9th Reduced Port Surgery Forum in Okinawa

9th RPS in Okinawa

当番世話人挨拶

当番世話人 亀山哲章 第14回単孔式内視鏡手術研究会
当番世話人:亀山 哲章(国家公務員共済組合連合会 立川病院 外科)

このたび第14回単孔式内視鏡手術研究会を第9回Reduced Port Surgery Forum in Okinawaとしてハートライフ病院の西原実先生とともに沖縄で開催させていただくことになりました。

当初の予定では、2020年12月に開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、2022年2月に延期となりました。コロナウィルスワクチン接種が開始され、いわゆるnew normalの中での研究会開催となります。

単孔式内視鏡手術研修会は第1回が2010年2月に開催され、10年が過ぎました。単孔式内視鏡手術がもたらした低侵襲性や整容性の追求は、Needlescopic Surgery Meetingが求めるものと同じであり、2012年8月よりRPSが開催されるようになり、今回9回目を迎えました。今までに多くの短期・長期成績や機器の開発、応用、革新的なアイデアなどが熱く議論されてきました。

RPSが普及してきている背景には、我々日本人外科医の高い技術ときめ細かさがあると思いますが、単孔式内視鏡手術においては手技的困難性の克服が必ずしもできているとは限りません。

単孔式内視鏡手術を含めたRPSの普及のためには、継続してRPSを施行している多くの経験を持つエキスパートからの発信、そして、RPSを続けていきたいと考える中堅やこれから始めるビギナーからの疑問点などを深く議論することが必要であると考え、テーマを「継続は智力なり」とさせていただきました。技術のみならず、手術機器や工夫などを正しく使用する実践的な英智、すなわち智力を得るために、更なる低侵襲手術を目指している方々と議論したいと思います。

With コロナのnew normalの中、RPSの仲間たちと2年半ぶりに沖縄で集まれることを心より楽しみにしております。

当番世話人 西原実 第23回Needlescopic Surgery Meeting
当番世話人:西原 実(社会医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科)

このたび単孔式内視鏡手術研究会とNeedlescopic Surgery Meeting(NSM)がともに集うフォーラム、第9回Reduced Port Surgery Forum in Okinawaを、国家公務員共済組合連合会 立川病院外科の亀山哲章先生とともにこの沖縄の地で開催させていただく事となりました。亀山先生には東京から遠く離れた沖縄の地での開催ということで、大変なご苦労をおかけしました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

今回は、『継続は智力なり』をテーマにフォーラムを開催させていただきます。2018年の札幌では、さらなる手術の進化を求めてフォーラムが開催され、2019年の東京では、これまでの軌跡を振り返ることをテーマとして開催されました。この流れを生かし、これらを継続して行くことを目標としたテーマであります。RPSに興味のある次世代の若い外科医はもちろんのこと、経験豊富なベテランの外科医の先生方のご参加も心よりお待ちしております。

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