STROKE2022

公募シンポジウムセッション一覧

シンポジウム区分

シンポジウムを公募いたします。

シンポジウムはプレナリーシンポジウム(SY)とWeb Live Symposium(WLS)があります。

SY ・・・ 会期中のプレナリ―シンポジウム(3月17~19日に現地会場にて発表)※WEBからの遠隔登壇可
WLS ・・・ 会期前後(2~4月)のWeb Live Symposium(現地会場での発表なし、2~4月にWEB発表)

◆表記の仕方:学会名_開催形式_タイトルにて表記しております
例)卒中SY1・・・卒中のプレナリーシンポジウム 卒外WLS1_卒外のWeb Live Symposium

学会 発表時期 タイトル
合同 会期中
(3月17~19)
1

合同SY1_脳卒中と抗血栓薬 ~基礎から臨床まで~

要旨:脳卒中治療の進歩に伴い、様々な面で抗血栓薬を有効かつ安全に使用する必要性がますます高まっている抗血栓薬に関する作用機序など基本的な知識を整理(指定演者を予定)するとともに、実臨床における抗血栓薬の使い方や注意点、モニタリングの利用法などについて議論する。内科的治療、血管内治療、外科的治療の各領域での演題を募集する。

2

合同SY3_脳卒中医療におけるAIとSaMD

要旨:人工知能(AI)や機械学習を用いたプログラム医療機器(SaMD)は画像診断だけではなく、発症予防、リハビリテーションやケアなど脳卒中医療をどのように変貌させるか。

卒中 会期中
(3月17~19)
3

卒中SY1_急性期脳梗塞治療の均てん化に必要とされる診断

要旨:急性期脳梗塞治療のために必要な画像診断とLVO scaleについて。

4

卒中SY2_医療資源寡少地域における急性期脳卒中治療

要旨:医療資源寡少地域における急性期脳卒中治療の課題を遠隔医療、PSCネットワーク、医療経済の点から論じる。

5

卒中SY3_COVIDと脳卒中

要旨:COVID-19およびワクチンに関連した脳卒中、COVID-19の脳卒中医療への影響について現状をまとめる。

6

卒中SY4_潜因性脳梗塞・ESUSとatrial cardiopathy

要旨:DOAC臨床試験結果を受けてESUSへの対応を再考、atrial cardiopathyの概念について。

7

卒中SY5_がんと脳卒中の併発例に対する領域横断的なコンセンサス形成の必要性

要旨:stroke 2020以後に企画されたstroke oncologyの議論を引き継ぎ、がん患者に発生した脳卒中診療の問題点をクローズアップする。

8

卒中SY6_脳卒中患者の治療と仕事の両立支援を目指した積極的なアプローチ

要旨:脳卒中患者において、発症後の社会復帰、復職は重要な問題である。2016年2月には、厚生労働省が、「治療と仕事の両立支援に関するガイドライン」をがんを中心に策定し、その後、脳卒中に関して追記され、両立支援の取り組みが本格的に開始された。一方、近年、脳の可塑性についての知見が蓄積され、慢性期はかつての「プラトー」のイメージから、さらなる改善が可能な時期、と位置付けられ始めており、まさに適切な就業上の措置と治療に対する配慮が行われることが求められている。本シンポジウムでは、治療と仕事の両立支援の取り組みとともに、社会復帰、復職を目指した積極的なリハビリテーションアプローチについて議論を深める。

9

卒中SY7_脳卒中と認知症

要旨:認知症は血管危険因子管理で予防可能か?心房細動の治療で認知症予防は可能か?認知症患者の脳卒中診療の課題は何か?

10

卒中SY9_脳卒中後の身体機能回復に対する先端治療

要旨:脳卒中患者において運動麻痺の改善は患者ニーズの最優先事項であり、臨床家にとっても複数の選択肢をもって治療にあたりたい領域である。昨今、脳卒中の身体機能回復に関する治療手法、治療機器の開発が進んでおり、診療報酬においても「運動量増加機器加算」が増設された。このシンポジウムでは、身体機能回復を促すための最新の治療機器、治療法について、理解を深める。

11

卒中SY10_脳血管障害に対する再生医療

要旨:脳血管障害に対する再生医療について。

12

卒中SY11_脳卒中後の身体機能回復とbrain machine interface(BMI)

要旨:BMIは脳情報を利用することで、脳(ブレイン)と機械(マシン)を直接つなぐ技術(インターフェース)であり、脳卒中治療に応用が期待され、医理工連携で研究開発されている。ロボットアームや歩行用アシスト等と連動させる機能代替・補助・補完技術、リハビリテーション技術及び精神・神経疾患の新規治療法などである。この近未来に実現されるであろう技術を用いた脳卒中治療の未来について発信する。

