第27回日本脳低温療法・体温管理学会学術集会

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海外招請演者

招請講演1

Lance Becker,MD, FAHA

Lance Becker,MD, FAHA

(Professor, Institute of Bioelectronic Medicine, Feinstein Institutes for Medical Research)

Advanced Resuscitation from Cardiac Arrest:
Big Opportunities for Japanese Researchers to Help Save Lives!

招請講演2

W. Dalton Dietrich, PhD

W. Dalton Dietrich, PhD

(Scientific Director, The Miami Project to Cure Paralysis
Senior Associate Dean for Discovery Science
Co-Director, Institute for Neural Engineering
Professor of Neurological Surgery, Neurology, Biomedical Engineering and Cell Biology
University of Miami Miller School of Medicine)

Scientific Rationale of Targeted Temperature Management

招請講演3

Helen M. Bramlett, PhD

Helen M. Bramlett, PhD

(Professor
Department of Neurological Surgery
Director, Undergraduate Neuroscience Program
UMMSM Ombudsperson
University of Miami Miller School of Medicine)

Secondary brain injury due to Hyperthermia

シンポジウム

シンポジウム 1
心停止後症候群患者の転帰改善への挑戦

【企画趣旨】

我が国における心停止後症候群患者の社会復帰率は依然低く、心拍再開後の生命・機能転帰を意識した診療が求められている。どのような患者にどのような集中治療を行うのか、改めて論点を整理し議論したい。

錦見 満暁 (広島大学 救急集中治療医学)
「小児心肺停止後患者に対する重症度に応じた体温管理療法の効果の検討」
林田 敬 (ノースウェルヘルスシステム・ファインスタイン医学研究所)
「The New Frontier in Resuscitation」
井上 明彦 (兵庫県災害医療センター 救急部)
「成人心停止蘇生後患者の体温管理療法を改めて考える」
瀧口 徹 (日本医科大学 救急医学教室)
「院外心停止に対して体外循環式心肺蘇生法が行われた症例における原因疾患による転帰の比較:多施設後ろ向き観察研究」

シンポジウム 2
気候変動に伴う疾病への挑戦

【企画趣旨】

気候変動に伴い猛暑や寒冬が身体に与える影響もますます大きくなっている。熱中症や偶発性低体温症に伴う死者も依然多く存在し、高齢患者も多く含まれることから、より綿密な治療戦略が必要な時期に来ている。熱中症や偶発性低体温の早期認知と予防、冷却や加温の適応と方法、患者の社会復帰に向けた取り組み等、幅広い議論を求めたい。

神田 潤 (帝京大学医学部 救急医学講座)
「熱中症診療ガイドライン2024熱中症重症度分類Ⅳ度とqⅣ度の提唱」
文屋 尚史 (札幌医科大学医学部 救急医学講座)
「冬季に増加する入浴関連死亡 -温度変化が生体に与える影響について-」
高氏 修平 (北海道大学病院 救急科)
「偶発性低体温症の復温治療への挑戦」
岡田 遥平 (Duke-NUS Medical School, National University of Singapore/ 京都大学大学院医学研究科予防医療学分野)
「気候変動、気温上昇の健康への影響」

シンポジウム 3
体温管理療法の応用:さらなる転帰改善への挑戦

【企画趣旨】

体温管理療法は頭部外傷、てんかん重積、急性脳症、新生児低酸素性虚血性脳症等、今まで幅広く、様々なメソッドで中枢神経疾患への治療に応用されてきた。また一方で、そのエビデンスには整理が必要な時期にある。今まででわかっていることは何か、またナレッジギャップは何か、知識を共有し整理できる場を設けたい。

今西 利之 (埼玉県立小児医療センター)
「新生児低酸素性虚血性脳症における低体温療法適応拡大の息吹」
末廣 栄一 (国際医療福祉大学成田病院 脳神経外科)
「頭部外傷に対する体温管理の振り返りとその現状」
武田 吉正 (東邦大学医学部 麻酔科学講座)
「転帰改善に必要な技術とその実施時期」
櫻井 淳 (日本大学医学部 救急医学系救急集中治療医学分野)
「心停止中の肺冷却での脳温低下による脳保護」

シンポジウム 4
知識の共有で脳を「護(まも)る」:神経集中治療へのあくなき挑戦

【企画趣旨】

脳組織は脆弱な、そしてか弱い組織である。集中治療に携わる医療者の情熱が患者転帰を左右するのは無論、さらなる高みを目指して患者の転帰改善へ挑戦し続ける必要がある。
医師、基礎研究者、看護師、臨床工学技士、臨床検査技師、薬剤師、救急救命士・・・多くのメディカルスタッフの知識の共有が患者転帰改善のカギになる。各施設、各職種の取り組みをぜひ紹介していただきたい。

一二三   亨 (聖路加国際病院)
「医療従事者専用情報アプリ活用による共通知識の共有の試み」
篠崎 広一郎 (近畿大学)
「命を護るための心肺蘇生と脳保護」
今西 利之 (埼玉県立小児医療センター)
「小児・新生児の特殊性に基づいた低体温療法への取り組み」
鳩本 広樹 (福岡大学病院 臨床工学センター)
「当センターにおける体温管理療法の変遷 ~臨床工学技士としての関わり~」
関谷 裕美 (日本大学医学部附属板橋病院 救命救急センター看護部)
「体温管理療法の看護-現状と課題-」

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