JRC2022 Be a Game Changer in Medicine with Radiology

第84回日本医学放射線学会総会

会長:高瀬圭

第84回日本医学放射線学会総会
会長 高瀬 圭

President of 84th JRS
Kei Takase

第84回日本医学放射線学会総会は、2025年4月10日(木)~13日(日)の4日間、パシフィコ横浜にて、第81回日本放射線技術学会総会学術大会、第129回日本医学物理学会学術大会および国際医用画像総合展(ITEM 2025)との合同でJRC2025として開催させていただきます。

2025年の開催テーマは、“Radiology for Everyone” です。私たちは、放射線医学を日常臨床に生かしながら、そのさらなる進歩や革新・新規医療技術開発のための研究を行っていますが、その学術的発展の目標は「科学技術で人を幸せにする」ことです。高齢者も若年者も、都市部の人も地方に住む人も、疾患治療の目的のみでなく超早期発見や予防による健康で幸せな生活のために、放射線医学の幅広い活用による恩恵を受けていただきたいと考えます。プログラムも参加していただく皆様に広くお楽しみいただける構成にいたしました。

今大会では、一般演題がより一層魅力的なプログラムになることを目指し、Best Abstract Awards、Young Investigator Awards、医学生症例報告優秀賞を新設いたしました。多くの演題登録をいただきありがとうございました。Award sessionの一部はマリンロビーにてご発表いただく予定です。

多領域が集まる総会ならではの企画として「対決!定位放射線VS局所IVR治療」のディベートセッションや、海外演者と「2040年の未来の放射線医学」を語るセッション等々も企画しました。今大会の見どころについては、別ページの「JRS2025見どころ」にも記載しましたので、ぜひご覧ください。

合同開会式では空手演武と海上自衛隊東京音楽隊の演奏をいただけることになりました。平和を望むには災害や不測の事態に備えることが不可欠なように、健康の実現のために放射線医学を通じて疾病に備えている我々の使命を改めて認識したいと思います。「ニュートリノ振動の発見」をされた梶田隆章先生の合同特別講演および福聚山慈眼寺大阿闍梨のお話により物理学的な宇宙や心の中の宇宙に思いを馳せながら、全体を通じて世界の中で圧倒的に長い歴史を持つ我が国の美しい国土、文化、伝統を感じていただければありがたいです。日本の研究力低下が話題となる中で、我々の得意なチームプレイの重要性や日本の研究の底力を示して参加者が元気になり、医学研究への意欲を高めるような開会にいたします。開会式は合同特別講演も含めて一般の方も無料ですので、ご家族の方ともご一緒に、ぜひご参加ください。

全国の先生方の多大なご協力とご指導の下に、JSRT、JSMP、JIRAの皆様と共に本大会を開催させていただきます。できるだけ横浜までお越しいただき、現地で顔を合わせての学術交流や情報収集、研究発表を通じて学会をお楽しみいただければ幸いです。

The 84th Annual Meeting of the Japan Radiological Society
The 81st Annual Meeting of the Japanese Society of Radiological Technology
The 129th Scientific Meeting of the Japan Society of Medical Physics
The International Technical Exhibition of Medical Imaging 2025

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