第70回日本医学検査学会in福岡 / The 70th JAMT CONGRESS 2021 第70回日本医学検査学会in福岡 / The 70th JAMT CONGRESS 2021

プログラム

開催プログラム

学会長講演
What to do in the future ”近未来への発進”

座長: 外山 洋子 (国家公務員共済組合連合会 千早病院)
演者: 西浦 明彦 (くまもと森都総合病院)

基調講演
時代の潮流から見た“臨床検査技師の将来像”

座長: 西浦 明彦 (くまもと森都総合病院)
演者: 宮島 喜文 (日本臨床衛生検査技師会 代表理事会長)

特別講演
健康な社会に向けて

座長: 宮島 喜文 (日本臨床衛生検査技師会 代表理事会長)
演者: 横倉 義武 (日本医師会 名誉会長/社会医療法人 弘恵会 理事長)

文化講演
新しい価値と歴史を紡ぐ~太宰府天満宮の取り組み~

座長: 倉重 康彦 (一般社団法人朝倉医師会 朝倉医師会病院)
演者: 西高辻󠄀 信宏 (太宰府天満宮 宮司)
日臨技企画

日臨技企画1 
臨床検査技師によるタスクシフト / シェアリングの推進

座長: 横地 常広 (日本臨床衛生検査技師会)
演者: タスク・シフティング業務へ積極的な取り組み、期待するもの
相澤 孝夫 (日本病院会)
タスクシフト / シェアリング ~臨床検査技師へのメッセージ~
福井 トシ子 (日本看護協会)
制度改正の経過と改正内容について
丸田 秀夫 (日本臨床衛生検査技師会)
臨床検査技師へのタスク・シスト / シェアに関する厚生労働省指定講習会について
山寺 幸雄 (日本臨床衛生検査技師会)

日臨技企画2 
標準化される臨床検査技師の臨地実習について

座長: 宮島 喜文 (日本臨床衛生検査技師会)
演者: 教育現場の対応
坂本 秀生 (日本臨床検査学教育協議会)
日臨技の対応
深澤 恵治 (日本臨床衛生検査技師会)
臨地実習指導者ガイドラインの概要
小澤 優 (日本臨床衛生検査技師会)
医療現場における臨地実習指導の実際と展望
小田 憲一 (日本臨床衛生検査技師会)

日臨技企画3 
医療法等改正における今後の外部精度管理

座長: 丸田 秀夫 (日本臨床衛生検査技師会)
演者: 臨床検査の精度の確保への取り組みと今後の課題
滝野 寿 (日本臨床衛生検査技師会)
法改正後の検体検査の精度の確保の現状と課題
益田 泰蔵 (日本臨床衛生検査技師会)

日臨技企画4 
日臨技 品質保証施設認証制度

座長: 水野 誠士 (日本臨床衛生検査技師会)
演者: 日臨技 品質保証施設認証制度の概要
滝野 寿 (日本臨床衛生検査技師会)
旧制度からの変更点
中川 英二 (日本臨床衛生検査技師会)
国際シンポジウム

[JAMT-KAMT-TAMT Joint Symposium]
Global Convergence of COVID-19 Outbreak
~ Organization of medical testing systems in each country ~

座長: 片山 博徳 (日本臨床衛生検査技師会)
菊地 良介 (名古屋大学医学部附属病院)
ジョイントシンポジウム

ジョイントシンポジウム1 
静脈血栓塞栓症に迫る

座長: 柴田 陽子 (兵庫医科大学病院 臨床検査技術部 超音波センター)
齊藤 祐樹 (久留米大学医療センター 臨床検査室)
演者: 血管内皮細胞が司る血栓制御機構と病的血栓形成のメカニズム
野島 順三 (山口大学 大学院医学系研究科・生体情報検査学)
静脈血栓塞栓症における超音波検査のポイント
渡邊 亮司 (恩賜財団 済生会今治病院 検査部)
静脈血栓塞栓症の診断及び予防と治療
小田代 敬太 (公立学校共済組合 九州中央病院 循環器内科)

主旨

肺血栓塞栓症の原因のほとんどは深部静脈血栓症で、血栓の一部が血流に乗って、肺動脈に詰まり呼吸困難となり、死に至らしめる場合もあります。したがって、肺血栓塞栓症と深部静脈血栓症は連続した病態との考え、併せて「静脈血栓塞栓症」といいます。
静脈血栓塞栓症の最大の原因は静脈血の鬱滞や血液凝固の亢進で、病歴、症状や臨床所見のみから診断するのは困難であり、Dダイマー、下肢超音波検査や造影CT検査などの画像による確定診断が必要となります。
このセッションでは、早期診断のために、臨床血液の分野から血栓性素因、凝固線溶マーカーについて、臨床生理の分野から下肢超音波検査について、さらに、予防と治療はどこまで可能であるか、迫っていきます。
オーガナイザー: 池上新一
田代恭子

ジョイントシンポジウム2 
AIの臨床実装

座長: 佐藤 正一 (国際医療福祉大学 成田保健医療学部医学検査学科)
片岡 浩巳 (川崎医療福祉大学 医療技術学部 臨床検査学科)
演者: 医療におけるAI導入の現状と課題
大江 和彦 (東京大学大学院 医学系研究科社会医学専攻医療情報学分野)
放射線分野のAI導入の現状と課題
松山 江里 (公立学校法人 福知山公立大学 情報学部)
病理・細胞診分野のAI導入の現状と課題
木村 文一 (信州大学医学部保健学科 検査技術科学専攻)
染色体解析におけるAI導入の現状と課題
別府 弘規 ((株)エスアールエル 遺伝子・病理部)

主旨

AI技術が日常生活にも取り込まれるようになっています。医療においても、各分野への応用が試みられています。特に画像処理においてはAIが得意とするところであり、病理・細胞診領域、血液検査、一般検査などの形態解析を要する分野では比較的早い段階から研究が進んでいます。CTやMRI画像診断など放射線領域でも早くからAIの応用が試みられています。また、染色体解析では実際に臨床検査にAIが導入されています。AIの導入が間近なあるいは既に導入されている分野の担当者に、AIの臨床実装について噛み砕いて講演していただき、現時点での問題点や将来に向けての課題について議論を深めます。
オーガナイザー: 佐藤謙一

ジョイントシンポジウム3 
異常リンパ球を極めるための深化と進化

座長: 佐藤 悦子 (雪の聖母会 聖マリア病院 中央臨床検査センター)
中川 浩美 (広島大学病院  診療支援部)
演者: 小児領域における異型リンパ球と異常細胞の形態学的鑑別
池田 栄一郎 (佐世保市総合医療センター 医療技術部臨床検査室)
成人領域における異常リンパ球の特徴的な形態と血液データからの鑑別 ~ATL,ALL,CLLを中心に~
松本 恵美子 (国立病院機構都城医療センター 中央検査部)
細胞診分野からみた異常リンパ球について
岸本 浩次 (杏林大学医学部付属病院 病院病理部)
遺伝子異常による異常リンパ球の病型分類、新たな遺伝子変異を含めて
佐藤 かおり (北海道大学病院 検査・輸血部)

