© 2020 The 29th National Ambulance-crew Symposium in Sakai.
令和3年1月28日(木)、29日(金)の2日間において開催させていただきました「第29回全国救急隊員シンポジウム」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況に鑑み、初めての試みである「WEB開催方式」とさせていただきましたが、当日の配信サイトへのアクセス数は、2日間で延べ197,212件(IPアドレス数:13,588件)あり、多くの皆様にご参加をいただき、大きな成果を収めることができました。このように、今回のシンポジウムを無事、盛会裡に終了することができましたのも、運営委員・幹事の皆様をはじめ、各関係機関の皆様、全国からWEBを通してご出演・ご参加いただきました皆様方の多大なるお力添えの賜物と、心より感謝を申し上げます。
今回のシンポジウムを開催するにあたりましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、皆様に安全にご参加いただける開催方法等につきまして、議論を重ねながら準備を進めてまいりました。皆様には、1月に入り急遽ハイブリッド開催方式からWEB開催方式に変更させていただきましたことで、ご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございませんでした。また、各種ご案内や当日の運営に至らない点がございましたことと推察いたしますが、何卒、ご容赦をいただきますようお願い申し上げます。
本シンポジウムのメインテーマにつきましては、救急救命士制度発足30年目の節目の年として、「救急救命士制度発足30年目の決意 ~Professional Autonomyの確立に向けた第一歩を堺から~」を掲げ、救急隊員が病院前救護の専門職として、より自律・自主性を意識したシンポジウムとすることを謳わせていただきました。当日は、救急隊員自らが様々な研究・分析を行った課題解決に向けたプロセスのご発表のほか、救急救命士が講師を務めるなど、まさに「Professional Autonomyの確立」に相応しい内容を数多く全国に発信いただき、広く意見交換をいただきました。本シンポジウムの開催が、我が国の救急・救命業務の更なる充実と発展に資するものと改めて確信したところでございます。今回得られました貴重な知見がそれぞれの地域で活かされ、救急体制の強化、救急業務の高度化に向け、より一層の充実につながれば幸いでございます。
次回「第30回全国救急隊員シンポジウム」は、令和4年1月27日(木)、28日(金)の2日間、群馬県高崎市にて開催されます。新型コロナウイルスの感染が一日も早く終息し、皆様に平穏な日々が戻りますことを願いますとともに、第30回大会が高崎市にて盛大に開催されますことをご祈念申し上げ、御礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
主催事務局
© 2020 The 29th National Ambulance-crew Symposium in Sakai.