線腫瘍医の協力の下,治癒治療の可能性が大きく広がっている。先進治療の現状を広く情報共有したい。
座長:根本 建二 (山形大学 理事)
佐々木 良平(神戸大学 放射線腫瘍科)
演者:佐々木 良平(神戸大学 放射線腫瘍科)
今井 礼子 (量子科学技術研究開発機構QST病院 放射線治療課)
小松 昇平 (神戸大学医学部附属病院 肝胆膵外科)
関本 貢嗣 (関西医科大学 外科学講座)
高木 大輔 (名古屋市立大学病院 小児外科)
山田 真義 (公立置賜総合病院 放射線科)
腹部から会陰・骨盤部の手術では外科、産婦人科、泌尿器科、整形外科など様々な領域が関与する。この部位の手術においては、瘻孔や感染などがある程度の割合で生じ、その一部では形成外科的な再建術が必要となる。本セッションでは、直腸膣瘻孔、尿道直腸瘻孔、骨盤死腔炎など、会陰部骨盤領域の合併症の発生原因から予防、治療法のキーポイントなどを発表していただきたい。
座長:櫻庭 実 (岩手医科大学 形成外科)
伊藤 雅昭 (国立がん研究センター東病院 大腸外科)
演者:櫻庭 実 (岩手医科大学 形成外科)
駒井 好信 (がん研究会有明病院 泌尿器科)
金平 永二 (メディカルトピア草加病院 外科)
福永 豊 (国立がん研究センター東病院形成外科)
齋藤 典男 (斎藤労災病院 外科)
外科手術の発展とともに高度化・複雑化も加速し、より安全安心な技術の提供が求められている。安全な手術を提供するため成功例から学ぶレジリエンス・エンジニアリングの考え方が最近注目されている。本セッションでは、レジリエンスに加え日々の手術から得られるセレンディピティとして得られた安心・安全な外科治療につながる取り組みを様々な診療科・立場から発表・共有していただきたい。
座長:遠山 信幸 (自治医科大学附属さいたま医療センター 医療安全・渉外対策部)
肥田 圭介 (岩手医科大学 医療安全学講座)
演者:蔡 顯真 (南大阪病院)
鈴木 修司 (東京医科大学茨城医療センター 消化器外科)
高橋 玄 (順天堂大学 下部消化管外科)
梅本 岳宏 (昭和大学藤が丘病院 消化器・一般外科)
真崎 純一 (東京医科大学 消化器・小児外科学分野)
池本 哲也 (徳島大学病院 消化器・移植外科)
綾部 貴典 (宮崎大学医学部附属病院 医療安全管理部)
田中 晃司 (大阪大学 消化器外科)
後藤 明日香(岩手医科大学附属病院 看護部)
佐々木 陽子(岩手医科大学附属病院医療安全管理部)
高齢者や併存疾患をもった患者が増加し、栄養,リハビリテーション、口腔ケア、摂食嚥下など多職種が介入するチーム医療が重要性を増している。周術期における各施設の多職種チーム医療の現状と課題について、がんや炎症性疾患、代謝性疾患など様々な疾患に対するアプローチを多方面からご発表いただき、今後の展望についても議論をしたい。
座長:鍋谷 圭宏 (千葉県がんセンター 食道・胃腸外科 / NST)
佐藤 弘 (埼玉医科大学国際医療センター 消化器外科)
演者:小川 了 (名古屋市立大学 消化器外科)
田辺 俊介 (岡山大学 消化器外科学)
笠原 健大 (東京医科大学 消化器・小児外科学分野)
倉橋 康典 (兵庫医科大学 上部消化管外科)
濱中 瑠利香(新百合ヶ丘総合病院 呼吸器外科)
塚田 暁 (近森病院 消化器外科)
丸山 常彦 (水戸済生会総合病院 外科)
がん薬物療法において免疫チェックポイント阻害剤(ICI)は重要な役割を担っており、近年も乳がん、胃がん、食道がん、結腸・直腸がんを含む適応拡大が進んでいる。しかしながら、ICIで治療を受ける患者にとって、適切な免疫関連有害事象(irAE)マネジメントは極めて重要な問題である。本セッションでは、職種・診療科の垣根を越えてirAEに対応する各領域の立場から講演を頂き、現状の課題やチームでの取り組みについて議論を深めたい。
