第28回日本肝がん分子標的治療研究会

当番世話人挨拶

当番世話人:坂本直哉

第28回日本肝がん分子標的治療研究会
当番世話人 坂本 直哉
(北海道大学大学院医学研究院
消化器内科学教室 教授)

このたび2023年6月23日(金)・24日(土)の2日間の会期で、京王プラザホテル札幌において第28回日本肝がん分子標的治療研究会を開催する運びとなりました。

本研究会は、わが国の国民病の一つである肝がんに対して適切な分子標的治療を行うため、全国より肝がん診療の専門家が集結し、基礎的、臨床的な観点から最新の知見、効果・安全性・使用法の実際、有害事象対策などについて見識を深めることを目的としています。2009年5月に本邦初の肝がん分子標的薬としてソラフェニブが承認されたことに併せて、2010年1月に第1回目の本研究会が開催され、以後年2回開催されている先進的な研究会です。特に近年は毎年のように新規薬剤が登場し、本研究会で扱うテーマも多様化・複雑化したことから、前回の第27回(2023年1月開催)に引き続き2日間へ会期を拡大して開催いたします。

肝がんに対する薬物療法は、分子標的薬や血管新生阻害薬、免疫チェックポイント阻害薬など、既に7薬剤、6プロトコルが承認され、さらに新規薬剤の登場も控えておりまさに百花繚乱の時代になりました。現在これらの薬物療法の使い分けと最適化に加え、さまざまな非薬物治療との組み合わせ、最終的にdrug-free, cancer-freeを目指す治療戦略など、議論すべき課題が山積しています。今回の第28 回の研究会では、テーマを「肝がん薬物療法の新たな地平線」として、薬物療法の治療効果の新知見、効果、有害事象を含めた治療における問題点、さまざまな治療の組み合わせなど、今後の治療法のあり方などについて議論を深めたいと考えています。多くのみなさまにご参加いただき、活発な討論が行われることを期待しております。

主催事務局

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消化器内科学教室
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運営準備室

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