第28回日本慢性期医療学会

日程・プログラム

記念講演・シンポジウム・共催セミナー抄録

一般演題抄録

第28回日本慢性期医療学会 記念講演・シンポジウム企画

開会式

12月2日(水) 9:30~10:00

シンポジウム1

12月2日(水) 10:00-12:30(150分)

ディベート 2040年、日本の医療はどうなるか?
それぞれの立場で、日本の未来を語る

座長 松田晋哉 (産業医科大学医学部公衆衛生学 教授)
池端幸彦 (日本慢性期医療協会 副会長)
シンポジスト 福島靖正 (厚生労働省 医務技監)
武久洋三 (日本慢性期医療協会 会長)
江澤和彦 (日本医師会 常任理事)
小熊豊 (全国自治体病院協議会 会長)
猪口雄二 (全日本病院協会 会長)
斉藤正身 (日本リハビリテーション病院・施設協会 会長)
仲井培雄 (地域包括ケア病棟協会 会長)

2040年に高齢者の人口の伸びは落ち着き、働く人口は減少するなかで、それぞれの団体の考えをお示しいただき、それぞれの立場での未来予想図について熱く語り討論していただきたい。本学会の参加者が2040年に向けてのビジョンを持てるような、シンポジウムにしたい。

共催セミナー1 テルモ株式会社

12月2日(水) 12:50-13:40(50分)

食べるための半固形化栄養材による胃瘻栄養法の活用
「経口摂取可能な患者を寝たきりにしていませんか?」

座長 進藤晃 (医療法人財団利定会 大久野病院 理事長)
演者 合田文則 (医療法人社団和風会 千里リハビリテーション病院 副院長)

※アーカイブ配信なし

記念講演

12月2日(水) 13:50-15:20(90分)

「夢は叶う」―2040地球環境はどうなるか、持続可能な社会を考える

講師 岩元美智彦 (日本環境設計株式会社 取締役会長)
座長 田中志子 (第28回日本慢性期医療学会 学会長)

シンポジウム2

12月2日(水) 15:30-17:00(90分)

2040 外国人労働者の働き方の行方

座長 富家隆樹 (富家病院 理事長)
シンポジスト 川端裕之 (厚生労働省社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室 
室長)
沈 樹敏 (富家病院 看護副主任)
LE THI BICH HOP
(レ ティ ビック ホップ)
(ハードン医療短期大学)
渡辺 智 (IMSグループ本部事務局 副理事長)

街を歩いていても、テレビを観ていてもわかるように在日外国人の数は年々増加し、外国人労働者もすべての産業で増加の一途をたどる。日本全体が人材不足を解消しようと外国人労働者に解を求めようと動いており、2019年の外国人労働者数は166万人、医療・福祉分野で働く外国人は約26,000人でこの数は年々増加している。20年後にはどの分野でも、どの職種でも、どの役職でも外国人が活躍することは移民先進国の欧米諸国をみても明らかである。
介護の分野でも2017年11月に「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律」が施行され、外国人技能実習生の対象職種に介護職種が追加された。それ以降介護分野への外国人の受け入れが進んでいる。関係省庁・機関の間で長い時間をかけて受け入れ態勢を整えながら、日本における介護に関する技能、知識をいかに外国人と共有できるか常に各方面で検討し続けている。そして2018年には「特定技能」の制度が、人材不足の解消を掲げて公布された。特定技能は、2019年4月より5年間で最大345,150人の受け入れが見込まれ、介護分野においては6万人の外国人を受け入れる見込みとされている。
外国人労働者は、5年・10年と同じ街で暮らす隣人となる。移民でもないし、単なる出稼ぎ労働者でもない。昇給をし、管理者になるものもでるだろう。もちろん結婚をして子を産み家族と日本で暮らす選択肢も選べる。
そんな20年後の未来を先駆者であるシンポジスト達と想像してみたい。

シンポジウム3

12月2日(水) 17:10-18:40(90分)

2040 AI・ICTの実用化はどこまで推進されるのか?

座長 進藤晃 (大久野病院 理事長)
シンポジスト 井上祥 (メディカルノート株式会社 代表取締役)
石川翔吾 (静岡大学情報学部情報科学科 助教)
高橋泰 (国際医療福祉大学大学院 教授)

2040年に向け急スピードで進むAI・ICTの活用がどの様に慢性期医療の現場を作り出しているのかについて、現状と未来をディスカッションしていただきたい。

シンポジウム4

12月3日(木) 9:00-11:30(150分)

