第55回日本脊椎脊髄病学会学術集会

テーマ:脊道を究める 会期:2026年4月16日(木)〜18日(土) 会長:永島英樹(鳥取大学医学部 感覚運動医学講座 整形外科学分野 教授)会場:福岡国際会議場、マリンメッセ福岡B館 

会長挨拶

会長:永島英樹

第55回日本脊椎脊髄病学会学術集会
会長 永島 英樹
鳥取大学医学部 感覚運動医学講座 整形外科学分野 教授

第55回日本脊椎脊髄病学会学術集会を、2026年4月16日(木)から18日(土)までの3日間、福岡市の福岡国際会議場およびマリンメッセ福岡B館にて開催いたします。今回の学術集会のテーマは「脊道を究める」といたしました。日本の脊椎外科医は、保存療法から手術療法に至るまで幅広い治療を自ら実践し、まさに“道”を極めるような姿勢で日々の診療・研究に取り組んでいます。その在り方は、精神性を重んじる武道にも通じるものであり、診療・教育・研究のすべてにおいて、ぶれない理念と実直な探究心が求められます。こうした日本独自の脊椎診療のあり方を「脊道」と表現し、会員の皆様とともにその道を深く究めていきたいという願いを、このテーマに込めました。

日本脊椎脊髄病学会は、脊椎外科研究会として1974年に設立されて以来、脊椎脊髄疾患に関する基礎研究、臨床研究、教育の発展に貢献し続けており、現在では4,000名近い会員を擁する国内有数の学術団体です。本学術集会では、学術的価値と時代性の両立をめざし、多彩なプログラムを用意しています。特別講演ではAIロボット技術と医療の融合に関する最新の話題を、また教育研修講演ではスマートホスピタルの今後について学べる機会を設けております。文化講演も準備する予定です。さらに、脊椎脊髄病学に関する主題、シンポジウム、一般講演、ポスター発表、スポンサードセミナーも数多く企画し、すべての参加者が自己研鑽と交流を深められる場としたいと考えています。また、企業展示会場では、スタンプラリーを実施し、抽選で当選された方には1万円相当の品(ノドグロを予定)をお送りする予定です。楽しみながら最先端の医療機器や製品に触れていただける機会になれば幸いです。

会場の福岡は、九州最大の都市でありながら、歴史・自然・都市文化が美しく調和した地域です。太宰府天満宮や博多祇園山笠で知られる博多の歴史情緒、志賀島や能古島といった自然の景観、櫛田神社や福岡城跡といった名所が数多く点在し、訪れる人を飽きさせません。また、グルメの宝庫としても名高く、玄界灘で獲れた新鮮な魚介類やとんこつラーメン、明太子、水炊き、もつ鍋、ごまさばなど、地元ならではの味覚が楽しめます。夜は中洲の屋台街を訪れ、地元の人々と語らいながら一杯傾けるのも、福岡ならではの楽しみです。福岡空港から中心街まで地下鉄でわずか10分というアクセスの良さも大きな魅力であり、全国・海外からの参加者にも便利なロケーションとなっております。ぜひこの機会に、学術的刺激とともに、福岡の風土や味覚、文化に触れて頂ければ幸いに存じます。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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