第33回日本夜尿症学会学術集会
会長 鎌﨑 穂高
(札幌医科大学 医学部 小児科学講座)
この度、第33回日本夜尿症学会学術集会を令和4年6月18日(土)にロイトン札幌で開催させて頂くことになりました。本会が北海道で開催されるのは、平成29年に旭川市で開催されて以来の2回目、札幌市では初開催となります。大変光栄なことと存じます。皆様の温かいご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
本会のテーマは、「夜尿症診療〜広く学び、深く究め、未来につなぐ」といたしました。夜尿症は、小児科、泌尿器科のみならず内分泌科、精神科など数多くの領域が関与する「症候群」です。夜尿症を広い視野から多角的に捉え、知見を集積し、病態解明を進めること、さらに精度の高い治療へと高めていくことが求められます。加えてこれからの社会や医療の情勢を見据えて診療を未来に繋いでいくことが重要です。小児医療は「急性期疾患を中心とする医療から、より慢性期にわたり健康維持、ケアを重視する」流れに移って来ています。夜尿症は、慢性的に患児のQOLを著しく損ねる疾患であり、生活習慣やメンタルヘルス、学校保健医療とも密接に関連する領域です。これからの小児医療の流れからも、さらに診療のニーズが高まってくる分野であると確信いたします。
今回、特別講演には虎ノ門病院小児科の伊藤純子先生に「夜尿症と内分泌疾患」に関してご講演頂くことになりました。また、教育講演には、札幌市子ども発達支援総合センター小児科の荒木章子先生に「小児の神経発達症」に関してご講演を頂くことになりました。いずれも、夜尿症の病態や鑑別に重要な気づきを与えてくれる「広く学び、深く究める」内容になることと存じます。その他にも魅力あるプログラムをご用意し、「未来につながる」学術集会になることを切に願います。
会場となります札幌市は、ほとんど梅雨空のない大変過ごしやすく、またグルメや観光スポットも充実した土地柄ですので、大いに学び、大いに寛いで、実りある時間を過ごせることと存じます。十分な感染対策を施した上で、皆様をお迎えいたしますので、是非とも積極的にご参加頂き、活発なディスカッションで盛り上げて頂きますよう宜しくお願いいたします。
第33回日本夜尿症学会学術集会
会長 鎌﨑穂高
札幌医科大学医学部小児科学講座
学会名 | 第33回日本夜尿症学会学術集会 The 33rd Annual Meeting of the Japanese Society on Enuresis |
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テーマ | これからの夜尿症診療 〜広く学び、深く究め、未来につなぐ〜 |
会期 | 2022年(令和4年)6月18日(土) June 18 (Sat.), 2022 |
会場 | ロイトン札幌 (3階 ロイトンホール) 〒060-0001 札幌市中央区北1条西11丁目 TEL:011-271-2711 |
会長 | 鎌﨑 穂高(札幌医科大学 医学部 小児科学講座) Hotaka Kamasaki |
事務局 | 札幌医科大学 医学部 小児科学講座 TEL:011-611-2111 |
運営準備室 | 日本コンベンションサービス(株)東北・北海道事業部 E-mail:33jsen@convention.co.jp ※現在テレワーク運用中の為、メールでのお問合せをお願い致します |