主旨

異常リンパ球を極めるために、形態と遺伝子異常について考えます。リンパ球は異形リンパ球と異常リンパ球の鑑別が難しく、また小児と成人ではアプローチも異なります。本シンポジウムでは形態を深く捉えるために、4名のシンポジストから、1.「小児領域からみた異形リンパ球と異常リンパ球」、2.「成人領域におけるALLとATLの異常リンパ球」、3.「病理細胞診分野からみた異常リンパ球について」、4.「遺伝子領域からみた異常リンパ球について(遺伝子異常による病型分類、新たな遺伝子変異を含めて)」、4つの内容についてご講演いただき討論致します。
オーガナイザー: 佐藤悦子

ジョイントシンポジウム4 
検体採取について

座長: 丸田 秀夫 (白十字会佐世保中央病院 臨床検査技術部)
加藤 康男 (日本赤十字社福岡赤十字病院 検査部)
演者: 臨床検査技師による検体採取の現状と今後の展望
丸田 秀夫 (白十字会佐世保中央病院 臨床検査技術部)
慢性期病院の取り組み
大竹 京子 (富家会 富家病院 検査科)
検体採取における当院の取り組み
田中 浩一 (JA愛知厚生連 豊田厚生病院 臨床検査技術科)
中規模病院の取り組み 臨床検査技師全員による検体採取
小丸 検造 (日本赤十字社 長崎原爆病院 医療技術部 検査課)

主旨

日臨技として、数年前から臨床検査技師による検体採取の推進を行ってきました。採血については、臨床検査技師による採血が徐々に普及してきているように感じますが、その他の検体採取について、病院の規模にもよるかとは思いますが、どこまで普及してきているのか?また、タスクシフトとの絡みもあるかもしれませんが、誰が検体採取を行うのか?(医師なのか看護師なのか臨床検査技師なのか?)などについて、様々な規模の施設からの視点でシンポジウムができればと考えております。また、今後の日臨技の方向性についても拝聴できればと考えます。
オーガナイザー: 加藤康男
浦園真司

ジョイントシンポジウム5 
報告書の付加価値と問題点

座長: 秋永 理恵 (飯塚病院 中央検査部)
百田 浩志 (済生会唐津病院 検査科)
演者: 検体検査における報告書の付加価値と問題点 -検査データ解析実施とコメント発信ー
大庭 恵子 (聖隷浜松病院 臨床検査部)
生理検査における報告書の付加価値 ~利活用を中心に~
富田 文子 (済生会熊本病院 中央検査部)
細菌検査における報告書の付加価値と問題点 福岡大学病院の場合
藤 洋美 (福岡大学病院 臨床検査部)
病理部門における報告書の付加価値と問題点
加戸 伸明 (東海大学医学部付属病院  病理検査技術科)

主旨

今現在、電子カルテが普及して、報告書は書面の報告から電子媒体での報告が主流となっていますが、その重要性は依然変わりません。むしろ、報告書は数字や画像のみの報告ではなく、我々臨床検査技師として、報告書の付加価値をどう高めていくかが鍵となります。
  • 検査結果の未読問題への対策は?
  • パニック値の設定や報告体制、かつその記録は?
  • 内容が臨床側に伝わりやすいスタイルやコメントとは?
  • コメントや所見がどこまで診断に近づき、責任をどう持つのか?
  • こちらからの提案だけではなく臨床側の要望をどのように盛り込んでいくのか?
血液・生化学・一般・生理・細菌・病理など各部門目線から討論を交わして頂きます。
オーガナイザー: 小野裕一郎
新田誠

ジョイントシンポジウム6 
「インシデント事例の“こんな対策”・“あんな対策” あなたの施設はどんな対策?」

座長: 大田 喜孝 (国際医療福祉大学 福岡保健医療学部 医学検査学科)
中川 尚久 (大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 臨床検査技術部)
演者: 臨床検査技師と看護師の協働による医療の質管理 -生理機能検査におけるアクシデント事例の分析を通して-
黒川 薫 (福岡県社会保険医療協会 社会保険田川病院 医療安全対策室)
当院検査部門における再発インシデントの特徴と医療安全向上のための取り組み -生理検査を中心に-
佐藤 彩 (名古屋第一赤十字病院 検査部)
検体検査目線からみた検査インシデントの分析と対策 その効果や評価について
樋口 絢子 (飯塚病院 中央検査部)
小規模病院における検査インシデントの分析と対策 その効果や評価について
前田 富士子 (仁真会 白鷺病院 医療技術部 検査技術科)

主旨

検体検査分野と生理検査分野のそれぞれにおいて検査前、検査、検査後を意識して分析をして頂きます。インシデント事例は多くの施設で同じような内容の事例が発生していると思われますが、対策は施設規模や検査室人員数、構成により様々だと思われます。
多発事例の分析をもとに演者施設の対策を披露してもらい、ディスカッションをして頂きます。医療安全専従看護師にもご登壇して頂き、外部要因である検体採取時の患者誤認やラベル張り間違い等の事例も交えていきたいと考えています。
施設規模にかかわらずディスカッションの中で実践できる対策のヒントを持ち帰ってもらえれば幸いです。
オーガナイザー: 中村洋亮
佐藤房枝

ジョイントシンポジウム7 
現場のあなた、感染対策これで大丈夫?!! ここまで必要なのです。やるのです!!

座長: 大隈 雅紀 (純真学園大学 保健医療学部検査科学科)
堀内 寿志 (福岡市立病院機構 福岡市民病院 検査部)
演者: 検査室に必要な標準予防策の知識(接触予防策)
清祐 麻紀子 (九州大学病院 検査部)
結核の感染対策どこまでやってますか? ~細菌検査室を中心に~
松尾 龍志 (国立病院機構 佐賀病院 研究検査科)
現場のあなた、感染対策これで大丈夫?!!ここまで必要なのです。やるのです!! ~当院超音波検査室の現状~ 
杉本 邦彦 (藤田医科大学病院  臨床検査部 超音波センター)
ICMTの観点から臨床検査室の感染対策を考える
藏前 仁 (刈谷豊田総合病院 臨床検査・病理技術科)

主旨

検査室内における感染のリスクは微生物検査室のスタッフにはとどまりません。検査室には、さまざまな患者から採取された数多くの検体が届けられます。感染症患者からの検体に限らず、患者検体のなかには何らかの病原体が存在している可能性があります。また、採血室や生理機能検査室では、臨床検査技師が直接患者と接することも少なくありません。すなわち、検査室のスタッフは日常業務のなかで、病原体に曝露されるリスクを抱えています。このような状況を考慮すると、検査室内で働くすべての人達にとって、感染管理は重要なことだと思われます。
しかし、実際にどこまで検査室の職員が感染の危険性を認識しているでしょうか?また、日常の検査のなかで対応が徹底されている施設がどれだけあるでしょうか?残念ながら、現状には改善の余地が多くあるのではないかと思われます。本シンポジウムでは、結核(空気感染)について、MRSAやCDI(接触感染)について、生理検査(エコー検査等)やICMTの観点から議論します。
オーガナイザー: 荒木敏造
浦園真司
新型コロナウイルス感染症関連企画

教育講演1 
新型コロナウイルス感染症の現状と今後について―臨床検査の役割を中心に―

座長: 佐伯 裕二 (宮崎大学医学部附属病院 検査部)
演者: 栁原 克紀 (長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 病態解析・診断学分野)