座長:秋山 有史 (岩手医科大学 外科学講座)
工藤 賢三 (岩手医科大学附属病院 薬剤部)
演者:今村 博司 (市立豊中病院 外科)
森川 直人 (東北労災病院 腫瘍内科)
梁井 俊一 (岩手医科大学 内科学講座 消化器内科分野)
藤村 卓 (東北大学病院 皮膚科)
二瓶 哲 (岩手医科大学附属病院 薬剤部)
良性疾患や救急疾患に対する内視鏡外科手術では、手術法の選択、困難例に対する手技の工夫や合併症回避のコツが必要である。各領域のエキスパートからご発表いただきたい。
座長:久志本 成樹(東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座救急医学分野)
小村 伸朗 (国立病院機構西埼玉中央病院 外科)
演者:有賀 直広 (東海大学医学部 外科学系 呼吸器外科学)
竹村 雅至 (景岳会南大阪病院 外科)
矢野 文章 (東京慈恵会医科大学 上部消化管外科)
武田 幸樹 (日本医科大学付属病院 消化器外科)
加藤 久仁之(盛岡赤十字病院 外科)
岡本 敦子 (川口市立医療センター 消化器外科)
渡邉 学 (東邦大学医療センター大橋病院 外科)
藤森 聰 (山梨赤十字病院 外科)
リンパ節転移陽性乳癌に対する一次再建のエビデンスは少なくガイドラインも弱く推奨されている。既報の症例対象研究論文では予後の悪化は認められなかったが、高度リンパ節転移における術後放射線治療は合併症のリスクとなる。本セッションでは、一次再建を実施する際の適応と安全性について自験データを用いて発表いただきたい。
座長:木下 貴之 (国立病院機構東京医療センター 乳腺外科)
中山 貴寛 (大阪国際がんセンター 乳腺内分泌外科)
演者:麻賀 創太 (杏林大学医学部付属病院 乳腺外科)
石飛 真人 (三重大学 乳腺内外科)
冨田 興一 (大阪大学医学部 形成外科)
小田 剛史 (東京医科歯科大学 乳腺外科)
枝園 忠彦 (岡山大学病院 乳腺・内分泌外科)
淡河 恵津世(久留米大学病院 放射線科)
ワークショップ
※クリックするとセッションの説明が表示されます。
胃粘膜下腫瘍に対する胃局所切除法としてLECSがわが国における定型手術法となったが、LECSは胃以外の他臓器への応用、胃癌などの上皮性腫瘍への応用が考慮され始めた。一方、局所切除の限界もあり、胃癌などでは転移しているリンパ節の廓清などが出来ないという点でも適応範囲を十分に考慮しなければならない。本セッションでは、LECSがどのような病態に適応できるか、LECSの応用について討論したい。
座長:布部 創也 (がん研有明病院 胃外科)
阿部 展次 (杏林大学 消化器・一般外科)
演者:馬場 誠朗 (岩手医科大学 医学部 外科学講座)
竹内 裕也 (浜松医科大学 外科学第二講座)
中馬 基博 (北里大学 医学部 上部消化管外科学)
大木 亜津子(杏林大学 医学部 消化器・一般外科)
速水 克 (がん研有明病院 消化器外科)
未曾有のCOVID-19パンデミックは外科医から学会など対面での意見交換の場と現地集合型実技講習の場を奪った一方、数人から国際研究会まで多様な双方向型webinarが定着したことで医局や国の枠を越えた討論型学習が発展し、地域と世界が繋がった。webinarは術前・術後ケアをも担当する中堅医師が手術現場の「生の声」を発信するのも人気の素であった。この2年でいかに手術学習が前進したか、webinarの牽引者との話を通して振り返る。
