~中部から日本 そして世界へ、それから~「地元愛」

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日本リウマチ学会中部支部学術集会 第34回中部リウマチ学会 会期:2023年9月15日(金)~16日(土) 会場:まつもと市民芸術館 会長:山﨑 秀

会長挨拶

会長 山﨑 秀
丸の内病院 リウマチ膠原病センター
会長 山﨑 秀

「600人のリウマチ患者さんを助けてください」

元院長鈴木明夫先生のこの一言で私は新潟の地を離れ郷里のリウマチ医療に貢献しようという思いを抱いて信州に戻ってまいりました。以来20有余年地域のリウマチ医療一筋に診療を続け、中部リウマチ学会にも毎年参加、発表してまいりました。なかでも平成15年鈴木先生会長の下で行われた第15回中部リウマチ学会は私にとっては忘れえない学会でした。この時、長野県内の多くの先生方に運営にかかわっていただき、多数の演題を応募していただきました。長野県内のリウマチ医療を担っていただける多くの医師の存在が明らかとなり、これがのちの「信州リウマチネットワーク」結成の原点です。

20年の時を経てこの度第34回中部リウマチ学会を再び長野県で開催させていただくこととなりました。今回学会のテーマを「地元愛」としたのは、私が今の仕事を続けていける大義名分を「地域のリウマチ医療に貢献する」としているからであります。地元という文字は、私が心を込めて書かせていただきました。愛の文字は一風変わった文字を使っていることにお気づきになられたでしょうか。その意味するところは学会当日まで秘密にしておきます。

副題には「中部から日本そして世界へ、それから」としてあります。これは理事就任あいさつ文のタイトルで、これまで臨床一筋に仕事をしてきた私が当院に来てから基礎研究に導かれ国際学会への発表をしていく中で、常に世界を意識しながら診療することの大切さに気付かされたこと、そしてそれを後進の方々にも意識してほしいという思いを込めてあります。田舎だから良い医療が受けられなかったということのないようにしたい。私共は常に最先端の医療を地域の患者さんにお届けしなければならないことを肝に銘じておきたいと思っています。

本会はこのようなテーマに沿って最新の話題を含めた様々な実りのあるプログラムを予定しています。多くの方々にご参集いただき活発な討議が行われると同時に、会員間の親睦を深められるような情報交換の場を提供できるよう準備してまいります。秋に向かう松本周辺は風光明媚な観光地がたくさんあります。学会だけではなく信州の地を楽しんでお帰りいただけるものと確信しています。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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