第21回日本糖尿病インフォマティクス学会年次学術集会

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西島大介氏デザインのポスター・HPのイラストには、以下のストーリーが隠されています。この分野の将来を思い描きながら見てください。

【ストーリー】
★上段左コマ(女の子)

インスリンポンプユーザーのララ はSNSへ投稿した写真が受け 、インフルエンサーになった。お腹を出すスタイルのファッションブランドを設立し、インスリン注射のイメージを日々向上させている。バッテン絆創膏に隠されているのは、CGMセンサと一体化したチューブレスインスリンポンプだ。ポンプのカラーやキャラクター柄を、日替わりで換えて、治療のモチベーションを上げている。ポンプとセンサは、医療アプリ上でポンプを操作し、データ解析もしている。ポンプユーザーとして、必要な人とも繋がっているので、いつも安心して持ち歩いている。インフルエンサーとしても人と繋がり元気を広げている。

★中段(おばあちゃん)
マーサおばあちゃんは、糖尿病治療の歴史を刻んできた。今は、空飛ぶバルーン型車椅子で空中散歩し、豊かになった自然を楽しんで穏やかに暮らしている。血糖値や健康状態のデータは常に共有され、健康的でおいしい食事がドローンで運ばれる。施設に戻ると、バーチャルPhysioで簡単なストレッチとトレーニングを行っている 。週に1回、個人契約した理学療法士と対面で話しながら、動くことを楽しんでいる。“何がめでたい”と思っても、長生きして良かったとアプリの“おやすみコメント欄”に入れている。世代交代した政府のデジタル診療予算アップと、先進医療を進める若い人たちに感謝し、心から応援している。

★下段(男の子)
忘れ物をしがちな小学生のムッくん。学校での血糖値や給食メニューは、リストウォッチを経由して家族や医療スタッフに共有されて、安心安全な生活を送っている。愛用のインスリンペンをムッくんの相棒ドローンが運んできてくれた。主治医のサボ先生から処方された血糖コントロールアプリに登録し、目標達成する度にポイントをゲットしている。今、ポイント交換したいのは、宇宙開発プロジェクトJapanの見学ツアーチケットだ。なかなかの未来志向少年だ。日本の将来は明るい。

★上段右コマ(研究者)
糖尿病治療は日々進歩している。研究者のアイデアやノウハウは共有され、糖尿病治療のインフォマティクスは加速している。DMSセンターでは、医療者、AI研究者、データ管理者が働き、医療機関と連携したDMS指導が今では当たり前となっている。DMS指導は、保険とは独立した患者登録制となっている。セキュリティーは最高レベルで管理され、データは次の治療と技術革新へ活かされている。医療機関から処方されるアプリや管理ソフトは、医療者と企業とのコラボにより作られてきた。双方がリスペクトされる関係に安心してコラボできている。

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事務局

永寿総合病院
糖尿病臨床研究センター
〒110-8645
東京都台東区東上野2丁目23番16号

運営準備室

日本コンベンションサービス株式会社
中部支社(内)
〒460-0008
名古屋市中区栄2-10-19
名古屋商工会議所ビル6F
TEL:052-218-5822
FAX:052-218-5823
E-mail:21jadi[あ]convention[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)

プログラム

  • 日程表 8月28日(土) PDF
  • 日程表 8月29日(日) PDF

開会の挨拶

8月28日(土)10:10-10:20 第1会場「ホール1」

小出 景子 (第21回日本糖尿病インフォマティクス学会年次学術集会 会長)

理事長挨拶

8月28日(土)10:20-10:30 第1会場「ホール1」

安西 慶三 (日本糖尿病インフォマティクス学会 理事長)

会長講演

8月28日(土)10:30-11:00 第1会場「ホール1」

座長: 渥美 義仁 (永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター)
演者: 小出 景子 (永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター)

特別講演

1. Virtual Diabetes Clinic during COVID and Beyond-Data management and impact on health care cost

8月28日(土)11:10-11:50 第1会場「ホール1」【ビデオ】

座長: 西村 理明 (東京慈恵会医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科)
演者: Satish K. Garg (University of Colorado Denver and Barbara Davis Center for Diabetes, Aurora, Colorado, USA)