会期前後
2月~4月
13

卒中WLS4_脳卒中のゲノム解析

要旨:脳卒中三大病型に関する遺伝子解析の結果をもとに、原因解明、脳卒中リスク評価さらに脳卒中オーダーメイド治療につながる可能性についてまとめる。

14

卒中WLS5_わが国の脳卒中疫学

要旨:わが国における最新疫学データを基に、多面的内科治療の重要性の検証や、少子高齢化を見据えた近未来の疾患構成を明らかにする。

15

卒中WLS6‐1_脳卒中の診療とケアにかかわる人材育成 1「脳卒中相談窓口」

要旨:相談的口において求められる多職種の業務や課題について整理する。

16

卒中WLS6‐2_脳卒中の診療とケアにかかわる人材育成 2「脳卒中を診る脳神経内科医を増やそう!」

要旨:脳卒中を診る内科医が増えない理由について検討し、対策を考える。

17 卒中WLS6‐3_脳卒中の診療とケアにかかわる人材育成 3「機械的血栓回収療法の均てん化と働き方改革」
卒外 会期中
(3月17~19)
18

卒外SY1_脳動脈瘤治療の新展開

要旨:脳動脈治療の新展開を、リスク管理と疫学(血圧、飲酒、喫煙などの管理と最近のSAH発生状況など)、基礎研究知見と薬物療法のアプローチ、遺伝子関連からのアプローチ、造影MRIの有用性、アデノシンを用いた一時的心停止下クリッピング術、血管内治療の最新技術と将来展望等のテーマについて議論し、予防も含めた治療成績向上を模索する。

19

卒外SY2_症候性軽度頚動脈狭窄症治療の新しい潮流

要旨:近年、50%未満の症候性頚動脈狭窄症例の中でもプラークの不安定症例に対してCEAの有効性を示唆する報告が散見される。50%未満の症候性頚動脈狭窄症例の手術適応を考えるための検査、CASとCEAの選択、手術所見と手術合併症(とくに軽症なもの特有の注意点)、短期・長期予後、狭窄再発などを議論し、今後の方向性を確認する。

20

卒外SY3_急性期血栓回収療法の適応拡大とtechnical tips

要旨:前方循環の主幹動脈閉塞はエビデンスを元に適応拡大がなされたが、技術的な議論が進行している一方、前方循環遠位部や後方循環についてはまとまった報告に乏しい血栓回収療法の適応やtechnical tipsについて議論する。

21

卒外SY4_頭蓋内および脊髄の硬膜動静脈奇形における集学的治療

要旨:頭蓋内硬膜動静脈奇形は、血管内治療を中心とした治療戦術がとられるが、どのような場合に開頭手術の役割があるか。脊髄硬膜動静脈奇形は手術が中心となるが、血管内治療はどのような役割があるか。それぞれ、定位放射線治療はどのような場合に勧められるか。集学的治療を考える。

22

卒外SY5_穿通枝を極める:手術におけるMorbidity回避

要旨:各種手術における穿通枝の温存を目標に、穿通枝の解剖・生理、最新画像診断、実際の外科・血管内治療における穿通枝障害回避のtipsなどを議論する。

23

卒外SY6_AVM治療の現状と将来展望

要旨:脳動静脈奇形の遺伝子変異研究とpreemptive medicineを含む今後の治療方向性、ARUBA研究後の未破裂例AVM治療の現状と将来展望、破裂ハイグレード症例への集学的治療の現状と将来像などについて議論し、明日からの診療に還元することを目指す。

24

卒外SY7_もやもや病の外科治療に残された課題

要旨:もやもや病に対する脳血行再建術は確立しつつある一方、術後早期・中長期における脳卒中イベント発生率やその予測因子は十分に分析されていない。周術期の投薬や検査の考えかたを含め議論する。また、術後に他の血管狭窄が進行する例もあり追加治療が問題となることがある。もやもや病に対する外科治療に残された課題について明らかにする。

25

卒外SY8_非破裂硬膜内椎骨動脈解離の治療方針

要旨:頭痛やめまいで発症し、硬膜内椎骨動脈に動脈解離が見つかった場合、その後の破裂や閉塞のリスクがあるが治療方針は確立していない経過観察した場合、非破裂のまま画像上の変化を来す症例については、どのタイミングで外科的介入をすべきか、自然歴や治療を踏まえた議論をしたい。

26

卒外SY9_標準的手術における術中トラブルの回避と対処

要旨:脳動脈瘤クリッピング術、CEA、バイパス術など、ごく一般的な脳血管病変の手術において、どのようにトラブルを未然回避するか、万一、実際に生じた場合にどのように対処するか、具体的な症例を元に議論したい。