座長:羽田 智則 (倉敷成人病センター 産科婦人科)
大塚 幸喜 (藤田医科大学 先端ロボット・内視鏡手術学講座)
演者:堀澤 信 (長野赤十字病院 産婦人科)
今井 賢 (自治医科大学附属さいたま医療センター)
田村 良介 (三沢市立三沢病院産婦人科)
松川 淳 (山形大学医学部)
尾上 洋樹 (岩手医科大学 産婦人科)
磯部 真倫 (新潟大学医歯学総合病院 総合研修部/医師研修センター・産科婦人科)
特別発言:塩田 充(川崎医科大学 婦人科腫瘍学教室)
昨今、通常診療でも高度肥満者は増加している。特に高度肥満症患者は、胸腹壁が厚くまた内臓・皮下脂肪が多く、手術に難渋することが多い。さらに糖尿病や睡眠時無呼吸症候群などの肥満関連健康障害を高率に合併し、手術体位を含め周術期管理に十分な注意を必要とする。本セッションでは、各領域(消化器外科、婦人科、泌尿器科、整形外科など)の先生方に高度肥満を伴った患者が受信した際の手術適応、周術期管理や手技の工夫について、発表いただきたい。
座長:太田 正之 (大分大学 グローカル感染症研究センター)
馬場 長 (岩手医科大学 産婦人科)
演者:梅邑 晃 (岩手医科大学 外科)
遠藤 裕一 (大分大学医学部附属病院 消化器・小児外科)
竹村 雅至 (景岳会南大阪病院 外科)
砂川 宏樹 (中頭病院 消化器一般外科)
田中 直樹 (東北大学 消化器外科)
園田 寛道 (日本医科大学付属病院 消化器外科)
高清水 清治(岩手医科大学医学部)
瀧井 麻美子(南大阪病院 消化器外科)
神原 祐一 (名古屋大学 腫瘍外科)
令和3年度より年11億円の国家補助をもって「小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業」が開始された。わが国でもがん患者の妊孕能温存の可否が日常的に検討される時代となり、がん生殖手術の全国的な適正導入・運用が求められている。本セッションでは、黎明期からがん生殖手術を牽引してきた施設から多角的な発表を募集する。登壇者との討論を通して腫瘍治療医が知るべき本邦がん生殖手術の現在地を確認したい。
座長:鈴木 直 (聖マリアンナ医科大学 産婦人科学)
齋藤 豪 (札幌医科大学 産婦人科)
演者:阪埜 浩司 (慶應義塾大学医学部 産婦人科)
玉手 雅人 (札幌医科大学産婦人科学講座)
京野 廣一 (京野アートクリニック盛岡・仙台・高輪)
熊澤 由紀代(秋田大学医学部附属病院 産婦人科)
近年の小児科・小児外科領域の治療成績の改善により、多くの疾患でその生存率の向上が認められる。これに伴い、原疾患自体ないしは原疾患に起因する合併症や続発症を抱えながら、 医療サポートを必要とする状態で思春期から成人期を迎える患者の数も増加している。本セッションでは、小児外科領域における移行期医療の現状と問題点および取り組みについて発表していただき、今後の望ましい方向性について論じていただきたい。
座長:尾花 和子 (日本赤十字社医療センター小児外科)
世川 修 (東京女子医科大学 小児外科)
演者:内田 恵一 (三重県立総合医療センター 小児外科)
岡島 英明 (金沢医科大学 小児外科)
田中 潔 (日本小児外科学会トランジション検討委員会)
平井 みさ子(茨城福祉医療センター小児外科)
2007年に策定された、がん対策推進基本計画の重点的に取り組む課題の一つとして “治療の初期段階からの緩和ケアの実施”が掲げられて15年が経過する。わが国における固形がん診療の中心を担ってきた外科系各診療科において、がん治療と緩和ケアの「統合」はどこまで進んできたのか。現状とこれからの展望を発表いただきたい。
