2025国際医用画像総合展(ITEM2025)の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。
今回のJRC2025のテーマは「Radiology for Everyone」です。1895年の発見後、X線に関する知見は極めて短期間のうちに日本へもたらされ医用X線の取り組みが始まり、今日まで医用画像の発展は人々の健やかな生活に貢献し続けて来ました。
今後わが国の医療を取り巻く環境にはかつてない変化が訪れます。今年、団塊の世代が全て後期高齢者に加わりました。人口動態は高齢者の急増から現役世代の急減へと局面が移り、2040年頃に向けて医療・介護の複合ニーズを抱える層の増加、人材確保の制約、地域差の拡大が想定されます。
画像医療システム産業界は、変化するニーズに合ったソリューションを提供し続けるためにイノベーションを興し、JRCの皆様と力をあわせ、患者さんはもとより放射線学・放射線診療に関わる全てのステークホルダーへより大きな価値を届けることに貢献してまいります。
ITEM2025では、昨年をさらに上回る出展社数・出展面積で「リアル展示の魅力を加速」をコンセプトに出展価値の最大化に取り組みますので、ご来場の皆様におかれましては是非ご期待ください。
ITEM2025の開催により、出展企業の製品情報を素早く的確にご提供し、医療の発展の一助となることを祈念しております。