主旨

新型コロナウイルスの病態も含めた最新の知見、診断・経過観察に有用な検査全般について講演してもらいます。また、現在様々なCOVID-2検出のための検査方法が市場にでてきていますが、各種検査方法の特徴、結果の解釈についても解説してもう予定です。そして、施設の大小に関わらず、新型コロナウイルス感染症患者の早期発見・対策のために自施設はどう対応すべきか考えてもらう講演になればと思います。
オーガナイザー: 本田雅久

ワークショップ1 
各種検査法(遺伝子検査、抗原検査、抗体検査)の有用性と注意点

座長: 赤松 紀彦 (長崎大学病院 検査部)
山本 景一 (熊本大学病院 中央検査部)
演者: SARS-CoV2抗原定量検査の有用性について
横山 智一 (北九州市立医療センター 臨床検査技術課)
抗体検査の現状と問題点
藤野 達也 (国立病院機構九州医療センター 臨床検査部)
POCT型遺伝子検査装置における新型コロナウイルス検査の有用性
黒川 正美 (国立国際医療研究センター病院 中央検査部門微生物検査室)
簡易検査(イムノクロマト)の有用性
川元 康嗣 (長崎大学病院 検査部)

主旨

現在、各メーカーより多種多様な新型コロナ検査の機器・試薬が承認され、各施設で活用されています。「PCR」の有用性と注意点については、遺伝子・染色体分野の企画で十分に論議してもらい、このセッションではPOCT対応を目的とした遺伝子検査法および抗原検査法、抗体検査法を使用している施設にその有用性と注意点について講演していただきます。各種検査法の臨床的意義、限界を十分に理解してもらい、その正しい運用を再確認していただければと思います。
オーガナイザー: 本田雅久

シンポジウム1 
各地域での対応と取り組みについて

座長: 佐藤 智明 (国際医療福祉大学成田病院 検査部)
木戸 直德 (美萩野臨床医学専門学校 臨床検査学科)
演者: 大規模病院での検査室における感染対策の取り組み
山本 剛 (神戸市立医療センター中央市民病院 臨床検査技術部)
国内初のCOVID-19専門病院としての取り組み
山本 紀子 (大阪市民病院機構 大阪市立十三市民病院 医療安全管理部)
地域の検査センターとしての取り組み
野見山 涼子 (株式会社キューリン 検査部 微生物検査課)
北九州市における新型コロナウイルス感染症の検査体制について
小畑 勝也 (北九州市 保健福祉局保健環境研究所)

主旨

現在、厚生労働省はインフルエンザとの同時流行に備え、相談や検査の体制を10月中に大きく変えることにしています。それに伴い、新型コロナウイルスの検査体制、感染対策の見直しを行われている施設が数多くあると推察します。今回は新型コロナウイルスの対応に携われてきた、大規模施設、中規模施設、検査センター、保健所のそれぞれの取り組み(今後の対応も含め)について紹介していただき、自施設の感染対策の参考にしていただきたいと思います。
オーガナイザー: 本田雅久
分野別企画
輸血細胞治療

教育講演2 
救急・集中治療医からみた緊急輸血とその課題について

座長: 吉田 雅弥 (熊本赤十字病院 検査部 検体検査課)
演者: 中村 篤雄 (久留米大学医学部 救急医学講座)

シンポジウム2 
肩の凝らない輸血検査
~小規模施設から大規模施設まで~

座長: 奥田 誠 (東邦大学医療センター大森病院 輸血部)
西津 將巨 (福岡県済生会福岡総合病院 検査部)
演者: 明日からの業務に役立つ血液型検査のポイント
藤井 明美 (県立広島病院 臨床研究検査科)
不規則抗体同定検査のポイント
井手 大輔 (近畿大学病院 輸血・細胞治療センター)
交差適合試験のポイント
道野 淳子 (富山大学附属病院 検査・輸血細胞治療部)

主旨

日本輸血・細胞治療学会が作成した、「輸血のための検査マニュアル」を中心に、輸血検査の基本を、小規模施設から大規模施設まで技術・知識を活用できるようになるのがねらいです。「輸血のための検査マニュアル」を基に、血液型、不規則抗体、交差適合試験について講演していただきます。初心者から、上級者までがそれぞれのレベルで、知識を吸収し、明日からの業務に活かせる内容です。
オーガナイザー: 江頭 弘一

シンポジウム3 
福岡県で行っている多職種による輸血研修会活動について

座長: 江頭 弘一 (久留米大学病院 臨床検査部 輸血検査室)
小田 秀隆 (福岡県赤十字血液センター 学術情報・供給課)
演者: 福岡県で行っている多職種による輸血研修会活動について 医師の立場から
大﨑 浩一 (久留米大学病院 臨床検査部)
福岡県合同輸血療法委員会での取り組み ~自己血輸血の受講者参加型実技研修を取り入れて~
柳田 久枝 (共愛会 戸畑共立病院 看護部外来)
福岡県で行っている多職種による輸血研修会活動について ~臨床検査技師の立場から~
藤好 麻衣 (久留米大学病院 臨床検査部)
福岡県で行っている多職種による輸血研修会活動について 血液センター職員の立場から
小田 秀隆 (福岡県赤十字血液センター 学術情報・供給課)

主旨

福岡県では、福岡県合同輸血療法委員会からタスクフォース(TF)が立ち上がり、TFメンバーを中心に輸血医療に携わる「看護師」、「臨床検査技師」へ向けて、2017年より研修会を実施しています。安全な輸血医療の提供は、多職種の連携が不可欠であり、臨床検査技師は、検査室から飛び出して、顔が見える多職種連携を目指しつつあります。今回、TFメンバーである医師、看護師、臨床検査技師、日赤職員と多職種に渡り、それぞれの立場から活動についてお話しいただくとともに、福岡県での活動を全国に紹介させていただきます。
オーガナイザー: 江頭 弘一

シンポジウム4 
教えて!状況に応じた輸血 
~診療に特化した輸血方法~

座長: 杉本 達哉 (東海大学医学部付属病院 臨床検査技術科 輸血室)
天本 貴広 (久留米大学病院 臨床検査部)
演者: 臓器移植時の輸血について
山口 恭子 (九州大学病院 検査部)
手術室での輸血に対する考え方 心臓外科手術で輸血追加を予測するための3つのポイント
牟田 誠矢 (久留米大学病院 臨床検査部)
新生児の輸血について
松浦 秀哲 (藤田医科大学/藤田医科大学病院 医療科学部/輸血部)
ABO・RhD血液型不適合同種造血幹細胞移植と輸血療法
森山 昌彦 (東京都立大塚病院 検査科)

主旨

輸血医療は、様々な状況で行われています。例えば慢性疾患に対する輸血、手術での輸血、高エネルギー外傷での輸血、小児や新生児の輸血、骨髄移植後の輸血、産科での輸血など様々です。自分の知らない状況での輸血や、もっと深く知りたい分野での輸血などを知ることがねらいです。
また、様々な状況での輸血を臨床検査の立場から紹介してもらい、検査の工夫や医師に伝える事、マニュアルにした事等を紹介させていただきます。
オーガナイザー: 江頭 弘一
生物化学