27

卒外SY10_この症例に手術・血管内治療を勧める/勧めない?----エキスパートディスカッション
※抄録の書き方にご注意ください。詳細は下記参照※

要旨:治療方針に苦慮した脳血管障害症例を募集いたします。
抄録では、症例の経過、検査所見、議論すべき治療選択のポイントについて記載し、実際に行った治療は記載しないようにお願いいたします。応募抄録の中から3症例を選択し、応募者に症例を提示いただいた後、内科・開頭術・血管内治療のエキスパートとともに実際に行った治療を含めdiscussionしていただきます。

28

卒外SY11_過灌流を含む重複リスクを有するCEA、CAS

要旨:過灌流リスクに加えて不安定プラーク、腎機能障害、心疾患などの重複リスクがある患者にたいしてCEAとCASをどのように選択し、実施するか。これまでの知見とこれからのあり方について議論し、治療成績の向上を目指す。

会期前後
2月~4月
29

卒外WLS1_Flow diversionの適応拡大:実臨床からみた安全性と有効性

要旨:Flow diverter (FD)は10mm以上の内頚動脈近位部にのみ適応があったが、近年椎骨動脈および5-10mmの動脈瘤にも適応が広がった。従来行われていたクリッピング術、ステント併用コイル塞栓術といずれを選択する、適切な治療戦略を検討する。

30

卒外WLS2_急性発症した動脈硬化性頭蓋内動脈狭窄/閉塞症の治療戦略

要旨:急性発症した頭蓋内動脈閉塞および高度狭窄に対する初期治療について脳血管内治療、緊急バイパスの使い分けについて、問題点も含めて議論する。

31

卒外WLS3_高難度脳動脈瘤治療の最前線

要旨:Flow diverter (FD)の時代においても、後方循環、末梢の大・巨大部分血栓化脳動脈瘤では治療に難渋することが少なくない。本シンポジウムではFDが容易でない脳動脈瘤に的を絞り、直達術、血管内治療、あるいはHybrid治療のpros and consなどについて議論し、適切な治療を議論する。

32

卒外WLS4_最先端画像診断を駆使した脳卒中の外科・血管内治療

要旨:外科手術・血管内治療への応用という観点から、High resolution MRI/CT、Dual energy CT、4次元CT、cone-beam CT、IVR-CT、Computational fluid dynamics(CFD)、Computer assisted diagnosis(CAD)などの最先端画像診断を駆使した手術について議論する。

スパズム 会期中
(3月17~19)
33

スパズムSY3_SAH後のスパズムは減ったのか?

要旨:近年のSAH後のspasmは薬剤の発達などによりその発生自体も抑制されてきたという声も上がっているが一部ではまだ治療抵抗性のものも経験する。現実にその発生、治療法は向上していると言えるのかそれぞれの施設のデーターを10年前を基準にして比較検討する。何が変わって何が変わっていないのか、SAH治療の現在の問題点を明らかにする。

34

スパズムSY4_血腫を伴わない重症SAHの治療

要旨:重症SAH (WFNS Grade 4/5)の予後を改善するために行なっている各施設の取り組み、新たな治療法の開発について討論を行う。

35

スパズムSY5_血腫を伴うSAHの治療戦略

要旨:血腫を伴うSAHでは血管内治療のみでは対処できないことが多い。こういった症例に対する治療戦略について討論する。

会期前後
2月~4月
36

スパズムWL1_SAH患者の予後とリハビリの問題点

要旨:近年の治療方法の向上に伴い良好な転帰をたどる症例も増加しつつある。しかしながら完全に社会復帰を果たすには高次機能障害など様々な問題が存在している。SAH患者の脳機能のついてリハビリテーション/高次機能などの観点からその問題点を洗い出し、急性期の治療/リハビリテーションのあり方について討論する。

37

スパズムWL2_Clipping手術治療のSpasm対策

要旨:SAHの治療法の選択の基準の一つとしてSpasmの発生が挙げられ、clippingはSpasmの発生に対してはいささか不利であると考えられている。しかしながらclippingは継承必須な手術でありcoilingと同等以上の成績を得るべく改良工夫をしてゆかねばならない。どちらも選択肢しうる前方循環の破裂脳動脈瘤 Clipping治療時におけるspasm対策(clippinng後の血管内治療の介入の有無は問わない)について各施設の工夫、成績について検討し最良のclipping手技について討論する。Coil 1stの施設からの主張/意見も歓迎する。

※卒外SY10「この症例に手術・血管内治療を勧める/勧めない?----エキスパートディスカッション」抄録作成の注意事項
症例の経過、検査所見、議論すべき治療選択のポイントについて記載し、実際に行った治療は記載しないようにお願いいたします。

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