一般社団法人日本ペインクリニック学会第56回学術集会

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会長挨拶

一般社団法人日本ペインクリニック学会第56回学術集会
会長 加藤 実
日本大学医学部 麻酔科学系 麻酔科学分野
日本大学医学部附属板橋病院 緩和ケア・痛みセンター

この度、一般社団法人日本ペインクリニック学会第56回学術集会大会長を担当させて頂きます日本大学医学部麻酔科の加藤 実です。学術集会を開催させて頂くに当たりご挨拶申し上げます。

日本の痛み治療の先駆的役割を担い、半世紀以上にわたり患者さんと共に苦痛緩和に取り組んできた本学会の活動並びに学術集会の歴史を振り返ると、大会長としての責任の重さを痛感しています。大会は2022年7月7日(木曜)から9日(土曜)の3日間にわたり、東京国際フォーラムを会場として従来型の開催を目指して準備を進めてきましたが、出口の見えない新型コロナウイルス蔓延の状況から、参加される皆様の安全と現地参加が難しい皆様が参加できるように、ハイブリッド形式開催に変更させて頂くことにしました。

ペインクリニックを通じた痛み治療の質の向上には、教育、臨床、研究のそれぞれの充実、そして他分野及び国民への啓発が必要と考えます。今回は特にこれらの充実に欠かせない教育に焦点を当て、本大会でまかれた種が大きく育つことを夢見て、テーマは、「学びあい、痛み教育は笑顔の架け橋」とさせて頂きました。痛みを持った患者さんを中心に据えて、各分野の縦の学びに加えて、異なる分野を繋げるための横の学びを目的に、基礎分野では神経科学者、薬理学者、宇宙医学研究者を、臨床分野ではペインクリニック医、麻酔科医、精神科医、整形外科医、脳神経内科医、小児科医、歯科医、心理士、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、チャイルドライフスペシャリスト、社会分野では弁護士、脚本家などの各分野でご活躍されている多職種の皆様を講師にお招きして特別講演、教育講演、シンポジウムを企画しました。

参加される皆様一人一人が、痛み治療と痛みを訴える患者対応の多様性に触れ、ペインクリニック真髄の伝承から更なる進展開に繋がる機会になればと考えています。更に、今後のペインクリニック医の進むべき方向性を模索するために会員の皆様が、シンポジウム、Pros Cons、一般演題発表での議論、ロビー、そしてオンラインでの意見交換を通じて、相互理解が深まる参加型の大会になって頂ければと思います。

多くの皆様のご参加と痛み治療の新展開に繋がる一般演題の沢山の申し込みを心よりお待ちしています。

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