2. Using Time in Range from Continuous Glucose Monitoring Data to Improve Diabetes Management?

8月29日(日)13:20-14:00 第1会場「ホール1」【ビデオ】

座長: 山内 敏正 (東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科)
演者: Richard M. Bergenstal (International Diabetes Center / University of Minnesota, Minneapolis, Minnesota, USA)

ランチョンセミナー

1. 糖尿病治療の変遷とこれからの糖尿病治療

8月28日(土)12:00-12:50 第1会場「ホール1」

座長: 鈴木 亮 (東京医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学分野)
演者: 綿田 裕孝 (順天堂大学大学院医学研究科 代謝内分泌内科学)
共催: ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

2. 行動変容の科学と新たな糖尿病診療のアプローチ
~沖縄県久米島デジタルヘルスプロジェクトの取り組み~

8月28日(土)12:00-12:50 第2会場「ホール2」

座長: 山田 祐一郎 (関西電力病院 糖尿病・内分泌代謝センター)
演者: 益崎 裕章 (琉球大学大学院医学研究科 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科))
共催: 小野薬品工業株式会社 / アストラゼネカ株式会社

3. 世界に羽ばたく人工膵臓療法:周術期血糖管理へのあくなき挑戦

8月29日(日)12:20-13:10 第1会場「ホール1」

座長: 繪本 正憲 (大阪市立大学大学院医学研究科 代謝内分泌病態内科学)
演者: 「日本から世界へ発信する周術期人工膵臓療法」
花﨑 和弘 (高知大学医学部 外科学講座(消化器外科・乳腺内分泌外科・小児外科))
「人工膵臓による血糖管理導入から15年間の取り組み・看護師の役割とは」
壬生 季代 (高知大学医学部附属病院 看護部 集中治療部)
共催: 日機装株式会社

4. インスリンポンプ療法の進歩

8月29日(日)12:20-13:10 第2会場「ホール2」

座長: 小谷 紀子 (国立国際医療研究センター病院 糖尿病内分泌代謝科)
演者: 黒田 暁生 (徳島大学 先端酵素学研究所 糖尿病臨床・研究開発センター)
共催: 日本メドトロニック株式会社

イブニングセミナー

スマートフォンを用いた糖尿病の眼科診療と眼科紹介のコツ

8月28日(土)18:00-18:50 第1会場「ホール1」

座長: 林 道夫 (NTT東日本関東病院 糖尿病・内分泌内科)
演者: 清水 映輔 (慶應義塾大学医学部 眼科学教室 / OUI Inc. 代表取締役)
共催: 大正製薬株式会社

モーニングレクチャー

診察室というブラックボックス ~データで見る患者さんとのコミュニケーション~

8月29日(日)8:20-9:00 第1会場「ホール1」

座長: 高橋 宏和 (佐賀大学医学部附属病院 肝疾患センター)
演者: 大橋 健 (国立がん研究センター中央病院 総合内科(糖尿病腫瘍科))
共催: 日本イーライリリー株式会社 / 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

スポンサードシンポジウム

1. PHRからBig Dataまで

8月28日(土)13:30-15:30 第1会場「ホール1」

座長: 松久 宗英 (徳島大学先端酵素学研究所 糖尿病臨床・研究開発センター)
演者: 「我が国のPHRの現状と展望」
中島 直樹 (九州大学病院 メディカル・インフォメーションセンター)
「The use of electronic medical records in the Danish health care system」
Ole Mølskov Bech (ノボ ノルディスク ファーマ株式会社)
「J-DREAMSの現状と展望」
大杉 満 (国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター)
共催: ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

2. アプリとウェアラブルが拓くデジタル医療の世界

8月28日(土)13:30-15:30 第2会場「ホール2」

座長: 中塔 辰明 (岡山済生会総合病院 糖尿病センター)
演者: 「禁煙治療アプリを通じて見えた、デジタル療法の可能性とオンライン診療」
佐竹 晃太 (株式会社CureApp)
「糖尿病関連アプリの現状及び将来の可能性」
Wang Jack (LifeScan Japan株式会社)
「Apple Watchを活用したDigital Medicine」
木村 雄弘 (慶應義塾大学医学部 内科学教室循環器内科)
共催: LifeScan Japan株式会社

