会長挨拶

　この度、第47回日本外科系連合学会学術集会を2022年6月15日(水)から17日(金)に、盛岡市で開催
させていただきます名誉を賜りましたこと、前理事長の内田英二先生、理事長の矢永勝彦先生をはじめ、
会員の皆様方に心より感謝を申し上げます。

　6月の盛岡のイベントといえば「チャグチャグ馬っこ」という行事で、100頭近くの農耕馬が，盛岡市内
を「チャグチャグ」と鈴の音を響かせながら行進します。ポスターは、この「チャグチャグ馬っこ」を
イメージとして、チャプター委員長30名の似顔絵を入れたものです。

　本学会は医師のみならず多職種も一緒に参加し、共通の問題に関してチームとして議論できる外科系分野
の数少ない学術集会です。そこで、今回の学術集会のテーマは、「チーム医療とセレンディピティの共有」
とさせていただきました。今回のプログラムでは、外科、内科、歯学、薬学、看護学とのチーム医療で見つ
けた知見を共有し、明日からの教育、研究と診療に還元できるセッションと、国内外学会と多くのジョイント
シンポジウムなどを企画する予定です。

　新型コロナウィルス感染症の状況について、先の見通せない状況でございますが、「久しぶりに学会に、
そうだ、盛岡に行こう」という想いを込めて、岩手医科大学外科学講座一丸となって準備に邁進してまいります。
多くの皆様方にご参加いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。