ACPをどうとらえるか ~多職種の思いを聞く~

座長 中川翼 (日本慢性期医療協会 副会長)
田中志子 (内田病院 理事長)
シンポジスト 木澤義之 (神戸大学医学部附属病院 特命教授)
鈴木龍太 (日本介護医療院協会 会長)
桑田美代子 (青梅慶友病院 看護介護開発室長)
岩渕英子 (特別養護老人ホーム 大井苑 施設長・介護福祉士)
塚本晃平 (定山渓病院 地域連携室長・医療ソーシャルワーカー)

一昨年、昨年に引き続き「人生の最終段階における医療とケアの在り方について」の三年目のセッションである。改めて、多死社会を迎える今、ACPについて討論をしていただきたい。

共催セミナー2 株式会社大塚製薬工場

12月3日(木) 11:50-12:40(50分)

慢性期医療までの時間軸を考えて急性期医療を行う重要性
〜安全な静脈栄養から安心な急性期・慢性期医療を実現する〜

座長 武久洋三 (日本慢性期医療協会 会長)
演者 岸 宗佑 (医療法人社団明生会 イムス札幌消化器中央総合病院 消化器内科 VADセンター長/医療法人おもと会 大浜第一病院 CVポートセンター スーパーバイザー)

※アーカイブ配信なし

シンポジウム5

12月3日(木) 12:50-14:50(120分)

2040地域共生社会の中で認知症の人とどう生きるか

座長 熊谷頼佳 (京浜病院 院長)
シンポジスト 丹野智文 (認知症を持つ人ご本人代表)
前田隆行 (DAYS BLG! 代表)
小泉則子 (永生病院 認知症看護認定看護師)
黒木勝紀 (医療法人大誠会グループ 統括介護部長・認知症介護指導者)
山口晴保 (認知症介護研究・研修東京センター センター長・認知症専門医)

認知症施策推進大綱において、「共生と予防」が示された中で、2040年ではどこまで地域共生社会が進み、その中で認知症の方々は何を考え、どう生きていくのか、私たち医療・福祉の立場からどんな支援ができるのかについて、ディスカションをしていただきたい。

シンポジウム6

12月3日(木) 15:00-16:30(90分)

2040 リハビリテーションで日本を改革できているか?
~栄養のこと、排泄のこと~

座長 橋本康子 (日本慢性期医療協会副会長)
シンポジスト 若林秀隆 (東京女子医科大学病院リハビリテーション科 教授)
中村春基 (日本作業療法士協会 会長)
西尾俊治 (南高井病院 院長)

2020年診療報酬改定で慢性期のみならず、今後は栄養と排泄についてのリハビリテーションが重要ということが示された。その中で、リハビリテーションにおいては2040年に向けて栄養・排泄に関してどう進化してくのか、日本の医療を改革できるのかなどについてディスカッションをし、明るい未来を占えるようなシンポジウムにしていただきたい。

次期学会長挨拶

12月3日(木) 16:30~16:40

閉会式

12月3日(木) 16:40~17:00

スポンサースペシャルサンクスセミナーデー

12月4日(金) 11:00~15:50

共催セミナー3 コヴィディエンジャパン株式会社

11:00~11:50

特定行為研修修了看護師(特定看護師)の現状と未来
-在宅医療に特定看護師は必要か?-

演者 井川誠一郎 (医療法人康生会淀川平成病院 院長/平成医療福祉グループ診療本部長/日本慢性期医療協会常任理事)

※アーカイブ配信なし

共催セミナー4 ネスレ日本株式会社 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニー

13:00~13:50

慢性期医療に求められる排便ケア
~QOL向上と業務改善を目指して~

演者 排泄ケアの改善がもたらす業務改善効果
入川文 (株式会社メディヴァ コンサルティング事業部 シニアコンサルタント)
あなたの排便ケアは誰のためになっていますか?
畠山誠 (医療法人 札幌ハートセンター 札幌心臓血管クリニック)

共催セミナー5 株式会社クリニコ

14:00~14:50

慢性期医療における腸内フローラの重要性
―腸内細菌と発酵乳―

座長 熊谷賴佳 (医療法人社団京浜会 京浜病院 院長)
演者 丸山道生 (医療法人財団綠秀会 田無病院 院長)

共催セミナー6 株式会社ワイズマン

15:00~15:50

米国・クリニカルシミュレーション教育の現状

演者 竹川勝治 (医療法人社団 愛育会 理事長/社会福祉法人 愛郷会 理事長)

(11月20日時点)

page top