第23回日本臨床救急医学会総会・学術集会

会長挨拶

会長:田中秀治

第23回日本臨床救急医学会総会・学術集会
大会長 田中秀治
(国士舘大学大学院救急システム研究科 教授)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と今も闘病中の患者さまに心よりお見舞いを申し上げるとともに、今この瞬間にも対応にあたっている世界中のすべての医療関係者の献身と努力に心より敬意を表します。

さて第23回日本臨床救急医学会総会・学術集会開催まであと1か月となりました。しかし緊急事態宣言解除後も各地でクラスターの発生や2度目の感染拡大傾向は続いており、今後も予断は許しません。このような状況に鑑み、会場参加の都合のつかない方、東京への移動ができない会員も数多くいらっしゃることに配慮し、本学会はWebを主とした開催方式(ZoomおよびWeb開催の併用やライブ配信)にて開催いたします。

当初6月に予定されていました会期は、新型コロナウイルス感染者数の増加、緊急事態宣言により令和2年8月27日(木)・28日(金)に延期し開催することにいたしました。主題は病院前における多職種連携とさせていただき、本学会を構成する多くの医療従事者のみならず、病院前において活躍されている方々に焦点を当てさせていただきました。

会員のみなさまからご応募いただいた一般演題は500題にも上り、この中から計491題を厳選させていただきました。しかし感染防止の観点から、残念ながら一般演題は、ご希望される方のみWebでの発表とし、それ以外は日本臨床救急医学会誌の紙面上での発表とさせていただくことになりました。ご応募いただいたみなさまにはこの場を借りて御礼申し上げます。

これと別に300題近い主要演題やシンポジウム・パネルディスカッション・ワークショップ・教育講演を準備いたしました。2020オリンピック・パラリンピックのトピック、救急救命士の職域拡大の話題、熱中症などの問題など盛りだくさんとなっております。さらに新型コロナウイルス感染症に関して、みなさまが興味のある、大型客船での対応、都県における新型コロナウイルスの戦略などの緊急シンポジウムやワクチン開発の最先端の内容を新たに加えました。

教育講演では著名な海外演者を招待し日本語訳をつけて講演いただきます。ぜひ楽しみにしてください。

これらの話題豊富な演題を全国どこからでも、繰り返してアクセスできるWeb開催方式(ZoomおよびWeb開催の併用やライブ配信)を採用いたしました。主要演題は一部ライブ配信、ストリーミング実況配信、開催後も1か月程度アーカイブとしてのコンテンツのオンデマンド配信を大会登録参加者に限定して考えております。詳細につきましては後日あらためまして大会ホームページにおいてご報告をいたします。

私たちは新型コロナウイルス感染症拡大のなかでも、学会は「アカデミアとしての学問と経験について意見交換できる場」でありつづけたいと思っています。運営上至らないことや、ご不便をおかけすることも多々あるとは思いますが、事務局一同最善の努力をもって準備してまいります。

この難局を日本臨床救急医学会評議員・会員のみなさまの力をお借りして乗り越えたいと思います。

本学会に引き続きご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

令和2年7月末日

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