教育講演3 
久山町研究 ~60年目を迎えて~

座長: 山内 恵 (琉球大学病院 検査・輸血部)
演者: 二宮 利治 (九州大学 医学研究院・衛生公衆衛生学分野)

シンポジウム5 
生物化学・免疫血清分野の国際標準化

座長: 荒木 秀夫 (日本大学病院 臨床検査部)
堀田 多恵子 (九州大学病院 検査部)
演者: 臨床化学におけるGlobal Standardization/Harmonizationの必要性について
山下 計太 (浜松医科大学医学部附属病院 検査部)
ALP・LDのJSCC法からIFCC法への移行状況について
汐谷 陽子 (東京都立墨東病院 検査科)
TSHのハーモナイゼーションについて
猪俣 啓子 (医療法人福甲会やました甲状腺病院 診療技術部臨床検査科)
TSHのハーモナイゼーションと共通基準範囲採用による臨床への影響
宮﨑 直子 (伊藤病院 診療技術部 臨床検査室)

主旨

臨床検査は正確性が保証されたデータを臨床へ報告することが必要であり、近年、国際標準化されたデータの保証が求められています。そこで、国際標準化、グローバルハーモナイゼーションの必要性について再認識し、日本臨床化学会で令和2年4月1日より変更が決定した、ALP・LDのJSCC法からIFCC法への移行状況、臨床からの意見や周知方法などを紹介する。さらに、免疫血清分野では、令和2年1月30日に方針が決定したTSHのハーモナイゼーションについて、標準化の方法やハーモナイゼーションを行うことによる臨床への有効性について、各施設の標準化の状況など情報共有が狙いです。
オーガナイザー: 酒本 美由紀
佐竹 善誉

パネルディスカッション1 
臨床化学のピットフォール

座長: 菅野 光俊 (福島県立医科大学 保健科学部 臨床検査学科)
麻野 秀一 (大阪医科大学附属病院 中央検査部)
演者: LABOSPECT008(日立ハイテク)のユーザー視点より
三好 雅士 (徳島大学病院 医療技術部 臨床検査技術部門)
JCA-BM8020(日本電子)のユーザー視点より
臼井 哲也 (長崎大学病院 検査部・血清室)
TBA-2000FR(キャノンメディカル)のユーザー視点より
緒方 良一 (宮崎大学医学部附属病院 検査部)

主旨

臨床化学の分野は標準化が進み、各施設で差の無い検査結果が得られるようになっています。一方で、施設で用いられている分析装置、分析試薬は多種多様で、それぞれの特性に応じた検査が必要です。発生する検査トラブルも様々であることから、これまでの経験では対応することのできないことが多くあります。本セッションではユーザーからの視点でトラブルとその解決方法、また、機器運用時の問題点などを議論していただきます。本セッションを通して他施設での現状や解決方法を学んでいただき、自施設に活かしていただきたいと思います。
オーガナイザー: 石垣 卓也
佐竹 善誉

ワークショップ2 
臨床化学の精度管理「基礎~実践~法改正の対応」

座長: 中村 政敏 (鹿児島大学病院 検査部 細菌検査室)
小山 宣輝 (株式会社キューリン 品質保証室)
演者: 精度管理とは・・・法改正の内容について
滝野 寿 (一般社団法人日本臨床衛生検査技師会)
小規模病院における精度管理の実際
井島 廣子 (陣内会 陣内病院 臨床検査部)
中規模病院の精度管理の実際について
薮 圭介 (国家公務員共済組合連合会 枚方公済病院 検査科)
大病院の精度管理の実際
徳弘 慎治 (高知大学医学部附属病院 検査部)

主旨

臨床検査の分野では精度管理は避けては通れない。今回、①精度管理の基礎的事項及び概要、平成30年12月に施行された法改正の詳細、トピックス等内容での講演。②法改正において実際にそれぞれの施設で対応した内容と実際について、それぞれの施設の実情を踏まえた精度管理業務の詳細な内容を小規模病院、中規模病院及び大規模病院の立場から報告し問題点を議論する。
オーガナイザー: 松本 佳隆
佐竹 善誉
臨床一般

教育講演4 
尿検査を科学する 
-尿検体から見いだしたもの-

座長: 森 健一 (白十字会 白十字病院 臨床検査技術部)
演者: 菊池 春人 (慶應義塾大学医学部 臨床検査医学)

パネルディスカッション2 
一般検査領域の未収載診療項目の改善に向けて

座長: 門脇 和秀 (みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家 診療部 検査室)
堀田 真希 (大阪大学医学部附属病院 医療技術部検査部門)
演者: 一般検査領域の未収載診療の改善に向けて 認定一般検査技師の立場から
山下 美香 (広島赤十字・原爆病院 一般微生物検査課)
日本臨床衛生検査技師会の立場から
益田 泰蔵 (独立行政法人国立病院機構 下志津病院 臨床検査科)
D&Gの香りのように思い出してもらえる検査にするために
下澤 達雄 (国際医療福祉大学医学部 臨床検査)

主旨

一般検査は、尿検査、便検査、穿刺液検査等と広い領域にまたがっており、その中においても腹水、胸水や関節液検査は保険収載が未収載の項目があります。例えば、穿刺液検査の細胞数算定は検体採取料に包括されています。また、関節液検査の結晶鑑別は、診断に直接結びつく検査であり、臨床から求められている検査ですが、保険未収載のため積極的に検査を引き受けられない状況であります。今回、一般検査領域での保険未収載項目について再認識し、認定一般検査技師、日本臨床衛生検査技師会、検査医の立場から検査の必要性や状況改善を確認し、さらには行政への対応について考えていきます。
オーガナイザー: 川満 紀子
尾上 由美

パネルディスカッション3 
一般検査の人材育成と品質管理(力量管理)

座長: 下田 勝二 (株式会社LSIメディエンス MS本部 検査品質管理センター)
宿谷 賢一 (国際医療福祉大学 福岡保健医療学部 医学検査学科)
演者: 大学における学生への技術指導
星 雅人 (藤田医科大学 医療科学部 医療検査学科 基礎病態解析学)
大学病院における教育と管理
田中 雅美 (東京大学医学部附属病院 検査部)
一般病院・ブランチラボにおける人材育成と品質管理
佐野 真理子 (株式会社エスアールエル 検査統括部)

主旨

一般検査は、尿検査、便検査、穿刺液検査等と広い領域にまたがるスクリーニング検査であり、大学病院からクリニックまでのあらゆる検査室で実施されています。この広い領域にわたる一般検査の人材育成と品質管理(力量管理)については、各検査室に委ねられてきました。近年、精度管理は必須となり、スクリーニング検査においても実施しなければならず、必然的に検査技術の担保は重要になります。今回、教育の現場、臨床の現場から下記の事項にポイントをおいて討論したいと思います。①大学に求められる学生への技術指導②大学病院での診療・教育・研究の各方向での部内教育、③一般病院・ブランチラボでの品質管理のために行っている教育体制、等各々の立場から人材育成のための教育体制や品質管理について取り上げます。
オーガナイザー: 川満 紀子
尾上 由美