3. オンラインの拡がりと課題

8月29日(日)9:10-11:10 第1会場「ホール1」

座長: 目黒 周 (慶應義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科)
辻野 大助 (辻野内科 東戸塚糖尿病内科クリニック)
演者: 「米国における実践紹介」
松本 絵理 (Community Hospital of the Monterey Peninsula)
「糖尿病服薬管理におけるオンラインの可能性」
三田寺 美穂 (株式会社アインファーマシーズ)
「遠隔操作による栄養食事指導の取り組み」
西村 一弘 (駒沢女子大学 人間健康学部健康栄養学科)
「AIホスピタル事業における糖尿病オンライン診療」
中島 裕也 (慶應義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科)
共催: ニプロ株式会社

教育講演

1. インスリンポンプから地域医療まで

8月28日(土)15:40-17:40 第1会場「ホール1」

15:40-16:20
1-1. 最新のインスリンポンプ療法の診療

座長: 小出 景子 (永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター)
演者: 川村 智行 (大阪市立大学 発達小児医学)

16:20-17:00
1-2. 先進デバイス導入における院内パス運用の実際

座長: 池田 富貴 (順天堂大学医学部附属静岡病院 糖尿病・内分泌内科)
演者: 利根 淳仁 (岡山済生会総合病院 内科・糖尿病センター)

17:00-17:40
1-3. データと地域医療;デジタル地域医療とアナログ地域医療

座長: 安西 慶三 (佐賀大学医学部 肝臓・糖尿病・内分泌内科)
演者: 小谷 和彦 (自治医科大学 地域医療学センター 地域医療学部門)

2. 人工知能の基礎から応用とロボットテクノロジーまで

8月29日(日)9:20-11:40 第2会場「ホール2」

9:20-10:00
2-1. 人工知能と糖尿病医療における応用

座長: 脇 嘉代 (東京大学大学院医学研究科 医療情報学分野)
演者: 田淵 仁志 (広島大学 医療のためのテクノロジーとデザインシンキング寄付講座 / ツカザキ病院 眼科)

10:00-10:30
2-2. 自然言語処理の基礎と応用 -料理と医療を題材として-

座長: 渥美 義仁 (永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター)
演者: 原島 純 (クックパッド株式会社)

10:30-11:00
2-3. 画像処理による食事摂取記録技術の最新動向

座長: 渥美 義仁 (永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター)
演者: 橋本 敦史 (オムロン サイニックエックス株式会社)

11:00-11:40
2-4. 医療・介護ロボット最前線 -リハビリテーション医療および介護予防を中心に-

座長: 田村 嘉章 (東京都健康長寿医療センター 糖尿病・代謝・内分泌内科)
演者: 近藤 和泉 (国立長寿医療研究センター リハビリテーション科)

ハンズオンセミナー

1. 最新ポンプとリアルタイムCGM

8月28日(土)14:30-17:00 第3会場「ホール3」

  • 機器説明:導入手技(ポンプ+rtCGM)
  • トラブルシューティング
  • ミニレクチャー
    講師: 前田 泰孝 (医療法人南昌江内科クリニック / 一般社団法人南糖尿病臨床研究センター)
  • データ解析演習
    共催: 日本メドトロニック株式会社

2. FreeStyleリブレLinkとリブレViewの実践活用

8月29日(日)10:00-12:00 第3会場「ホール3」

  • 機器説明・導入手技(リブレLink Reader)
  • トラブルシューティング
  • ミニレクチャー
    講師: 廣田 勇士 (神戸大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌内科学部門)
  • データ解析演習
    共催: アボットジャパン合同会社

3. Terumo Insulin Pump & CGM Hands-on Seminar

8月29日(日)13:20-15:20 第3会場「ホール3」

  • 機器説明・導入手技(ポンプ+Dexcom)
  • トラブルシューティング
  • ミニレクチャー
    講師: 三浦 順之助 (東京女子医科大学糖尿病・代謝内科(糖尿病センター))
  • データ解析演習
    共催: テルモ株式会社

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