座長:儀賀 理暁 (埼玉医科大学総合医療センター 緩和医療科・呼吸器外科)
木村 祐輔 (岩手医科大学 緩和医療学科)
演者:山﨑 圭一 (ベルランド総合病院 緩和ケア科)
鴻巣 正史 (岩手医科大学 緩和医療学科)
廣野 靖夫 (福井大学医学部附属病院 がん診療推進センター)
栗山 翔 (日本医科大学 消化器外科)
伊藤 慎吾 (川崎幸病院 外科)
村上 雅彦 (岩手県立大船渡病院 緩和医療科)
現在、新たな時代に即した働き方の確保として、医師でなくても実施可能な業務を他職種に移管するタスク・シフト、業務の共同化のタスク・シェアリングの考え方が提唱され、特定行為を実施する看護職の存在が注目されるようになってきた。今回、特定行為研修修了者の役割発揮について、それぞれの立場から現状と課題を共有し、人材活用のあり方について理解し、医療・看護の質向上の機会としたい。
座長:本多 孝之 (岩手医科大学 形成外科学講座)
佐藤 悦子 (岩手医科大学附属病院 看護部 副院長兼看護部長)
演者:永谷 ますみ(藤田医科大学病院 中央診療部 FNP室)
竹松 百合子(藤田医科大学病院 中央診療部FNP室 総合消化器外科)
遠藤 史隆 (岩手医科大学 医学部 臨床腫瘍学講座)
中島 隆之 (盛岡友愛病院 心臓血管外科)
石井 要 (公立松任石川中央病院 外科)
大海 佳子 (自治医科大学附属病院 看護部)
近年、腫瘍の様々な生物学的特性が明らかにされるにしたがい、疾患の臓器特性を超えた臓器横断的な治療開発がなされている。各臓器で基礎研究成果を積極的に予防・診断・治療へ応用するがんトランスレーショナル・リサーチが推進されているが、本セッションでは、外科系各専門分野における最新の研究内容を発表していただき、情報の共有をはかるとともに今後の研究の方向性などを広く討論したい。
座長:三森 功士 (九州大学病院別府病院 外科)
板持 広明 (岩手医科大学 臨床腫瘍学講座)
演者:岩谷 岳 (岩手医科大学 外科)
大島 貴 (神奈川県立がんセンター 消化器外科)
太田 竜 (日本医科大学 消化器外科)
神田 光郎 (名古屋大学大学院医学系研究科 消化器外科学)
宮坂 俊光 (日本医科大学 医学部 消化器外科)
石井 隆道 (京都大学医学部附属病院 肝胆膵・移植外科)
齋藤 傑 (弘前大学医学部附属病院小児外科)
山田 和彦 (国立国際医療研究センター外科)
ディベートセッション
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膵頭十二指腸切除術における膵と胆管の再建は術後経過を決める本術式のキモであるが、先達による様々な再建方法の工夫により縫合不全などの合併症は減少した。近年、腹腔鏡下やロボット支援下による膵頭十二指腸切除術が行われるようになった。拡大視や精緻な操作が可能となる術式ではあるが、膵と胆管の再建においてはまだ議論の余地があると思われる。本セッションでは、開腹および腹腔鏡・ロボット支援のそれぞれの立場から議論いただきたい。
座長:山本 雄造 (秋田大学大学院医学系研究科 消化器外科学講座 外科)
松本 逸平 (近畿大学 外科)
演者:森川 孝則 (東北大学 消化器外科)
永川 裕一 (東京医科大学 消化器小児外科学分野)
食道胃接合部癌に対する至適リンパ節郭清を含めた手術手技は議論が進んでいるが、いまだ定型的な手術手技は確立されておらず、各施設においてそれぞれの工夫がされている。特に下縦隔郭清と最良の再建方法について、胸腔アプローチと腹腔アプローチの立場から手技の工夫を供覧いただき、その妥当性を発表いただきたい.
