このたび、第57回日本人工関節学会を、2027年2月18日(木)・19日(金)の2日間にわたり、福岡国際会議場、福岡サンパレス、福岡国際センターにて開催させていただく運びとなりました。
本学術集会のテーマは「Joint Effort —共創する人工関節の未来—」といたしました。
“Joint”には「関節」という医学的な意味と、「共同・連携」という社会的な意味の二つを重ねています。人工関節医療は、整形外科医だけで完結するものではありません。基礎研究者、ロボティクスやデジタル技術を担う専門家、看護師、理学療法士、臨床工学士、さらには医療機器・製薬企業の皆様など、多職種・多分野の力が結集して初めて進化する医療です。
本学術集会では、それぞれの知見と技術を持ち寄り、現場の課題を共有しながら、次の時代の人工関節医療をともに描く場にしたいと考えております。患者さんにより安全で質の高い医療を届けるために、未来へ向けた新たな一歩を皆様とともに踏み出してまいります。
学術プログラムにおきましては、早期退院の実現、ロボット支援手術、複雑・高難易度症例への対応、感染対策、各関節における最新治療戦略など、人工関節医療を取り巻く幅広いテーマを取り上げる予定です。
単なる知識共有にとどまらず、異なる立場や考え方を交わしながら議論を深める場として、シンポジウムやパネルディスカッション、ディベート形式の企画も充実させる予定です。また、若手医師や次世代を担う医療従事者に向けた教育研修講演も積極的に展開してまいります。
また、本学術集会ではEuropean Hip SocietyおよびEuropean Knee Societyより4名の著名な先生方を招聘し、合同シンポジウムや教育研修講演を開催する予定です。欧州における最新の知見や臨床経験をご紹介いただくことで、日本の人工関節医療との新たな接点を創出し、国際的視点からの議論を一層深める機会となることを期待しております。
さらに、一般演題(口演・ポスター)においては、新しい研究成果や臨床経験が発表されることを楽しみにしております。若手からベテランまで幅広い世代の皆様に積極的にご応募いただき、本学会をさらに実りあるものにしていただければ幸いです。
会場となる福岡は、海に面した開放的な環境と都市機能が調和した魅力ある街です。2月の開催で寒さの残る時期ではありますが、会場では皆様の熱意あふれる討議が交わされ、活気に満ちた学術集会となることを確信しております。
福岡の地で、多くの皆様とお会いできますことを心より楽しみにしております。ぜひご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
会長挨拶
| 第57回日本人工関節学会 会長 中島 康晴(九州大学大学院医学研究院 整形外科) |
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