ワークショップ3 
新しい尿沈渣成分による診療支援

座長: 加藤 裕一 (国立病院機構九州医療センター 統括診療部臨床検査部臨床検査科)
渡邊 隆徳 (広島市立病院機構 広島市立安佐市民病院 臨床検査部 血液・一般部門)
演者: キサンチン結晶
大沼 健一郎 (神戸大学医学部附属病院 検査部)
ウイルス感染細胞
川満 紀子 (九州大学病院 検査部)
新しい尿沈渣成分による診療支援~尿中ヘモジデリン顆粒の可能性について~
小林 渉 (森ノ宮医療大学 臨床検査学科)
Fabry病におけるmulberry cellおよびmulberry bodyの標準検査法と臨床的意義
横山 貴 (東京女子医科大学病院 中央検査部)

主旨

腎・尿路系疾患を診断・治療するうえで尿沈渣検査は重要であることは周知の事実です。尿沈渣検査はJCCLSによる標準化から技術は向上し、近年ではさらに単なるスクリーニング検査ではなく、より診断に結び付く成分を臨床へ報告可能となってきました。また、臨床的意義ある成分は、大学病院や専門病院以外でも遭遇しうる成分です。今回、新しい尿沈渣成分(キサンチン結晶、ウイルス感染細胞ヘモジデリン顆粒、マルベリー小体)の導入経緯、また、尿沈渣成分の解説および報告形式の提案について症例を交えてとりあげ、新たな診療支援を考えていきます。
オーガナイザー: 川満 紀子
尾上 由美
病理細胞

教育講演5 
Whole slide images(WSI)診断およびAI活用と今後の病理検査

座長: 東 学 (国立病院機構函館病院 臨床検査科)
演者: Whole Slide Imaging (WSI)とArtificial intelligence(AI)を用いた病理診断
福岡 順也 (長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科/亀田総合病院 病理診断科学/臨床病理科)
Whole slide images(WSI)による病理診断について
田中 圭 (長崎大学病院 病理診断科病理部)

ワークショップ4 
病理検査の品質管理:検体受付~検体切り出しまで

座長: 坂根 潤一 (静岡県立こども病院 検査技術室 病理)
山口 知彦 (九州大学病院 病理診断科・病理部)
演者: 病理検査のリスク管理ー検体授受から受付までを中心にー
井上 佳奈子 (飯塚病院 中央検査部)
ホルマリン固定に関する受付時の確認事項と冷虚血時間・ホルマリン固定時間について  本学の現状と課題
金子 佳恵 (広島大学病院 病理診断科)
病理組織標本作製における医療安全対策―特に切出しと薄切時の工夫を中心に―
川崎 卓弥 (静岡県立静岡がんセンター 病理診断科)
当施設における病理検体の切り出しについて
寺田 一弥 (宮崎市郡医師会病院 臨床検査科 病理検査室)

主旨

病理検査の工程は多岐にわたり、それに携わる病理の技師には品質管理が求められています。臨床からの検体提出時にどのようなチェックがなされているか、また切り出し方法はどうしているか施設間でかなり違いがあります。今回、①検体の受付方法(受け取りから受付まで)②受付時の注意事項(ガイドラインとの比較)③自施設や病理システムの工夫等、➃生検・リンパ節などの小物検体、切除された臓器の切り出し方法について討論していただきます。統一するに至らないまでも講演を通じて今後の業務の参考になればと考えています。
オーガナイザー: 山口 知彦

ワークショップ5 
病理検査の品質管理:標本作製~診断提出まで

座長: 川崎 辰彦 (佐世保共済病院 病理診断科)
鈴木 俊紀 (山形大学医学部附属病院 病理部)
演者: 包埋、薄切過程における病理部門システムの運用と工夫
仲 正喜 (九州大学病院 病理診断科・病理部)
標本作製のための試薬等の管理方法について
片渕 直 (白十字会佐世保中央病院 臨床検査技術部)
できあがったブロックや標本のチェック方法について
坂井 真一 (佐賀県医療センター好生館 検査部)
免疫染色の品質管理と精度管理について
吉田 美帆 (神戸大学医学部附属病院 病理部)

主旨

標本作製における試薬の管理や室内の温度まで含めた病理組織の管理方法と診断提出時のチェックをどのようにしているか?①包埋から薄切までの注意点や工夫、②標本作製のための試薬等の管理、③ブロックや標本のチェック方法➃免疫染色および特殊染色の精度管理について討論していただきます。他施設の現状や管理方法等を学び、日常業務に活かしていただきたいと思います。
オーガナイザー: 山口 知彦

ワークショップ6 
病理検査の品質管理: 診断~報告:迅速診断も含めて

座長: 石田 克成 (広島大学病院 病理診断科・診療支援部病理検査部門)
古屋 周一郎 (筑波大学附属病院 病理部)
演者: 術中迅速検査における当院の業務改善事項と今後の課題
遠藤 由香利 (鳥取大学医学部附属病院 病理部)
病理診断までのTurn Around Time(TAT)について
西田 ゆかり (鹿児島大学病院 病理部・病理診断科)
病理レポートの未読を防ぐためのシステム構築とは -広島大学病院における現状と課題-
石田 克成 (広島大学病院 病理診断科・診療支援部病理検査部門)

主旨

本企画では、➀迅速診断に関するガイドラインとの比較や感染症対策、➁病理診断までのTurn Around Time(TAT)、③未読問題対策を含んだシステムの工夫等、➃病理部門の今後の展望について討論して頂く予定です。
オーガナイザー: 山口 知彦
臨床生理

教育講演6 
臨床医が脳波検査技師に求める実践的知識

座長: 八木 和広 (潤和会記念病院 脳神経センタ検査室)
演者: 重藤 寛史 (九州大学大学院医学研究院 保健学部門検査技術科学分野)

シンポジウム6 
神経生理検査の教育ステップ 
―臨床に役立つデータを提供するために―

座長: 星野 哲 (帝京大学医学部附属病院 中央検査部)
酒田 あゆみ (九州大学病院 検査部)
演者: 脳波 ~覚醒と睡眠の調節、実は意識障害?~
宇城 研悟 (松阪市民病院 中央検査室)
脳誘発電位 ~少ない加算回数で高い再現性~
所司 睦文 (京都橘大学 健康科学部)
神経伝導検査 ~刺激と導出部位~
植松 明和 (国立病院機構千葉医療センター 臨床検査科)
術中神経モニタリング(IOM)の先にあるもの ~転ばぬ先の杖~
佐々木 一朗 (神戸市立医療センター中央市民病院 臨床検査技術部)

主旨

神経生理検査は、技術習得、症例ごとの対応、結果の解釈など熟練に時間を要します。また、検者毎に導出される波形が変わりうることも問題点として指摘されており、後進育成のあり方が課題となっています。臨床に役立つデータを提供するために習得するべきこととして「検査目的の理解、検査の進め方、結果の解釈や考察の過程、患者対応」について、脳波、大脳誘発電位、神経伝導検査、術中モニタリングの立場から発言していただきます。初学者への技術訓練において最低限必要なポイント、中堅以降スキルを上げるために必要な知識とは何か、またどのようにして攻略してきたか、各施設において教育ステップの指標としていただくべく示唆に富んだ内容です。
オーガナイザー: 酒田 あゆみ
星野 哲

シンポジウム7 
超音波検査技師が知っておくべき腫瘍循環器学(Onco-Cardiology)