座長:金谷 誠一郎(大阪赤十字病院 消化器外科)
竹内 裕也 (浜松医科大学 外科学第二講座)
演者:野間 和広 (岡山大学 消化器外科)
大森 健 (大阪国際がんセンター 消化器外科 胃外科)
国内での直腸癌に対する腹腔鏡手術手技は、主に「スパチュラ型電気メス派」と「超音波凝固切開装置派」に分かれる。どちらのデバイスを使用しても、膜解剖を遵守した手技が求められることに違いはないが、それぞれのデバイスの特性を熟知する必要がある。本ディベートでは、腹腔鏡下直腸癌手術、特に直腸授動手技におけるこだわりのエネルギーデバイスの特性や安全な使用法について発表いただいた上で、それぞれの立場から長所・短所について議論いただきたい。
座長:山口 茂樹 (東京女子医科大学 下部消化管外科)
黒柳 洋弥 (虎の門病院 消化器外科(下部消化管))
演者:上原 圭 (名古屋大学 腫瘍外科)
植村 守 (大阪大学 消化器外科)
小児鼠径ヘルニアの術式には、大きく鼠径部切開法(Potts法)と腹腔鏡下ヘルニア修復術(LPEC法)に分けられる。Potts法は世界的に広く行われている術式で長期成績が報告されている一方、LPEC法はわが国では広く行われるようになってはきているものの、長期成績の報告はまだ少ない。本ディベートでは、両術式の有用性と問題点を示し、適応と限界について討論いただきたい。
座長:石橋 広樹 (徳島大学病院 小児外科・小児内視鏡外科)
鈴木 信 (岩手医科大学 外科学講座)
演者:嵩原 裕夫 (社会医療法人かりゆし会・沖縄ハートライフ病院 ヘルニアセンター)
池田 均 (みんなの岩槻在宅クリニック)
乳癌手術における肋間上腕神経の切断は、腋窩や上腕背側の知覚神経障害を引き起こす。一方で、高度リンパ節転移症例における肋間上腕神経の温存は手術を煩雑にし、郭清不十分となる危険性もある。本セッションでは、仮想症例ごとに肋間上腕神経温存が勧められるか否かについて議論いただきたい。
座長:枝園 忠彦 (岡山大学病院 乳腺内分泌外科)
藤澤 知巳 (群馬県立がんセンター 乳腺科)
演者:増田 紘子 (昭和大学 乳腺外科)
寺田 かおり(秋田大学医学部附属病院 乳腺・内分泌外科)
一般演題/優秀演題
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学生(医学部、歯学部、薬学部、看護学部)による演題を募集する。抄録選考から5演題を選考し、本セッションの発表内容から優秀演題を選出し表彰並びに副賞を贈呈するので、ふるって応募いただきたい。なお、選考されなかった演題については、一般演題として採用する。
卒後2年目までの初期研修医による演題を募集する。抄録選考から5演題を選考し、本セッションの発表内容から優秀演題を選出し表彰並びに副賞を贈呈するので、ふるって応募いただきたい。なお、選考されなかった演題については、一般演題として採用する。
専攻医による演題を募集する。抄録選考から5演題を選考し、本セッションの発表内容から優秀演題を選出し表彰並びに副賞を贈呈するので、ふるって応募いただきたい。なお、選考されなかった演題については、一般演題として採用する。
メディカルスタッフによる演題を募集する。抄録選考から5演題を選考し、本セッションの発表内容から優秀演題を選出し表彰並びに副賞を贈呈するので、ふるって応募いただきたい。なお、選考されなかった演題については、一般演題として採用する。
※初期研修医とは,投稿時点で卒後2年目までの初期臨床研修の方をさします。