会長ごあいさつ

第38回中部日本手外科研究会
会長 関谷勇人
愛知県厚生農業協同組合連合会 海南病院 副院長
名古屋市立大学医学部 臨床教授

 この度、第38回中部日本手外科研究会を2021年(令和3年)1月30日(土)に名古屋市で開催させていただきます。歴史と伝統のある本研究会を担当させていただきますことは大変名誉なことであり、誠に光栄に存じます。このような機会をお与えいただきました研究会会員の諸先生方に心より感謝を申し上げます。本研究会のさらなる発展につながりますよう名古屋市立大学整形外科学教室と同門会のご協力をいただいて鋭意準備を進めております。

 今回の研究会のテーマは『多様性で拓く手外科の未来』とさせていただきました。日常よく経験し幾度となく議論されてきた疾患・外傷の中にも、まだまだ解決しなければならない沢山の課題や問題点があります。インド独立の父ガンディーは“Honest differences are often a healthy sign of progress.”と述べたそうですが、健全な手外科の進歩のためには様々な立場からの多面的な意見交換が必要です。広島大学名誉教授の生田義和先生に特別講演をお願いさせていただきましたが、その他の企画はまだ決まっておりません。様々な立場から多様な議論ができるよう、またなるべく多く発表の場を提供できるように努めますので、会員の皆様におかれましては是非日々の取り組みや研究成果について多数のご応募をいただきますようお願い申し上げます。

 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。どうぞ宜しくお願いいたします。