第38回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術集会(JSNET2022)

会長挨拶

第38回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術集会(JSNET2022)を2022年11月10日(木)~12日(土)の3日間にわたり、大阪国際会議場で開催させていただきます。今年は本学術集会の前身である第1回血管内手術法研究会(1982年12月10日)が開催されてからちょうど40年目にあたる節目の年になりますが、大阪での開催は今回が初めてになります。歴史ある本学術集会を大阪の地で主催させていただくことを大変光栄に存じております。この場をお借りして、ご指導いただきました先輩方ならびに全国の会員の皆様に深く御礼申し上げます。

本学術集会のテーマは「一歩前へ Spark your imagination, Spread your ingenuity」といたしました。脳神経領域における血管内治療は近年目覚ましく進歩し、特に脳血管疾患の治療においてはその本流を担うようになってきました。そして治療方法としての重要性が増すにしたがって、私たちの注目は大規模研究の結果や新規デバイス・テクノロジーに集中してきました。しかし、脳血管内治療の進歩は先人の独創的なアイデアと日々の臨床および研究の積み重ねによって得られたものです。本学術集会では大規模研究や新規デバイス・テクノロジーだけでなく、会員の皆様のアイデアと日々の臨床・研究の成果を持ち寄り広く発表していただき、脳血管内治療をさらに一歩前へ進める3日間にしたいと考えております。

新型コロナウイルス感染症はこの2年間あまりの短期間で私たちの生活を一変させ、学術集会のあり方にも大きな影響を及ぼしました。多くの学術集会がWeb開催もしくはハイブリッド開催となり、聴衆の前での発表や面と向かっての議論を行う機会は激減しました。この新しい学術集会のスタイルは利便性等、優れた点も多くあると思います。しかし、多くの発表が一方通行になり議論が尽くせないことは否めず、熱のこもった討論を持ち味としてきたJSNET学術集会には物足りないと感じます。また、学術集会の最大の目的は学術発表と討論にありますが、会員同士の情報交換や懇親も学術集会の重要な目的の一つです。本学術集会も開催形式は現地とWeb配信のハイブリッド開催を予定しておりますが、社会情勢が許す限り、現地での発表・討論ならびに情報交換・懇親の場を設けたいと考えております。

本学術集会が会員の皆様にとって実り多きものになれば望外の喜びです。秋の大阪で皆様をお迎えできるよう準備してまいりますので多数のご参加をお願い申し上げます。

第38回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術集会
会長 藤中 俊之
(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター 脳神経外科)

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