modified ソクラテス法による特別教育セミナー
特別教育セミナー１
若手医師とModified Socratic Methodで共に学ぼう！
膵臓外科の歴史と最新の知見
3月21日（木）8:10～10:10
第1会場 北九州国際会議場 メインホール
| 企画： |
高田 忠敬 |
（日本腹部救急医学会名誉創立者・名誉理事長、帝京大学名誉教授） |
|
森 泰寿 |
（産業医科大学第1外科） |
今回、岡本好司会長の基に日本腹部救急医学会創立60回記念学会が北九州で開催されます。北九州では小倉記念病院で本庄一夫先生（後、京都大学外科教授）が1949年世界で初めての系統的肝右葉切除、日本で初めて膵全摘を行なったのと2001年第36回学会を開催された産業医科大学第1外科伊藤英明教授に思いが進みました。これまで達成できなかった本学会の創立の精神を顧みて「若手医師達にチャンスをと考え」企画しました。
「膵臓外科手術の歴史展開と意義」:「膵全摘、膵頭十二指腸切除術(PPPD, PRPD, SSPPD も) や術後胆管炎」、「血管合併切除術、リンパ節廓清手術」、「Lap/ロボット支援膵切除術（低侵襲性膵切除）、Navigation、Conversion Surgery」、「術後膵・消化管機能や胆道・消化管の運動機能、膵切後脂肪肝」、「膵区域手術、Kimura 手術とWarshaw 手術、慢性膵炎・膵石症手術」,「Pancreatic Fistula と膵消化管吻合術」」に加え、かつて用いられてきた「拡大手術や縮小手術の名称の変換」も加えました。「医学は先覚者達の苦労に加え術式の意義の検証なども始まり、医療機器や医薬の進歩があり、次々と進み今日に至っています」のを、この機会に纏めてみることを考えました。そこで、Modified Socratic Method で共に学び、共に育つとの精神で企画し、聴講生達と共に“学び”をしたいと願っています。 （高田忠敬）
Introduction：Modified Socratic Method（MSM）による教育セミナーとは、
「テーマ：膵臓外科の歴史と最新の知見」
| 1： |
膵全摘、膵頭十二指腸切除（PPPD, PRPD, SSPPDも）の術式、術後胆管炎、血管合併手術、リンパ節廓清手術
| 司会： |
梅澤 早織 |
（聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科） |
| 講師： |
吉田 枝里 |
（弘前大学医学部消化器外科） |
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| 2： |
膵の区域、膵頭部・体部（中央）・尾側切除と脾温存手術（Kimura 手術とWarshaw手術）、鉤状突起切除、腫瘍局在検査と手術、慢性膵炎・膵石症の外科手術
| 司会： |
中村 優圭 |
（日本医科大学武蔵小杉病院消化器外科） |
| 講師： |
吉留しずか |
（鹿児島県立大島病院 外科） |
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| 3： |
Pancreatic Leak(Fistula)、膵消化管吻合と縫合の実際
| 司会： |
今村 一歩 |
（長崎大学大学院 移植・消化器外科） |
| 講師： |
登 千穂子 |
（近畿大学医学部 外科 肝胆膵部門） |
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| 4： |
術後（内・外分泌から見た）膵機能、胆道・消化管運動機能、DGE、膵切後脂肪肝
| 司会： |
田中マリ子 |
（東京女子医科大学消化器内科） |
| 講師： |
南 裕人 |
（東京医科大学 臨床医学系消化器内科学分野） |
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| 5： |
Lap/Robot 支援膵切除術（低侵襲性膵切除）、Navigation、Conversion Surgery
| 司会： |
江川 紀幸 |
（佐賀県医療センター好生館肝胆膵外科） |
| 講師： |
築山 佳奈 |
（帝京大学肝胆膵外科） |
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| 総括： |
吉田 雅博（日本腹部救急医学会理事長、国際医療福祉大学市川病院外科教授） |
特別教育セミナー２
― 論文作成・投稿規定と転載届けの必要性と実践を
勉強しましょう―
3月21日（木）15:20～17:00
第1会場 北九州国際会議場 メインホール
| 企 画： |
高田 忠敬 |
（日本腹部救急医学会名誉創立者・名誉理事長、帝京大学名誉教授） |
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吉田 雅博 |
（日本腹部救急医学会理事長、国際医療福祉大学市川病院外科教授） |
医師にとり「医学の探求」は、医療の実践と共に重要な使命であり論文作成・投稿の機会も少なくない。しかし、投稿規定を守らないことや転載届なしの複製や改変が社会的に大きな問題となっている。MSM による教育セミナーは、エビデンスに基づいて分かりやすく説明することが基本で、講師と聴講生達が共に学んだ結果として認識を共有することを目的としている。企画者が期待しているのは、聴講生達が、予めこれらのテーマのどこを知りたいかを認識して臨むことである。「何を知りたいか？」、「どうしてか？」の感覚での参加を期待している。実践では、QR コードを用いて、各テーマ毎に聴講生達の認知度を調査し、終了時にも再度調査するので、皆さまの認知度がこのセミナーで高まるのを期待している。
Introduction：本企画の目標
| 吉田 雅博 |
（日本腹部救急医学会理事長、国際医療福祉大学市川病院外科教授） |
テーマ①：論文作成・投稿規定
| 1： |
| 司会： |
吉堀口 明彦 |
（藤田医科大学ばんたね病院院長、消化器外科教授） |
| 講師： |
鍋谷 圭宏 |
（千葉県がんセンター副院長、外科部長） |
セミナーの項目
1）論文のイロハ（投稿までの準備）
2）オーサーシップ
3）査読のポイント |
| 2： |
| 司会： |
吉富 秀幸 |
（獨協医科大学埼玉医療センター外科肝胆膵外科教授） |
| 講師： |
海野 倫明 |
（東北大学消化器外科学分野教授） |
セミナーの項目
4）Double Publication とSecondary Publication
5）サラミ出版
6）Retraction（上記に値するペナルティー） |
テーマ②：転載届けの必要性と実践
| 司会： |
佐野 圭二 |
（帝京大学肝胆膵外科教授） |
| 講師： |
伊佐地秀司 |
（三重大学名誉教授、松阪市民病院外科） |
セミナーの項目：
1：転載届けの必要性と実践
| 総 括： |
竹山 宜典 |
（近畿大学名誉教授、大阪暁明館病院） |