座長: 伊藤 慎一郎 (久留米大学病院 臨床検査部)
有吉 亨 (山口大学医学部附属病院 超音波センター)
演者: 腫瘍循環器領域における臨床現場と循環器系検査の実情 心毒性を中心に
柴田 龍宏 (久留米大学 心臓・血管内科)
がん治療関連心筋障害における心エコー評価(LVEF,GLS)の利点、問題点、注意点
平田 有紀奈 (徳島大学病院 超音波センター)
がん関連VTEと下肢静脈エコー
土岐 美沙子 (心臓病センター榊原病院 臨床検査科)
腫瘍循環器における生理検査室(エコー室)の取り組み
福田 知弥 (国際医療福祉大学 三田病院 検査室)

主旨

ここ数年、がんと循環器の両者を扱う腫瘍循環器学の注目度が高まっています。この背景には、がん治療の進歩、がん患者の高齢化によって循環器疾患を合併する患者が急増していることにあります。がん治療関連心機能障害(CTRCD)やがん関連血栓症(CAT)など、がん患者における循環器合併症をモニタリングするうえで、心血管エコーは必要不可欠な画像診断であり、今後さらに重要性が増すと予想されます。腫瘍循環器学という新たな領域でエコー検査(室)が果たすべき役割は何か。本邦の第一線でご活躍の先生方にご講演をいただき、我々超音波検査技師が知っておくべきポイントについて理解を深めたいと思います。
オーガナイザー: 伊藤 慎一郎
有吉 亨

パネルディスカッション4 
膵描出能向上のための超音波検査テクニック

座長: 井手口 太 (福西会 福西会病院 臨床検査科)
川端 聡 (住友病院 診療技術部 超音波技術科)
演者: 超音波検査テクニック  −正常膵の描出法と膵炎へのアプローチ−
三浦 大輔 (医療法人徳洲会 福岡徳洲会病院 臨床検査科)
超音波検査テクニック part2 -膵嚢胞性病変・IPMNを中心に-
丸山 憲一 (東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部)
超音波検査テクニック―胃充満法と膵充実性病変の評価を中心に―
米山 昌司 (静岡県立静岡がんセンター 生理検査科)

主旨

簡便で侵襲のない超音波検査は安全な検査法であり,外来や検診などのスクリーニング検査に広く活用されている反面、膵の描出は消化管ガスなどの影響で観察範囲が制限される場合が多く、検者の技量により左右されます。本企画では、エキスパートの方々にそれぞれが実践している走査方法、体位、飲水法、プローブ選択や装置設定など、膵を広範かつ明瞭に描出するための様々なテクニックについて症例を交えながら述べていただきます。総合ディスカッションでは、検査環境に応じた検査方法などについても広く意見交換を行う予定です。
オーガナイザー: 井手口 太
川端 聡
微生物

教育講演7 
微生物検査室のグランドデザインと求められる臨床検査技師像

座長: 結城 万紀子 (福岡大学病院 臨床検査部)
演者: 中村 竜也 (京都橘大学 健康科学部 臨床検査学科)

パネルディスカッション5 
培養同定検査の深化と進化

座長: 宮本 直樹 (久留米大学病院 臨床検査部)
藏前 仁 (刈谷豊田総合病院 臨床検査・病理技術科)
演者: 一般細菌培養同定検査の深化~培養・同定検査の温故知新~
米谷 正太 (杏林大学  保健学部 臨床検査技術学科)
一般細菌培養同定検査の進化~遺伝子を用いた同定検査の現状と展望~
磯崎 将博 (天草郡市医師会立天草地域医療センター 検査部)
抗酸菌培養同定検査の深化と進化
正木 孝幸 (熊本保健科学大学 保健科学部医学検査学科)

主旨

近年、質量分析装置や遺伝子検査の普及により同定検査は著しく進化しています。しかし、これらの装置にも欠点はあり、従来の同定検査法である生化学的性状の重要性が再認識されています。『一釣入魂』~同定検査は平板培地からの釣菌に始まる。その普段使用している培地や同定検査で必要な生化学的性状について探ります。さらに、遺伝子検査の進化は目覚ましく、細菌、抗酸菌、ウイルス、耐性遺伝子や毒素等を短時間で検出できる自動機器も普及しており、感染症診療に大きく貢献しています。本企画は、いにしえからの培養同定検査法の基礎的な知識を深め、遺伝子検査の普及によりどのように進化していくのかを学び、培養同定検査の意識改革の場としていただきます。
オーガナイザー: 堀内 寿志
星 紫織

パネルディスカッション6 
薬剤感受性・耐性菌検査の深化と進化

座長: 木部 泰志 (九州大学病院 検査部)
小松 方 (天理医療大学 医療学部 臨床検査学科)
演者: 適切な薬剤感受性試験の報告と結果の解釈
口広 智一 (公立那賀病院 臨床検査科)
Carbapenemase 産生菌の検出法における進化と深化
上地 幸平 (琉球大学病院 検査・輸血部)
薬剤感受性試験の応用に関する演題
大沼 健一郎 (神戸大学医学部附属病院 検査部)
薬剤感受性試験報告の深化 - 伝わるデザインの考え方 -
高橋 俊司 (市立札幌病院 検査部)

主旨

薬剤感受性試験は細菌感染症の使用抗菌薬選択に必須検査ですが、検体提出から結果判明までに2~3日要することが欠点です。独自の工夫や、最新技術によって、薬剤感受性結果や薬剤耐性菌情報を迅速に報告し、感染症診療や抗菌薬適正使用に大きく貢献している施設の実例を紹介します。また近年、グラム陰性菌をはじめとして薬剤耐性菌の増加が懸念され、複数の耐性機序を獲得した耐性菌が出現するなど、耐性菌検出方法は煩雑化しています。各種耐性菌検出法の比較や、耐性菌検出のポイント、最新情報等について討論予定です。
オーガナイザー: 堀内 寿志
手島 裕治

ワークショップ7 
塗抹検査の深化と進化

座長: 永田 邦昭 (くまもと県北病院 教育研修部)
山本 剛 (神戸市立医療センター中央市民病院 臨床検査技術部)
演者: 症例を通じて学んだグラム染色の重要性
後藤 裕一 (京都大学医学部附属病院 検査部)
グラム染色~抗菌薬適正使用につなげる~
前田 雅子 (まえだ耳鼻咽喉科クリニック)
臨床で活用すべき特殊染色
村上 日奈子 (東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部)
診療に活用する塗抹検査結果
忽那 賢志 (国立国際医療研究センター 国際感染症センター)

主旨

グラム染色を始めとする塗抹検査は高額な医療機器を必要とせず、多くの施設で実施可能な検査で迅速に行えるため、特に感染症初期においては治療方針を選択する一助となります。一方で、検査結果の解釈は熟練を要し、個人間の技量に差が生じる検査でもあります。今回、塗抹検査から得られる情報や結果の解釈、検査意義を示し、診療に貢献するための知識とテクニック、塗抹検査のあり方について考えます。
オーガナイザー: 堀内 寿志
橋本 賢勇
遺伝子染色体

