第142回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会 The 142nd Meeting of the Central Japan Association of Orthopaedic Surgery and Traumatology 第142回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会 The 142nd Meeting of the Central Japan Association of Orthopaedic Surgery and Traumatology

次の世代へ

会長挨拶

会長 永島 英樹

第142回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会
会長 永島 英樹
鳥取大学医学部感覚運動医学講座整形外科学分野 
教授

第142回中部日本整形外科災害外科学会を、2024年4月12日(金)~13日(土)に米子コンベンションセンター BiG SHiPと米子市文化ホールの隣接する2会場で開催致します。鳥取大学整形外科は1949年7月に開講され、2024年でちょうど75周年を迎えます。そこで、本学会のテーマを『次の世代へ』と致しました。『次の世代へつなぐ』『次の世代に期待する』『次の世代を育てる』『次の世代にもの申す』など、このテーマに続く文言はさまざまございますので、そこは参加者の皆様にお考え頂いて、実りある学会にしたいと考えております。

中部日本整形外科災害外科学会は、地方会の位置づけとはなっておりますが、西は関門海峡から東はフォッサマグナまで、すなわち中国・四国・近畿・中部・東海・北陸地方といった広い地域をカバーしており、サブスペシャリティーの全国学会に匹敵する会員数と参加者数を誇っております。あらゆる整形外科サブスペシャリティー専門医およびそれを目指す整形外科医が一同に集う場でもございます。4月の暖かく麗しい季節に、多くの参加者が集い、熱い議論をし、交流を深め、新しい知見を交換し合う場を、ここ鳥取県米子市で提供すべく準備を進めております。

本学術集会では、鳥取大学整形外科開講75周年を記念して、縁のある先生方のご講演を企画致しました。初代~第4代教授の出身である九州大学整形外科の中島康晴教授に日本整形外科学会理事長として、「整形外科の進歩と課題 -日本整形外科学会創立100年に向けて-」と題した特別講演を賜ります。また、京都大学iPS細胞研究所・特定拠点教授の戸口田淳也先生(戸口田和也元助教授ご令息)、広島大学ゲノム編集イノベーションセンター・センター長の山本 卓先生(山本吉藏第5代教授ご令息)には特別講演を、福岡大学整形外科・准教授の前山 彰先生(前山 巌第4代教授ご令孫)には教育研修講演をお願いしております。日本整形外科学会のあらゆる必須分野の単位を取得できるよう、その他の教育研修講演と合わせて、特別講演3題、教育研修講演12題を企画致しました。また展示ブースではスタンプラリーを行います。抽選で5名様に豪華のどぐろセットをお送りいたしますので、奮ってご応募ください。

鳥取県米子市は鳥取県と島根県の県境に位置しており観光地の宝庫です。2022年元日に放送されたNHKの特集で、日本最強の城に選ばれた米子城跡は会場から徒歩圏内です。その他に、鳥取県では『赤猪岩神話』の舞台である赤猪岩神社、日本7霊山に列せられている大山、漁獲高ベストテンの常連である境港、島根県では国宝松江城など見所満載の松江市、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星をとった足立美術館などは車で30分位の距離にあります。車で1時間ほど走れば、因幡の白兎で有名な白兎海岸、鳥取砂丘、縁結びで知られる出雲大社、出雲蕎麦を楽しめる奥出雲、さらに昨秋話題となった『日曜劇場VIVANT』の島根県ロケ地もお楽しみ頂けます。陽春の山陰をお楽しみ頂ければ幸いに存じます。

皆様のご参加をお待ちしております。

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