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第45回日本血栓止血学会学術集会

会期:2023年6月15日(木)〜17日(土) 会場:北九州国際会議場 会長:岡本好司(北九州市立八幡病院)

ご挨拶

会長 岡本好司
第45回日本血栓止血学会学術集会
会長 岡本 好司
北九州市立八幡病院
外科/ 消化器・肝臓病センター

この度、令和5年(2023年)6月15日(木曜)〜17日(土曜)、第45回日本血栓止血学会学術集会を北九州市にて開催させていただきます北九州市立八幡病院の岡本好司と申します。北九州市で開催されるのは、第32回学術集会を産業医科大学小児科の白幡 聡先生が平成21年(2009年)6月に開催されて以来、14年ぶり2回目となります。昭和53年に第1回本学会が開催され、今回で45回目となります。学術集会長を務めてこられた血栓止血学の多くのレジェンドの先生が築き上げて来られた歴史と伝統のある本会を主催させていただくことは大変光栄に存じますと同時に責任の重大さに身の引き締まる思いです。このような機会を頂きました学会役員・学会代議員ならびに会員の皆様に心より感謝申し上げます。

さて、2020年1月から突如全世界を混乱に陥れたCOVID-19パンデミックは2年半以上を経てもなお沈静化するに至っておりません。一方で、世界は経済活動を含めた生活の方向性をwith コロナで持ち直そうと頑張っています。血栓止血学領域においても、COVID-19関連血栓症やワクチン接種後の副反応としての血栓症に注目が集まり、このような時にこそ分野横断的に学術活動を継続発展させていかねばならないと考えています。そこで、本会のテーマを『臨床現場と基礎医学を繋ぐ』にさせていただきました。私自身、産業医科大学第一外科にて消化器外科、特に肝胆膵外科を専門として、多くの手術に携わり、集中治療を含めた周術期管理を行ってきました。これらの経験をもとに播種性血管内凝固症候群(DIC)の基礎的実験も行い、臨床にフィードバックしてきた経験があります。多くの素晴らしい基礎的研究成果が臨床に生かされる場面が私どもの理想です。

2023年6月での開催は、現地での通常開催を目指しております。初夏の北九州を訪れて頂き、小倉城や巌流島、関門海峡などを楽しんでいただければ幸いです。皆様が参加して良かったと思っていただけるよう、学会を開催していく所存です。何卒、宜しくお願い申し上げます。

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