第122回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会 会期中の令和3年5月15日、国立京都国際会館におきまして、全国の耳鼻咽喉科・頭頸部外科若手医師を対象とし、手術実技研修を開催します。

本研修では人工内耳手術と経口的鏡視下咽喉頭手術（Endoscopic Laryngo-Pharyngeal Surgery:ELPS）を取り上げ、経験豊富なインストラクターの指導を受けながら、それぞれ1時間で精巧な模型やシミュレーターを用いて確実で安全な手術手技の習得を目指します。

人工内耳のコースでは、ドイツPhacon社製の側頭骨模型に乳突削開、後鼓室開放、蝸牛開窓を行い、メドエル社およびコクレア社の人工内耳ダミー電極挿入の実技研修を行います。
またELPSのコースでは、挿管練習用の模型を用い彎曲型咽喉頭鏡での咽喉頭展開手技を確認するともに、シミュレーターを用いて限られた空間での手術器具操作の実技研修を行います。

参加には、第122回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会への事前参加登録を行った上で、下記より本手術実技研修へ事前に申し込んで下さい。手術実技研修コースの参加は無料です。下記の時間帯に、1人1回1コースのみ参加が可能です。定員が埋まり次第、募集を終了いたします。

実施概要

日時：2021年5月15日（土）9:00〜10:00または14:00〜15:00

インストラクター

人工内耳：
平海晴一（岩手医科大学）、山本典生（京都大学）、岡野高之（京都大学）、十名洋介（京都大学）、山崎博司（神戸市立医療センター中央市民病院）、山原康平（赤穂市民病院）

ELPS：
富岡利文（がん研究センター東病院）、森照茂（香川大学）、岸本曜（京都大学）、本多啓吾（京都大学）、藤村真太郎（京都大学）