シンポジウム8 
がんゲノム検査の2年経過の現状と今後の展開

座長: 白波瀬 浩幸 (京都大学医学部附属病院 病理部)
赤羽 俊章 (鹿児島大学大学院 腫瘍学講座 病理学分野)
演者: がんゲノム医療中核拠点病院の業務におけるがんゲノム医療の現状と課題 ~Wet工程(病理検査・遺伝子関連検査)における役割~
柳田 絵美衣 (慶應義塾大学病院 臨床検査科 ゲノム検査室)
中核拠点病院の業務におけるがんゲノム医療の現状と課題 ~検査結果の解釈と臨床検査技師の役割~
柿島 裕樹 (国立がん研究センター中央病院 臨床検査科)
連携病院からみたがんゲノム医療の現状と課題
〜山梨県立中央病院でのがんゲノム医療の特色と臨床検査技師の役割〜
雨宮 健司 (山梨県立中央病院 ゲノム解析センター/ゲノム検査科)
臨床検査技師を背景としたがんゲノム医療における遺伝カウンセラーの役割
浦川 優作 (兵庫県立がんセンター ゲノム医療・臨床試験センター)

主旨

がんゲノムパネル検査が保険適用となり2年が経過しました(第70回開催時)。がんゲノム検査に携わってきた検査技師・遺伝カウンセラーにより、2年間の成果と問題点、今後がんゲノム医療はどのように展開していくのか、検査技師はどう関わっていくのかを討論していただきます。
オーガナイザー: 佐藤 謙一

パネルディスカッション7 
遺伝子関連検査・染色体検査に関する資格取得の意義

座長: 川口 貴子 (静岡赤十字病院 検査部)
南木 融 (筑波大学附属病院 検査部)
演者: 遺伝子関連検査を担う上での遺伝子分析科学認定士の存在意義
石毛 崇之 (千葉大学医学部附属病院 検査部)
認定臨床染色体遺伝子検査師取得の意義と役割
髙原 里枝 (大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 臨床検査技術部)
ジェネティックエキスパート認定制度と取得意義
畑毛 一枝 (大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター)
「臨床細胞遺伝学認定士について」
中丸 典之 (株式会社ビー・エム・エル 第四検査部染色体検査課)

主旨

遺伝子関連・染色体検査に関する資格は、認定臨床染色体遺伝子検査師(日臨技・日本染色体遺伝子検査学会)、遺伝子分析科学認定士(初級・一級)(日本臨床検査同学院)、ジェネティックエキスパート認定制度(日本遺伝子診療学会)、臨床細胞遺伝学認定士(日本人類遺伝学会)等がありますが、それぞれの役割、存在意義が十分に理解されてはいません。今回各資格の認定者をパネリストとして迎え、それぞれの立場から日常業務との関係性や資格取得のアドバンテージなどについて討論していただきます。
オーガナイザー: 佐藤 謙一

パネルディスカッション8 
SARS-CoV-2 PCR 検査の医学的・社会的有用性

座長: 草場 耕二 (佐賀大学医学部附属病院 検査部)
藤澤 真一 (北海道大学病院 検査・輸血部)
演者: 第1波感染拡大期におけるSARS-CoV-2核酸検査室の立ち上げと精度管理
山口 良考 (国際医療福祉大学 成田保健医療学部 医学検査学科)
SARS-CoV-2核酸増幅検査の評価および精度管理
青木 弘太郎 (東邦大学 医学部微生物・感染症学講座)
長崎大学病院におけるSARS-CoV-2核酸検査対応
佐々木 大介 (長崎大学病院 検査部)
SARS-CoV-2 LAMP法実施近隣施設との連携による精度管理の取組
静野 健一 (千葉市立海浜病院 臨床検査科・微生物検査室)

主旨

COVID-19の診断のために実施されるSARS-CoV-2 PCR 検査は、事前確率や検体採取のタイミングが診断感度に影響を与えます。有効な検査の適用、そして検査結果の解釈には、その性質を十分に理解する必要があります。社会的には「PCR検査」というワードが独り歩きし、検査数の多少が議論になりました。また、検査方法は、感染研推奨プロトコル(用手法)から始まり、種々の簡易方法が短い期間で承認されております。ここでは、PCR検査の分析的妥当性・臨床的意義、臨床的妥当性、そしてその適当な運用について討論していただきます。
オーガナイザー: 佐藤 謙一
血液分野

教育講演8 
血算から診る血液診断学
~一流の考え方・極意の伝授~

座長: 牟田 正一 (国立病院機構九州がんセンター 臨床検査科)
演者: 岡田 定 (西崎クリニック 内科)

パネルディスカッション9 
形態検査の技師間差はどこまで許容できるのか?

座長: 小野 佳一 (東京大学医学部附属病院 検査部)
松本 恵美子 (国立病院機構都城医療センター 中央検査部)
演者: 卒後教育(新人技師)における技師間差の許容について
大川 有希 (金沢医科大学病院 医療技術部 臨床検査技術部門)
正常vs反応性vs腫瘍性の細胞像における技師間で許容可能な細胞像について
澤田 朝寛 (順天堂大学医学部附属浦安病院 臨床検査医学科)
ISO認証検査室の立場からみた技師間差の許容について
東口 佳苗 (神戸大学医学部附属病院 検査部)
造血器腫瘍の診断・治療・移植までを実施する施設における技師間差について
常名 政弘 (東京大学医学部附属病院 検査部)

主旨

末梢血液像は診療に有用な情報を多く含んでいます。鏡検による末梢血液像では、検査担当者の主観的判断に依存する部分が多くあります。多くの施設で同じ検体を供覧して検査室内の分類基準を揃える,いわゆる“目合わせ”が内部精度管理として技師間差の縮小を目的に行われていますが、明瞭な到達目標がなくその評価に苦慮している施設も少なくありません。血液形態検査の品質向上を図る上で個々の所見の特性を勘案した技師間差の到達目標を設定することは大きな課題のひとつと考えられます。本企画は、血液形態検査における技師間差の許容限界について演者に論じていただくとともに、各施設参加者の議論の場とし、血液形態検査の品質向上を図るものと考えています。
オーガナイザー: 稲子 勝秀

ワークショップ8 
最も効率的で効果的な血液像目視再検の条件(設定)とは~血液疾患以外でも鏡検すべきか~

座長: 石井 清 (順天堂大学医学部附属練馬病院 臨床検査科)
藤巻 慎一 (東北大学病院 診療技術部検査部門 検査部)
演者: Pj再検基準を用いた自施設での運用経験から目視再検基準の設定について
石原 智子 (島根大学医学部附属病院 検査部)
自動血球分析装置のフラグ性能と課題について
永井 直治 (公益財団法人 天理よろづ相談所病院 臨床検査部)
分析装置のFCMスキャッタグラムを目視再検に生かすための工夫について
大本 知佳 (兵庫県立がんセンター 検査部)

主旨

自動血球分析装置の性能は向上しており、血球算定と異常細胞出現の警告を含む各種メッセージが付加された白血球分類が実施されています。異常が疑われた検体は、血液塗抹標本を作製し、目視法による再検査を実施しますが、施設の規模や特徴、使用分析装置により目視再検条件は異なっています。検査室の運用効率化のなかで、いかに検査の質を落とさず、効率的かつ異常細胞や破砕赤血球といった有用な所見を見落とさない環境を構築することができるかが大きな課題のひとつです。本企画は、より良い再検条件について演者に論じていただくとともに、各施設参加者の議論の場となり、方向性を示せるような会にしたいと考えています。
オーガナイザー: 稲子 勝秀
日髙 大輔

ワークショップ9 
クロスミキシング検査の最も有用な判定方法はあるのか?

