第36回日本乳癌検診学会学術総会 The 60th Annual Congress of the Japan Society for Transplantation

会長挨拶

会長 高橋 將人
第36回日本乳癌検診学会学術総会
会長 高橋 將人
(北海道大学病院乳腺外科)

このたび、第36回日本乳癌検診学会学術総会を、2026年11月6日(金)、7日(土)の2日間、「札幌・グランドメルキュール札幌大通公園」にて開催させていただく運びとなりました。歴史ある本学会の会長を拝命し、身に余る光栄とともに、その責務の重さを痛感しております。

本学会は、乳癌検診の普及・質向上に寄与する重要な場として発展してまいりました。近年、乳癌罹患数の増加のみならず、マンモグラフィ読影、精密検査、遺伝医療、地域連携、さらには

AI を含む新技術の導入など、検診を取り巻く環境は大きな変革期を迎えています。こうした潮流を的確に捉え、現場で実践できる知識として共有することが、本学会の重要な使命と考えております。

本学会のテーマは、「北の大地で乳癌検診のこれからを話そう〜検診精度管理の実践とAI時代の新知見を〜」といたしました。北海道を象徴する「北の大地」を舞台に、参加者の皆様が垣根を越えて自由に意見を交わし、これからの乳癌検診のあり方を共に考える場としたいという思いを込めています。

乳癌検診の根幹である 精度管理は、地域格差の縮小や受診率向上を図るうえで欠かすことができません。一方で、AI 技術の急速な進歩は、読影支援やトリアージ、リスク層別化、画像管理など、検診の質をさらに高める可能性を秘めています。本学会では、精度管理の実践的取り組みと AI 時代の新たな知見をバランスよく取り上げ、臨床・行政・工学領域が連携して未来の検診を描く場としたいと考えております。

会場となるグランドメルキュール札幌大通公園は、アクセスが良好で、学会参加者にとって利便性の高い立地です。晩秋の札幌は、街路樹が美しく色づき、空気も澄んで過ごしやすい季節を迎えます。札幌の落ち着いた雰囲気の中で、学術的な議論を深めながら、参加いただく皆様に快適な時間を過ごしていただければ幸いです。

本学会が、乳癌検診に携わるすべての専門家が集い、経験・知識・課題を率直に共有し、次の時代の検診の姿をともに描く場となることを願っております。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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