会長ご挨拶

第34回内視鏡外科フォーラム in 盛岡
会長 佐々木 章
岩手医科大学医学部外科学講座 教授

 この度、「第34回内視鏡外科フォーラム in 盛岡」を2023年5月20日(土)に盛岡市で開催させていただくことになりました。歴史と伝統ある本フォーラム会長の名誉を賜り、機会を与えていただきました前理事長の徳村弘実先生と会員の皆様方に心より感謝申し上げます。
 内視鏡外科フォーラムは、東北およびその他の地区における内視鏡外科手術の進歩と発展のために医療関係者が集まり、互いに知識を深めあうための会を目的に、1992年に設立されました。今回は、2022年度理事会で徳村弘実先生の後任として理事長に選任いただき、多くの理事が改選となった新体制での開催となります。内視鏡外科における新技術の検証や本フォーラムの今後の展望などを議論したいと考え、テーマは「Rethinking endoscopic surgery: The next step ?」といたしました。東北における各領域のロボット支援下手術を若手医師たちにどのように教育して普及させていくのか、安全性を担保しつつ内視鏡外科手術のメリットを最大限に生かし、患者へ真の利点を還元できる手技・技術は何であるかなどを考えるセッションを企画する予定です。
 新型コロナウィルス感染症の影響で医療従事者の働き方や学びの場が変化している現状ですが、少しでもポスト・コロナを感じられるようなフォーラムを目指して、岩手医科大学外科学講座一丸となって準備に邁進してまいります。多くの皆様方にご参加いただけますようよろしくお願い申し上げます。