座長: 内藤 澄悦 (北海道医療大学病院 臨床検査部)
下村 大樹 (天理よろづ相談所病院 臨床検査部)
演者: クロスミキシング試験で正しい結果を得るための検体取扱い
松田 将門 (新潟大学医歯学総合病院 検査部)
活用しよう!自動分析機を用いたクロスミキシング試験
徳永 尚樹 (社会医療法人川島会 川島病院 検査室)
波形パターン法以外の判定方法(ICAなどの定量化指標)の有用性について
吉田 美香 (北海道医療大学歯科クリニック 臨床検査部)
ミキシング試験の標準化に向けて
山崎 哲 (聖マリアンナ医科大学病院 臨床検査部)

主旨

プロトロンビン時間(prothrombin time;PT)、活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time;APTT)などの凝固時間の延長原因として、凝固因子欠乏や凝固因子インヒビター、ループスアンチコアグラントなどの抗リン脂質抗体があります。クロスミキシング試験はこれらの凝固時間延長例を迅速に鑑別する上で有用なスクリーニング検査であり、APTTを実施している施設では導入可能な検査です。しかし、検査を実施する上で、「試薬の選択」、「血漿のサンプル調整法」、「混合比率とそのポイント数」、「判定方法」、「結果の報告方法」など多数の問題点があり、標準化の課題が残っています。本企画では、クロスミキシング試験を実施する上で、正しい判定を行うための注意点(検体処理、手技など)や装置活用、判定に有用な方法について演者に講演いただき、標準化に向けたひとつの議論の場にしたいと考えています。
オーガナイザー: 稲子 勝秀
齊藤 祐樹
セミナー

セミナー 
臨床検査データを用いた統計解析の実際

主旨

検査室では日々、大量の検査データが生成されている。一方で、その膨大なデータを用いた臨床支援の必要性も叫ばれている。臨床支援には、R-CPCのような個別のアプローチに加え、現代では機械学習・AIによる集団としてのアプローチがあるが、現場で働く臨床検査技師として、臨床での疑問(仮説)を研究によって解決し、新たな知見を得ることは、内外の環境がどのように変わっても不変であり、働く上で欠かすことのできないモチベーションの源でもある。しかし、研究を行う上で知っておかねばならない知識やスキルは多く、そしてハードルも高い。本セミナーでは、臨床検査データを用いた臨床研究におけるハードルの一つである「統計解析」に焦点を当て、比較的頻繁に用いる統計解析の手法について紹介(解説)するとともに、無料統計ソフトEZRと、サンプルデータを用いたデモンストレーションを行うことで、明日からの業務に少しでも展開できるようしていきたい。
オーガナイザー: 古賀秀信

セミナーの詳細

セミナー1
「統計学的仮説検定」を理解する! 
~2群比較を用いたEZRの操作~

講師: 古賀 秀信 (飯塚病院 臨床研究支援室)
<到達目標> 「EZR」の基本的操作を知り、2群比較を行えるようになる。
<要旨> 研究の本質は「比較」である。比較する際に、p=〇〇のような小さな数字が添えられていることが多いと思う。「P値が小さい(一般的には0.05未満であることが多い)ければ、有意差がアリ」のような発表は良く耳にするが、この数値は一体、何を意味しているのだろうか? 本セミナーではp値の持つ意味をはじめ、症例数(サンプルサイズ)、エラー(αエラー、βエラー)との関係を示し、最も知られた検定手法の一つであるt検定等を用いて実際に解析を行い、EZRの基本操作を交え、結果を確認することで理解を深める。

セミナー2
「回帰分析と多変量回帰解析」を身近に感じる!

講師: 貞嶋 栄司 (佐賀県医療センター好生館 ライフサイエンス研究所)
<到達目標> 「EZR」を用いた診断精度の評価ができるようになる。
<要旨> 臨床検査技師にとって、疾患の有無と診断方法や検査データなどを用いた比較研究を行う機会は多い。研究結果の多くは、2×2表やROC曲線としてまとめられ、感度、特異度、尤度比、曲線下面積(AUC)といった指標で評価される。これらの指標は専門的な用語であるため、学習へのハードルとなっているのではないだろうか? 本セミナーでは、診断精度に用いられる指標や注意点について解説を行い、実際にROC曲線の描画とカットオフ値の算出を行うことで、感度、特異度等の診断精度について理解を深める。

セミナー3
「診断精度」 について知る!

講師: 佐藤 正一 (国際医療福祉大学 成田保健医療学部 医学検査学科)
<到達目標> 「EZR」を用いた回帰分析について理解し、解析ができるようになる。
<要旨> 臨床研究において回帰分析は多用される。複数ある回帰分析の使い分けについて解説する。また、この回帰分析を多変量に発展させた多変量解析は、複数の変数に関するデータをもとに変数間の相互関連を分析する統計的技法の総称である。多変量解析では、変数選択、交互作用や多重共線性など注意しなければならない点は多い。本セミナーでは、回帰分析の結果解釈に加え注意点について解説を行い、実際にロジスティック回帰分析を用いて解析を行い、出力結果を確認・解説することで理解を深める。

「EZR」のダウンロード

本セミナーで使用する統計解析ソフトは「EZR」です。
EZR」は、下記のサイトからダウンロード可能です(無料)。
自治医科大学附属さいたま医療センター
(血液科ホームページ)
http://www.jichi.ac.jp/saitama-sct/SaitamaHP.files/statmed.html

ダウンロードには、Windows標準版、MacOS版及びLINUX版の3種類があります。
ご自分のPCのOSを確認の上、各自、事前にダウンロードをお願いします。
なお、本セミナーではWindows版にて説明を行います

自治医科大学附属さいたま医療センター(血液科ホームページ)

主題プログラムの定義について

シンポジウム

1つのテーマに対し、ある程度完成され、すでに認められている業績を発表するセッションである。演者(シンポジスト)はさまざまな領域や違った意見を持った専門家が望ましい。座長は、それぞれの演者に個別に質疑・討論を行う。最後の総合討論は行わない場合もある。

パネルディスカッション

1つのテーマに対し、対立意見をもつ数人の演者(パネリスト)がそれぞれの見解を集中的に発表し討議するセクションである。座長が主導となり、先ずは演者と、次に聴衆も巻き込んで総合討論を行い、演者は自己の経験や業績にもとづいて異なる意見を述べあう。聴衆は演者間の発表、討論の中から、今後の診療に取り入れるべきものを得る。したがって、一つの結論にまとまらないこともあるが座長は一定の方向を示すことが望ましい。最後の総合討論は必ず行う。

ワークショップ

座長を中心に、完成した研究成果より、むしろ未完成の進行中の研究や技術をとりあげ、意見交換をするセクションであり、演者は、斬新な考えや新しい方向性などを示すような発表が望ましい。聴衆との討論の中で助言や今後の方向性が指摘される。発表内容が多岐にわたることから総合討論は座長の判断に委ねる。

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