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第11回肥満と消化器疾患研究会 会期:2021年4月14日(水) 会場:京王プラザホテル 当番世話人:清水京子

ご挨拶

第11回 肥満と消化器疾患研究会
当番世話人 清水 京子
東京女子医科大学 消化器内科 教授

当番世話人:清水京子

この度、第11回 肥満と消化器疾患研究会を2021年4月14日(水)に京王プラザホテルにて開催させていただくこととなりました。

肥満は国、人種に関わらず現代人の健康に深刻な影響を与える社会問題として注目されています。昭和の高度成長期以降の経済の繁栄と国際化による生活環境全般の近代化に伴い肥満人口が増加し、平成には食生活、運動習慣、睡眠、喫煙、飲酒などの生活要因に関連する疾患に注目が集まるようになりました。生活習慣に起因する疾患の予防に重点が置かれるようになり、糖尿病、脂質異常症、高血圧、心血管疾患、脳疾患、発癌、肝疾患などの生活習慣病に対する特定健診、職場健診、人間ドックが地域、職場、個人の単位で毎年行われるようになりました。生活習慣病に対する全世界的な啓発活動によりスポーツジムなどでの自主的な自己健康管理も普及しています。しかし、令和2年初頭より新型コロナウイルス感染症が世界中に蔓延し、自宅勤務や自粛による食事摂取量増加、飲酒量増加、スポーツジムの閉鎖、精神的ストレスなどにより体重増加を自覚する人々が増加しました。そのため、令和2-3年度は非アルコール性脂肪性肝障害、消化管機能障害、糖尿病などの患者数増加が予想されます。

本研究会は、日本消化器病学会 菅野健太郎前理事長のご提案により、「肥満・栄養と消化器疾患」諮問委員会が発足し、その活動の一環として日本消化器病学会の附置研究会として設置された「肥満と消化器疾患研究会」を母体としております。恩地森一愛媛大学名誉教授を代表世話人として、日本消化器病学会総会にあわせた附置研究会として開催され、その後、平成26年に日本消化器病学会関連研究会となり坂井田功山口大学教授が代表世話人となられ、平成30年からは三重大学竹井謙之先生が引き継がれております。

本研究会では肥満と消化器疾患について、基礎・臨床の両面からの最新の研究発表と討論を行うことで、未来に向けて更なる病態の解明と疾患の診断・治療・予防の発展に寄与することを目指しております。多くの先生方のご参加を心からお待ちしていますのでよろしくお願い申し上げます。

2020年9月吉日

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