第51回日本心脈管作動物質学会 テーマ:健康寿命延伸を目指したムーンショット型心脈管研究

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会長挨拶

会長:南野徹

第51回日本心脈管作動物質学会学術集会
会長 南野 徹
順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科

この度、「第51回日本心脈管作動物質学会」を2022年(令和4年)7月30日(土)~31日(日)、順天堂大学医学部(本郷・東京)で開催させていただくこととなりました。本学術集会は、心脈管作動物質に関する研究の発展を図り、会員相互および関係機関との連携を保ち、広く知識の交流を深めることを目的に、昭和47年に設立された心脈管領域で最も歴史と伝統のある学会です。古くはアドレナリンから始まった心脈管作動物質研究ですが、20世紀にはANP・BNPやエンドセリン、アドレノメジュリンなど様々な心脈管作動ペプチドが同定され、日本から多くの研究成果が発信されました。その成果は、臨床の現場において、心血管系疾患に対する治療や診断に大きく生かされています。

一方、21世紀となった現代は人生100年時代を迎え、日本は人類が未だかつて経験したことのない超高齢社会に直面しています。そのような状況の中で大きな社会問題となっているのは、医療の進歩にも関わらず、健康寿命と平均寿命の差が大きく開いていることです。その原因の少なくとも一部は、心血管系の疾患が原因となっていることは明らかです。そこで今回は、国家プロジェクトとなっているムーンショット型研究開発事業に因んで、「健康寿命延伸を目指したムーンショット型心脈管研究」をテーマとし、本総会を企画・開催したいと思います。今回の企画を通じて、日本の心脈管研究に破壊的な革新がもたらされる一助となることを期待していますので、奮ってご参加ください。

2021年6月吉日

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